カテゴリー: 店舗・飲食店

  • POSシステムを導入するメリット・デメリットとは?主な機能も紹介

    POSシステムを導入するメリット・デメリットとは?主な機能も紹介

    POSシステムを導入するメリット

    POSシステムの導入には、さまざまなメリットがあります。ここでは7つのメリットを紹介します。

    会計処理がスムーズになる

    従来のレジでは商品価格を手入力していたため、打ち間違いや計算ミスが起こりやすく、時間も多くかかっていました。POSシステムでは商品情報が自動的に登録されるため、これらのミスを大幅に削減できます。

    また、現金以外の支払い方法にも対応し、クレジットカードや電子マネーでの決済もスムーズに処理できます。多様な決済方法に対応することで、幅広い顧客層への対応が可能になり、売上増加も見込めるでしょう。

    人件費の削減につながる

    POSシステムを使えば手作業で行っていた会計処理が自動化されるため、レジ担当者の人数を減らすことができます。さらに、売上データの自動集計機能により、閉店後の集計作業や日報作成にかかる時間も大幅に短縮できます。

    また、POSシステムの中には、顧客の注文をテーブルで受けられるモバイルオーダーシステムや、セルフレジ機能を搭載したものもあります。注文受付や会計処理を顧客自身で行ってもらうことができ、従業員の負担を軽減し、より少ない人数での店舗運営が可能になります。

    打ち間違いやミスを減らせる

    手打ちレジでは商品名や金額の「打ち間違い」が問題になりやすく、クレームや顧客離れの原因となることがあります。POSシステムでは商品情報がレジに登録されているため、打ち間違いによるミスを大幅に削減できます。

    また、割引やクーポン適用、複数点購入時の割引計算なども自動で行われるため、複雑な計算ミスや適用忘れを防ぐことができるでしょう。さらに、在庫状況と連動している場合が多く、在庫切れによる販売ミスや二重登録による誤請求を防ぐことも可能です。

    売れ筋商品を正確に把握できる

    POSシステムは商品ごとに販売データを集計し、どの商品がどれだけ売れたのかを明確に示してくれます。売れ筋商品を正確に把握でき、トレンドを意識した品揃えの調整に役立ちます。感覚に頼ることなく、データ分析を通じて立地や利用者の属性に応じた戦略が立てやすくなります。

    また、店頭の品揃えや陳列棚ごとのラインナップ改善にも活用できるため、販売効率を向上させることができます。

    各店の売上情報をリアルタイムで確認できる

    POSシステムを導入すれば、複数店舗の情報を本部で一元管理でき、各店の売上情報をリアルタイムで確認できるようになります。従来のように、各店から売上日報をFAXやメールで送ってもらい、本社で集計する必要はありません。

    各店舗の在庫状況も本部から確認できるため、売上管理や在庫管理のコスト削減に役立ちます。例えば、ある店舗で売上が急増した場合、すぐにその原因を分析し、他の店舗でも同様の施策を展開することができます。逆に、売上が低迷している店舗があれば、迅速に状況を把握し、対策を講じることが可能です。

    顧客満足度の向上につながる

    POSシステムの導入は、顧客満足度の向上に繋がるさまざまな効果をもたらします。まず、会計処理のスピードアップです。会計は顧客が最も不満を抱く要素の一つです。

    スーパーマーケットへの2大不満
    出典:PR TIMES

    POSシステムはバーコードを読み取るだけで会計処理できるため、レジでの待ち時間を減らせます。

    また、データをもとに細やかなサービスを提供でき、店舗のファンやリピーターを増やすことができます。例えば、ポイントカードやDMの発行機能により、キャンペーン案内や誕生日割引クーポンの送信などで来店や購入を促進できます。

    店舗に合ったカスタマイズができる

    POSシステムは基本機能に加えてさまざまなオプションサービスを追加でき、店舗に合ったカスタマイズが可能です。例えば、飲食店であれば、テーブル管理やオーダーエントリーシステムと連携させることができます。美容室であれば予約管理機能を強化し、利便性の向上やダブルブッキングの予防を防ぐことも可能です。

    さらに、保守サービスを追加すれば、導入後も安心してシステムを利用できるでしょう。

    POSシステムを導入するデメリット

    POSシステムの導入にはデメリットもあります。ここでは3つのデメリットを紹介します。

    設置や運用にコストがかかる

    POSシステムを導入する際には、初期費用とランニングコストが発生します。主な費用は次のとおりです。

    コスト詳細
    初期費用POSレジ本体、レシートプリンター、バーコードリーダーなどの
    ハードウェア購入費用システム導入費用従業員への操作研修費用 など
    ランニングコストシステム利用料保守費用通信費用消耗品費用 など
    POSレジの費用

    費用はPOSシステムの規模や機能、導入する店舗数によって大きく異なります。導入前に、複数の業者から見積もりを取り、費用対効果を十分に検討することが重要です。導入時の費用だけでなく、運用中の費用も考慮して準備が必要になります。 

    安定したインターネット環境が必要になる

    多くのPOSシステムは、インターネットに接続して利用します。そのため、POSシステムを導入する際には、安定したインターネット環境が必須です。

    インターネット回線が不安定だとシステムの動作が遅くなったり、データの送受信に失敗したり、最悪の場合、システムが停止してしまうこともあります。POSレジ導入時には、通信量や通信速度が十分なインターネット環境の整備も同時に行うことが重要です。

    スタッフへの教育や研修が必要になる

    POSシステムは従来のレジと操作方法や機能が異なるため、スタッフがスムーズに使いこなせるよう導入前に十分な教育と研修を行う必要があります。具体的には、POSシステムの基本的な操作方法、レジ操作、売上登録、決済処理、返品処理などの研修が必要です。

    要件に合っていないPOSシステムを導入すると、機能の過不足が生じる可能性があります。POSシステムの機能や使用感は開発事業者によって異なるため、現場に合ったシステムを慎重に選ぶことが重要です。

    POSシステムの主な機能

    POSシステムにはさまざまな機能が搭載されています。ただ、「具体的にどのようなことができるのか」を知らない方も多いでしょう。

    ここではPOSシステムの主な機能を5つ紹介します。

    売上管理機能 – 小売店全体の売上を把握できる

    売上管理機能は店舗の売上を把握するのに役立ちます。各レジで発生した売上データは、POSシステムに自動的に集計され、本部で一元管理されます。そのため、時間帯別、日別、月別など、さまざまな期間で売上状況を細かく把握することが可能です。

    また、商品別、部門別、店舗別など、さまざまな切り口で売上データを分析することが可能です。例えば、どの商品が最も売れているのか、どの部門の売上が伸びているのか、どの店舗の業績が良いのかを、簡単に把握することができます。

    在庫管理機能 – 各店舗で売れた商品を把握できる

    POSシステムには在庫状況管理機能があります。商品が販売されるたびに、POSシステムは在庫データから自動的に販売数を引いていきます。そのため、常に最新の在庫状況を把握することが可能です。

    また、在庫状況は商品別、店舗別などに分けて確認することができ、どの商品がどの店舗でどれだけ売れているのかを容易に把握できます。在庫が少なくなった場合は、仕入れ数の調整に活用できます。在庫が余っている場合は、店舗間での在庫調整を行う判断材料としても役立つでしょう。

    勤怠管理機能 – 複数店舗の勤怠を一括管理できる

    POSシステムには勤怠管理機能を搭載し、人事データと連携することで、複数店舗の勤怠を一括管理できるものもあります。従業員はPOSシステムにICカードをかざしたり、IDとパスワードを入力したりすることで、簡単に出退勤を記録できます。

    データは自動的に集計され、労働時間や休憩時間、残業時間などを正確に計算することができます。また、給与計算ソフトと連携することで、給与計算業務を効率化することも可能です。人事システムのデータベースと連携すれば、個別の勤怠管理や人事給与システムとの関連付けを行い、人事業務の効率化が可能になります。

    売上分析機能 – 店舗ごとや企業全体の売上を分析する

    売上分析は、日々の売上を蓄積し、店舗ごとや企業全体の売上を分析する機能です。POSシステムは売上データだけでなく、顧客データ、商品データ、時間帯データなど、さまざまなデータを収集しています。これらのデータを組み合わせることで、多角的な分析ができます。

    例えば、店舗ごとの売上比較、時間帯別売上推移、商品別売上ランキング、顧客属性別の売上分析などを行うことができます。この機能により、日々の売上を把握するだけでなく、店舗や企業全体の売上を分析して経営戦略に活用できます。

    キャッシュレス決済対応機能 – さまざまな決済方法に対応できる

    POSシステムはクレジットカードやICカード型電子マネー、スマホ決済など、多様なキャッシュレス決済に対応する機能を持ちます。キャッシュレス決済システムと連動させることで、スマートフォンのバーコードを読み取る決済方法にもスムーズに対応できます。

    顧客は自分にとって都合の良い決済方法を選択することができるため、顧客満足度が向上するでしょう。特に、近年はキャッシュレス決済の需要が高まっています。株式会社SOKKINによれば、もはや現金は少数派です。

    年代別の現金派かキャッシュレス派の調査結果
    出典:PR TIMES|株式会社SOKKIN

    POSシステムによっては、海外で発行されたクレジットカードに対応していたり、新しい決済方法に随時対応できるものもあります。

    おすすめPOSシステムの5選

    POSシステムにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴が異なります。 大切なのは、自店舗の課題を解決できるPOSシステムを選ぶことです。

     ここではおすすめのPOSシステムをいくつか紹介します。 

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
    かんたん注文 問い合わせ0円~
    ※キャンペーン価格
    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
    ・海外3ブランド
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    問い合わせ問い合わせ
    CASHIER 0円~
    端末費用のみ
    ※端末レンタルあり
    スタンダード:0円
    プロフェッショナル:4,000円
    ※税抜
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    Android
    タブレット
    電話Square
    Spayd
    StarPay
    問合せ〇〇
    STORES レジ0円~フリー:0円
    ベーシック:4,950円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
    電話
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    Air レジ 0円 ※無料
    ※iPad 37,790円
    (別売)
    0円飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone
    (iOS)
    メール
    チャット
    Square
    Airペイ
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇×
    スマレジ 0円 ※無料スタンダード:0円
    プレミアム:4,400円
    プレミアムプラス:7,700円
    フードビジネス:11,000円
    リテールビジネス:13,200
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    スマレジペイメント
    ペイメント・マイスター
    おてがるPay、StarPay
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    NEC モバイルPOS 問い合わせ問い合わせ飲食店・カフェiPad(iOS)電話
    24時間365日
    メール
    stera terminal
    AirPAY
    Anywhere
    StarPay
    問い合わせ〇〇
    ユビレジ 0円 ※無料
    ※周辺機器別売り
    フリー:0円
    プレミアム:6,900円
    飲食店向け:8,400円
    小売向け:11,400円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    食べログPay
    StarPay など
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    USENレジ 0円 ※無料9,980円~/1台飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話USEN PAY
    USEN PAY QR
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    POSレジ導入費用比較表

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  • カフェにもレジは必須!おすすめの種類やメリット、役立つ機能を紹介

    カフェにもレジは必須!おすすめの種類やメリット、役立つ機能を紹介

    カフェのレジにこだわりたい理由

    カフェは内装やデザインはもちろん、レジの選定にもこだわってみましょう。レジによって業務効率が変わるのはもちろん、売上UPや集客力の向上につながる可能性もあります。

    ここではレジにこだわりたい理由を紹介します。

    レジによっては集客を左右する可能性がある

    レジによっては会計だけでなく、顧客の属性や購買履歴を分析し、商品ごとの売れ行きを可視化するなど、経営に役立つ多様な機能を備えています。

    特にカフェ経営においては、コンセプトやターゲットを明確にすることが重要です。高性能レジを活用すれば、感覚や経験に頼るのではなく、確実なデータに基づいた戦略を立てることができます。例えば、顧客の年齢層や性別、よく注文される商品などを分析することで、ターゲット層に合わせたメニュー開発やキャンペーン企画などが可能になります。

    個人の記憶や印象に左右されない客観的なデータを得ることは、より的確な経営判断に繋がり、お店の個性作りにも役立ちます。

    カフェのおしゃれな雰囲気に影響を与えかねない

    カフェ経営において、「おしゃれな雰囲気」は顧客を惹きつけるための重要な要素です。株式会社クロス・マーケティングの調査によると、「カフェを選ぶ際のポイント」1位が「店内の雰囲気」です。

    普段利用するカフェ・喫茶店を選ぶ時の重視点トップ10
    出典:株式会社クロス・マーケティング|カフェ・喫茶店の利用に関する調査(2021年)

    お店の雰囲気は内装やインテリアだけでなく、テーブルに飾る小物やカラトリーなど、細部にまで気を配ることが大切です。

    レジも雰囲気を左右する要素の一つといえるでしょう。例えば、大きくて無機質なレジは、せっかく作り上げたお店の雰囲気を壊してしまう可能性があります。

    カフェ経営におすすめのレジ

    レジとひとくくりにしても、その種類はさまざまです。ここではカフェ経営におすすめのレジを5つ紹介します。

    レジスター(ガチャレジ)・コストを掛けたくないカフェにおすすめ

    「レジスター(ガチャレジ)」は、昔ながらのレジとして知られています。現金の受け渡しと計算処理を主な目的とした、シンプルなレジです。商品データの登録や在庫管理、売上分析といった高度な機能は備わっていません。いわば、電卓と金庫が一体化したようなものです。

    近年では、POSレジやタブレットPOSなど、多機能なレジが主流となっていますが、レジスターは初期コストが安く、操作が簡単でメンテナンスも容易です。一方、手入力で金額を入力する必要があるため、 打ち間違いや不正が行われてしまうリスクも抱えています。また、売上データの自動集計や分析ができないため、経営管理の面ではPOSレジに劣ります。

    POSレジ – さまざまなデータを収集でき売上管理や販促企画の立案に役立つ

    カフェ経営において、POSレジはもはや欠かせないツールになりつつあります。POSレジとは販売時点での情報管理ができるシステムのことで、商品マスターの登録や在庫管理、売上管理など、高度な機能が備わっています。

    従来のレジスターとは異なり、バーコードスキャンによる自動入力で会計処理を行うため、入力ミスを防ぎ、効率的な会計作業を実現します。また、現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、多様な決済方法に対応している点も大きなメリットです。

    最大の強みは、販売データをリアルタイムで集計・分析できることです。商品ごとの売上推移、時間帯別の売上状況、顧客属性などを分析し、売上管理、在庫管理、顧客管理などを効率的に行うことができます。一方で、導入費用や運用費が負担となる場合があります。

    タブレットレジ – 店内のどこでも会計が可能

    カフェ経営において、近年注目を集めているレジの一つに「タブレットレジ」があります。タブレット端末にレジアプリをインストールすることで、レジ機能を実現するシステムです。飲食店ドットコムによると、2016年の時点でも16%の飲食店がタブレットレジを導入しています。

    利用しているレジの種類の調査結果
    出典:飲食店ドットコム

    従来のレジスターやPOSレジは、カウンターに固定されているものが一般的でした。しかし、タブレットレジは、Wi-Fi環境さえあれば、店内のどこでも持ち運んで使用することができます。タッチパネル操作により直感的で簡単に使用できる点も魅力です。短時間の操作研修で使いこなせるようになるため、人件費の削減にもつながります。

    しかし、タブレットレジはインターネット接続が必要不可欠です。そのため、Wi-Fi環境が不安定な場所やインターネットに接続できない場所では使用できません。また、タブレット端末の盗難や故障のリスクも考慮する必要があります。

    タブレットPOS – 持ち運びできるうえにさまざまな分析が可能

    「タブレットPOS」はタブレット端末の利便性とPOSシステムの高度な販売管理機能を兼ね備えたレジです。場所を選ばずに、店内のどこからでも対応が可能です。EPSONによれば、2016年から2019年にかけて、導入率は2倍近くに増えています。

    導入しているレジの種類
    出典:EPSON

    タブレットPOSはクラウドを通じて、在庫管理、売上管理、データ分析を行うことができます。また、顧客管理や従業員の勤怠管理にも対応しているため、バックオフィス業務の効率化や一元管理を実現します。

    導入コストが比較的低いため、中小規模のカフェや小売店での導入が進んでいます。従来のPOSレジに比べて、初期費用やランニングコストを抑えることができる点も魅力です。

    セルフレジ – 持ち運びできるうえにさまざまな分析が可能

    セルフレジはお客様自身で商品をスキャンし、会計まで行うことができるシステムで、「フルセルフレジ」と「セミセルフレジ」の2種類があります。フルセルフレジは、お客様自身で商品のスキャンから決済まで全てを行うのに対し、セミセルフレジは、店員が商品のスキャンを行い、お客様は決済のみを行うというものです。

    セルフレジ導入のメリットは、人件費の削減、精算業務の効率化などが挙げられます。お客様が自分でメニューの選択から精算まで行うため、従業員が注文を聞きにいく手間が省けます。

    一方で、セルフレジの導入により、顧客とのコミュニケーションが生まれにくくなるという側面もあるでしょう。従来のレジであれば、店員と顧客との間に自然な会話が発生し、顧客満足度向上に繋がることもありました。しかし、セルフレジではこのようなコミュニケーションの機会が減少してしまう可能性があります。

    カフェの経営にレジを導入するメリット

    カフェの経営において、レジの導入は必須といえるでしょう。特に導入が進んでいるのがPOSレジです。

    ここではPOSレジを中心に、カフェの経営にレジを導入するメリットを4つ紹介します。

    さまざまな業務を効率化できる

    カフェ経営において、レジはさまざまな業務の効率化に重要な役割を担っています。特に、POSレジは売上情報をリアルタイムで更新・管理できるため、効率的な店舗運営を実現できます。実際に、タブレットPOSの場合、「売上の分析が楽になった」という声が最も多いです。

    タブレットPOSを導入してよかった点の調査結果
    出典:EPSON

    例えば、レジで商品を販売するたびに売上データが自動的に記録され、日々の売上集計や月次レポートの作成が容易になります。また、在庫状況をリアルタイムで把握できるため、発注業務の効率化や欠品による機会損失の防止に繋がるでしょう。

    事前に商品を登録するため、手入力によるミスが減少します。レジ締め作業の時間短縮にも繋がり、従業員の負担を軽減しながら、業務の効率を向上させることができます。

    データをベースにして戦略を考えられる

    POSレジは商品の売れ行きをデータ化し、売れている商品や時間帯を一目で確認できます。データに基づいて時間帯に合わせたメニュー構成や価格設定を行うことができ、売上の増加につながるでしょう。また、在庫管理も容易になり、適切なタイミングでの発注や在庫調整を行うことができます。

    顧客の情報も蓄積されるため、顧客の好みや傾向を把握することが可能です。顧客一人ひとりに合わせたおすすめ商品を提案したり、ターゲットを絞ったキャンペーンを展開したりすることができるでしょう。

    過去の販売データを活用し、季節や天候による売上変動を予測し、より効果的な在庫調整やプロモーション活動を行うこともできます。例えば、過去のデータから、夏の暑い時期には冷たいドリンクの販売が増加する傾向が分かれば、事前に十分な量を仕入れることができます。

    法改正や税率の変更にも即座に対応する

    カフェ経営において、レジは法改正や税率の変更にも柔軟に対応できるツールでもあります。特にPOSレジは法改正や税率変更に伴うシステムのアップデートが迅速に行われるため、スムーズな対応が可能です。

    従来のレジでは、税率が変更される度に、レジの設定を手作業で変更する必要がありました。しかし、POSレジであれば、システムのアップデートによって自動的に税率が変更されるため、そのような作業は一切不要になります。

    また、POSレジの中には、法令に準拠した形で会計処理を行うための機能が搭載されているものもあります。例えば、軽減税率に対応した商品登録やインボイス制度に対応した請求書発行などが可能です。

    スタッフの労働負担を軽減できる

    カフェ経営において、レジはスタッフの労働負担を軽減する効果も期待できます。特に、POSレジはさまざまな作業の自動化や効率化が可能となり、スタッフの負担を大幅に減らすことができます。

    従来のレジでは、会計時に商品名や金額を手入力する必要がありました。しかし、POSレジではバーコードを読み取るだけで自動的に会計処理が行われます。入力ミスや計算ミスを減らすだけでなく、会計処理にかかる時間を短縮することができます。

    また、売上データや在庫データが自動的に集計されるため、日報作成や棚卸作業などの負担を軽減できます。従業員のシフト管理機能があるサービスもあり、スムーズなシフト調整が可能です。

    カフェの経営に役立つレジの機能

    レジによって、さまざまな機能が備わっています。カフェを開く場合、カフェの経営に役立つ機能があるかどうかに注目することが大切です。

    ここではカフェの経営に役立つレジの機能を紹介します。

    集計機能による売れ行きの動向や推移

    カフェ経営においてレジの集計機能は、売れ行きの動向や推移を把握するために重要です。集計機能を活用すれば、看板メニューやその販売数の推移を一目で確認できます。例えば、売れ筋商品を把握することで在庫管理を効率化したり、人気商品を軸としたキャンペーンを展開したりできます。

    また、季節ごとの売れ筋商品を把握し、注文数の変動を追跡することで、新しいメニューの開発や既存メニューの改善に役立てられます。このようにメニューの更新を適切に行うことで、カフェの魅力を維持し、新規顧客の獲得にもつながるでしょう。

    リピーターのカウント・分析

    カフェ経営において、リピーターの存在は非常に重要です。新規顧客の獲得には多くのコストがかかりますが、リピーターは安定した収益基盤となるからです。レジにリピーター客をカウントする機能があれば、来店客のうちリピーターの割合やリピートしやすい客層を明確に把握できます。

    例えば、リピーターに人気の商品を把握し、それを軸としたキャンペーンを展開したり、来店頻度が高い顧客には特別なクーポンを発行したりすることが可能です。また、誕生日にバースデーメールを送信するなど、顧客と良好な関係を築くこともできるでしょう。

    日々や時間帯ごとの来店者数分析

    カフェ経営において、来店者数の把握は売上管理や顧客動向の分析に欠かせない要素です。日々や時間帯ごとの来店者数と客層を分析することで、予想していたターゲット層と実際の顧客層との違いを明確に把握できます。例えば、当初想定していたターゲット層は20代の女性だったものの、実際には30〜40代の男性客が多いということが判明するかもしれません。

    実際の来店者が想定したターゲット層と大きく異なる場合、カフェのコンセプトや内装の見直しが必要になることが多いです。ターゲット層に合わせたメニュー開発やサービス提供を行い、顧客満足度を高め、リピーター獲得に繋げることが重要です。

    客数を計算しピークタイムを割り出す機能

    レジに客数を計算する機能を搭載することで、カフェのピークタイムを正確に把握できるようになります。例えば、1時間ごとの来店客数をグラフで表示することで、どの時間帯に来店客が集中しているのかを一目で把握できます。

    ピークタイムを把握することは、接客スタッフのシフトを効率的に管理するために重要です。ピークタイム以外の時間帯にはスタッフの配置を調整したり、空席が目立つ場合は集客のキャンペーンを検討したりするなど、効率的な人員配置や売上向上の施策を立てることができます。

    オーダーエントリーシステム(OES)

    オーダーエントリーシステム(OES)は、ホールスタッフがハンディターミナルに注文を入力し、キッチンへオーダー内容を直接送信できるシステムです。ハンディターミナルで注文を入力するだけでキッチンに情報が伝わるため、注文を受ける→伝票を書く→キッチンに伝票を持っていく、といった一連の動作を省略できます。

    さらに、オーダーエントリーシステムはメニュー名や注文数を正確に伝えられるため、調理ミスを減らすことができます。また、注文履歴をデータとして蓄積できるため、売上分析や顧客分析にも役立ちます。

    POSレジのオプション付きオーダー機能

    POSレジのオプション付きオーダー機能とは、カフェのメニューに合わせた柔軟な注文受付を可能にする機能です。例えば、ドリンクのサイズ変更、トッピングの追加、セットメニューの組み合わせなど、顧客からの多様な要望にレジ画面上で簡単に対応できます。

    セットメニューの提供タイミングも細かく設定でき、「食後にドリンクを提供する」といったお客様の要望に応じた柔軟な対応が可能になります。オプション付きオーダー機能では、「ミルクを豆乳に変更」「ドレッシングは別で」といった要望にもスムーズに対応できます。

    カフェに導入するレジの選び方

    レジにはさまざまな種類があります。カフェに導入する場合、3つのポイントに注目することが大切です。

    店舗のニーズに合っているか

    カフェにレジを導入する際、まず「店舗のニーズに合っているか」を検討することが重要です。特にPOSレジは、業種によって求められる機能が異なります。飲食業ではテーブル管理やオーダー、会計処理が重要で、スピーディーに操作できるシステムが必要です。カフェのように、多様なメニューやオプションに対応できる柔軟な注文受付機能も求められます。

    小規模なカフェで、コストを抑えたい場合は、シンプルな機能のレジスターで十分かもしれません。一方、中規模以上のカフェで、売上分析や顧客管理を行いたい場合は、POSレジが適しています。また、テーブル会計やテイクアウト販売が多いカフェでは、持ち運び可能なタブレットPOSが便利です。

    費用対効果

    カフェにレジを導入する際には、「費用対効果」をよく検討することが大切です。高価なレジほど多機能で便利ですが、必ずしも高価なレジがすべてのカフェにとって最適とは限りません。現在の店舗規模や売上高、従業員数に基づいて適切なシステム規模を見極めましょう。

    初期費用だけでなく、ランニングコストやメンテナンス費用、システム更新費用も考慮に入れ、バランスの取れた選択を行うことが大切です。

    サポート体制の充実度

    レジシステムの導入時には、ハードウェアだけでなくソフトウェアの運用サポートも考慮することが重要です。セットアップや初期設定、従業員の操作研修をスムーズにサポートしてくれるかどうかを確認しましょう。導入時のサポートが充実していれば、スムーズにレジ運用を開始できます。

    また、将来的な事業計画に応じて、拡張性のあるシステムを選ぶことが賢明です。例えば、将来的に店舗数を増やす予定がある場合は、複数店舗のデータを一元管理できるシステムを選んでおくと良いでしょう。

    カフェにおすすめのレジ5選

    レジにはさまざまな種類があるため「どれを選べばよいのだろう」と不安になる方もいるでしょう。

    そこで、ここではカフェにおすすめのレジをいくつか紹介します。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
    かんたん注文 問い合わせ0円~
    ※キャンペーン価格
    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
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    弥生会計
    freee会計
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    飲食店・カフェ
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    タブレット
    電話Square
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    STORES レジ0円~フリー:0円
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    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
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    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
    弥生会計
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    POSレジ導入費用比較表

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  • レジの種類とは?便利な機能や支払い方法、規模別の選び方などを紹介

    レジの種類とは?便利な機能や支払い方法、規模別の選び方などを紹介

    レジの種類

    レジは大きく分けて4つの種類があります。

    • 有人レジ
    • セルフレジ
    • POSレジ
    • 券売機

    ここではそれぞれを詳しく解説します。

    有人レジ

    有人レジとは、店員が商品バーコードの読み取りや会計、お釣りの受け渡しを行う従来型のレジです。スーパーやコンビニ、飲食店、小売店など、さまざまな場所で広く使われています。

    有人レジでは、店員が直接お客様に対応するため、商品に関する質問や不明点にその場で答えることができ、お客様に安心感を与えることができます。また、現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、ギフト券など、多様な支払い方法に対応できる柔軟性も大きな特徴です。

    しかし、有人レジはセルフレジに比べて、人件費がかかり、レジの処理速度が遅いという側面もあります。近年では、人手不足の解消や人件費削減、レジ混雑の緩和、業務効率化、衛生面の向上を目的として、フルセルフレジやセミセルフレジを導入する店舗が増加しています。

    セルフレジ

    セルフレジとは、お客様自身で商品のバーコードを読み取り、会計を行うレジシステムです。スーパーやコンビニでの導入が増えており、レジ待ち時間の短縮や人件費削減などの効果が期待できます。

    セルフレジには、「セミセルフレジ」と「フルセルフレジ」の2種類があります。セミセルフレジは店員が商品のスキャンを行い、お客様が精算機で支払うタイプです。フルセルフレジは、商品スキャンから支払いまでをすべてお客様自身で行うものです。

    セルフレジはお客様にとって便利なだけでなく、店舗側にとってもメリットの多いシステムです。ただ、年齢層の高い方や操作に不慣れな方にとっては、使い方が難しいと感じる場合もあります。

    セルフレジの詳細はこちらの記事で解説しています。

    セルフレジとは?メリット・デメリットや具体的な選び方を紹介

    POSレジ

    POSレジとは、販売時点情報管理(Point Of Sales)システムを搭載したレジのことです。従来のレジでは別途帳簿が必要だった顧客情報や在庫管理も、POSシステムで一元管理できます。

    POSレジの特徴は、会計や販売情報をデータとして蓄積し、煩雑な事務処理を自動化できる点にあります。例えば、どの商品が売れているのか、どの時間帯が忙しいのか、といった情報を得ることができ、販売戦略の立案や在庫の最適化に活用できます。また、顧客の購買履歴を分析することで、顧客一人ひとりに合わせたサービスを提供することも可能です。

    POSレジは、小売店、飲食店、サービス業など、幅広い業種で利用されています。複数店舗の在庫管理や会計情報を共有できる利点があり、スーパーやコンビニなどで広く採用されています。

    POSレジの詳細についてはこちらの記事で解説しています。

    POSレジとは?7つの機能と具体的なメリット、導入のポイントも解説

    券売機

    券売機とは、食券や乗車券、入場券など、さまざまな種類の券を販売する自動販売機のことです。飲食店や遊園地、駅、映画館、劇場などで利用されています。特に飲食店では、券売機を利用することで注文・会計業務を自動化し、業務効率化につながります。

    近年では、タッチパネル式で操作が簡単な券売機や多言語に対応した券売機など、さまざまな種類の券売機が登場しています。多店舗展開する店には、POS機能を備えた券売機もおすすめです。

    レジ導入には初期費用や教育コストがかかりますが、無人の券売機を導入することで、これらのコストを削減できます。

    レジの種類を選ぶうえで知っておきたいポイント

    レジの種類によって、顧客満足度が大きく変わります。例えば、顧客の回転数が大切な飲食店では券売機が役に立ちます。一方、複雑なメニューがある美容室やサロン、クリニックでは、顧客分析機能のあるPOSレジが大切です。

    レジを選ぶ際、まずは「どのような点に気をつければよいのか」を知っておく必要があるでしょう。ここではレジの種類を選ぶうえで知っておきたいポイントを4つ紹介します。

    レジ導入のメリット

    レジ導入のメリットは、売上管理が容易になる点です。バーコードを読み取るだけで合計金額やお釣りを瞬時に計算できるため、会計ミスを減らし、レジ締め作業を効率化できます。

    さらに、レジで会計処理を行う度に、販売データが記録されます。特にPOSレジでは「どの商品がどの時間帯に売れているのか」「どの顧客層に人気があるのか」といった情報を得られます。顧客の購買履歴を分析することで、リピーターの特定や顧客単価の把握も可能です。

    このようなデータを活用すれば、今後の需要予測や販売戦略の立案、在庫管理の効率化など、店舗運営のさまざまな場面で役立ちます。

    レジ導入の注意点

    レジ導入の際には、導入コストとランニングコストを把握することが重要です。レジシステムの価格や設置費用、保守費用、システム利用料など、初期費用だけでなく、運用にかかる費用も考慮する必要があります。

    そして、レジを導入する際は、必要な機能が搭載されているかを確認することが重要です。必要な機能が欠けていると、業務効率が向上しなかったり、顧客満足度が低下したりする可能性があります。

    逆に、不要な機能が多いレジは使いづらく、従業員教育の手間も増え、かえって業務が煩雑になることがあります。近年のレジには多彩な機能があり、必要以上の機能があると費用が増えるため、事前に何が必要かを精査することが重要です。

    レジの選び方

    レジの選び方は、まず業態と規模を考慮することが重要です。小規模な個人商店であれば、シンプルな機能のレジで十分な場合が多いでしょう。一方、中規模以上の店舗や多様な商品を取り扱う店舗では、在庫管理や売上分析機能が充実したPOSレジが適しています。

    次に、必要な機能を明確化しましょう。顧客管理、売上分析、在庫管理など、レジに求める機能をリストアップし、それらの機能が搭載されているかを確認しましょう。

    操作性も重要なポイントです。シュワット株式会社の調査によると、POSレジ導入の決め手1位は「操作性・使いやすさ」です。

    POSレジ導入の決め手にトップ5
    出典:PR TIMES|シュワット株式会社

    実際に使用する従業員の使いやすさを考慮し、直感的に理解できるかを確認しましょう。業種に適したレジの導入事例を参考にすることも有効です。

    レジの支払い方法

    レジでの支払い方法は、大きく分けて3種類あります。

    • 現金
    • クレジットカード決済
    • プリペイド式電子マネー
    • QRコード決済

    現金は、最も一般的な支払い方法です。お客様から現金を受け取り、お釣りを返すというシンプルな方法です。クレジットカード決済は、お客様が保有するクレジットカードを利用して支払う方法です。プリペイド式電子マネーはSuicaやPASMOなどの電子マネーで支払う方法です。QRコード決済は、スマートフォンアプリに表示されたQRコードを読み取ることで支払う方法です。

    年代によって、支払い方法が異なる傾向にあることも頭に入れておきましょう。

    クレジット決済、プリペイド式電子マネー、QRコード・バーコード決済の年代別利用比率
    出典:キャッシュレス決済実態調査2023(速報)|NIRA総合研究開発機構

    将来的に導入を検討している支払い方法がある場合は、そのレジシステムが対応可能かどうかも確認しておく必要があります。

    レジにあると便利な機能

    レジによって機能は大きく異なります。自店舗の課題を解決できる機能が備わっているかどうかも重要なポイントです。

    ここではレジにあると便利な機能を5つ紹介します。

    顧客管理・顧客分析

    POSレジでは、顧客の属性情報(年齢、性別、住所など)や購入商品、購入日時、購入金額などのデータを収集できます。データを分析することで、顧客の購買行動を把握し、顧客一人ひとりに合わせたサービスや商品を提案できます。

    例えば、顧客情報を分析し、性別や年齢層に合わせた商品ラインナップの改善や新たなサービスを追加することで、顧客のニーズを満たし、リピート率の向上が期待できます。また、過去の購入履歴に基づいておすすめ商品を提案したり、ポイントカードと連携してポイント付与や割引サービスを提供したりすることも可能です。

    売上管理・売上分析

    売上アップを目指すためには、売上データを効果的に分析することが重要です。例えば、売れ筋商品を重点的に販売したり、関連商品を一緒に陳列したりすることで売上増加を期待できます。逆に、売れ行きの悪い商品は思い切って販売を中止することで、在庫を抱えるリスクや廃棄コストを削減できます。

    また、曜日別・時間帯別の売上分析を活用すれば、来客の多い時間帯に人員を集中させるなど、スタッフのシフトを最適化できます。無駄な人件費をかけずに効率的な店舗経営が可能になるため、売上向上に繋がるでしょう。

    キャッシュレス決済

    キャッシュレス決済は現金のやり取りが不要になるため、会計時間を短縮し、レジ業務の効率化につながります。また、つり銭の間違いや現金盗難のリスクを減らすことも可能です。

    顧客にとっても現金を持ち歩く必要がなくなり、スムーズに支払いができるため、利便性が高まります。調査によれば、6割以上の人が「飲食店を選ぶ際にキャッシュレス決済できるかチェックする」とわかっています。

    飲食店を選ぶ際にキャッシュレス決済が利用できるか否かチェックするかに関する調査結果
    出典:PR TIMES|アルファノート株式会社

    さらに、ポイント還元や割引などの特典を受けられる場合もあり、お得に買い物を楽しめるのも魅力です。

    新規顧客の獲得とリピート率向上を目指すには、キャッシュレス決済やポイント決済機能を備えたレジを導入し、キャッシュレス決済に対応したPOSシステムを活用するのがおすすめです。

    予約管理機能

    飲食店や美容院など事前に予約を受け付ける業種では、予約管理機能が非常に役立ちます。調査によると、ネット予約は電話予約よりも利用率が高いとわかっています。

    利用したことがある予約方法のランキング
    出典:PR TIMES|株式会社リザーブリンク

    予約機能があると24時間365日予約の受付や確認が可能になるため、顧客は自分の都合の良い時間に予約を入れられます。 店舗側も営業時間外に予約受付の対応をする必要がなくなり、業務効率が向上するでしょう。

    さらに、予約データを分析することで、曜日や時間帯ごとの混雑状況や需要の変動を予測できます。スタッフのシフト管理や仕入れ計画を最適化できれば、人件費や食材のロス削減に繋がり、収益向上につながります

    複数店舗の管理機能

    複数店舗の管理機能を備えたレジシステムを導入することで、本部にいながらにして、各店舗の売上、在庫、顧客情報、従業員データなどをリアルタイムで確認できます。店舗の状況を迅速に把握し、問題が発生した場合でも即座に対応することができるでしょう。

    将来的に店舗数が増加したり、新たな事業を展開したりする可能性も考慮すると、追加で機能をつけられるレジを選ぶと柔軟な対応が可能です。

    【規模別】おすすめのレジの種類

    おすすめのレジは、店舗の規模によって異なります。ここでは規模別に、どのようなレジがおすすめなのかを紹介します。

    小規模店舗はタブレット型のPOSレジがおすすめ

    個人経営のカフェや小売店など小規模店舗には、タブレット型のPOSレジが非常に向いています。タブレット型のPOSレジは従来のレジに比べて導入コストが安く、スペースも取らないというメリットがあります。

    また、初期費用や月額費用が抑えられるため、導入コストを抑えたい店舗に最適です。近年では、キャッシュレス決済に対応したタブレットPOSレジも増えており、顧客にとっても便利で、会計時間を短縮できます。

    複数店舗運営する場合はクラウド型のPOSレジがおすすめ

    複数店舗を運営する場合、おすすめなのが、クラウド型のPOSレジです。クラウド型のPOSレジは各店舗の売上データや在庫情報などを、リアルタイムで本社や本部で一元管理できます。例えば、ある商品が特定の地域でよく売れているというデータがあれば、その地域への集中的なプロモーションを展開できます。

    また、クラウド型のPOSレジは、本部やセントラルキッチンと連携してデータを共有できることも大きな利点です。さらに、店舗ごとの設定も簡単に行えるため、それぞれの店舗の特性に合わせた柔軟な運用ができます。

    全国展開を想定する場合は大規模POSシステムが最適

    全国展開を想定するような大規模なチェーンストアなどで必要となるのが、大規模POSシステムです。大規模POSシステムは、会計、顧客管理、予約管理、従業員管理など、幅広い機能を備えています。また、カスタマイズが容易で店舗ごとの独自のニーズにも対応できるため、柔軟な運営が可能です。

    さらに、大規模POSシステムは、高度なセキュリティ対策が施されているため、安心して利用できます。顧客情報の漏洩やデータの改ざんといったリスクを最小限に抑え、企業の信頼を守ります。

    レジ導入時に使える補助金・助成金の種類

    レジの導入には一定のコストが必要です。コストを抑えるには、補助金・助成金が便利です。

    ここではレジの導入に使える補助金・助成金を紹介します。

    IT導入補助金

    IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者などが、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する費用の一部を補助する制度です。対象となるのは、従業員数が20人以下の企業や個人事業主です。

    IT導入補助金にはさまざまな種類がありますが、POSレジ導入に利用できるのは「デジタル化基盤導入枠」のものです。補助率はレジ・券売機の場合1/2、限度は20万円までです。

    業務改善助成金

    業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者が従業員の賃金を引き上げながら、生産性向上に取り組むことを支援する助成金です。

    業務改善助成金は賃金の引き上げ額によって分類されます。助成上限額は引き上げ額と対象の労働者数によって変わります。

    業務改善助成金の助成上限額
    出典:業務改善助成金|厚生労働省

    小規模事業者持続化補助金

    小規模事業者持続化補助金は、売上アップや生産性向上のための取り組みを支援する補助金です。

    対象となるのは、従業員数が20人以下の企業や個人事業主です。補助率は「通常枠」の場合、補助対象経費の2/3で、補助上限額は50万円です。

    ものづくり補助金

    ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者が、競争力を強化するための設備投資を支援する補助金です。正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」ですが、一般的には「ものづくり補助金」と呼ばれています。

    補助額は最低750万円、最大で1億円です。

    ものづくり補助金の詳細説明
    出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領(17次締切分)

    以下を満たす3~5年の事業計画の策定と実行が必要です。

    • 付加価値額 +3%以上/年
    • 給与支給総額 +1.5%以上/年
    • 事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円

    業務効率化や売上UPにおすすめのレジ5選

    今まで紹介してきたように、レジにはさまざまな種類があり、それぞれにメリットが異なります。中には「どのレジを選べばよいかわからない」という方もいるでしょう。

    そこで、ここでは業務効率化や売上UPにおすすめのレジをいくつか紹介します。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
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    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
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    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
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    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
    ・海外3ブランド
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    問い合わせ問い合わせ
    CASHIER 0円~
    端末費用のみ
    ※端末レンタルあり
    スタンダード:0円
    プロフェッショナル:4,000円
    ※税抜
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    Android
    タブレット
    電話Square
    Spayd
    StarPay
    問合せ〇〇
    STORES レジ0円~フリー:0円
    ベーシック:4,950円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
    電話
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    Air レジ 0円 ※無料
    ※iPad 37,790円
    (別売)
    0円飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone
    (iOS)
    メール
    チャット
    Square
    Airペイ
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇×
    スマレジ 0円 ※無料スタンダード:0円
    プレミアム:4,400円
    プレミアムプラス:7,700円
    フードビジネス:11,000円
    リテールビジネス:13,200
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
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    Square、STORES 決済
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    スマレジペイメント
    ペイメント・マイスター
    おてがるPay、StarPay
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    NEC モバイルPOS 問い合わせ問い合わせ飲食店・カフェiPad(iOS)電話
    24時間365日
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    Anywhere
    StarPay
    問い合わせ〇〇
    ユビレジ 0円 ※無料
    ※周辺機器別売り
    フリー:0円
    プレミアム:6,900円
    飲食店向け:8,400円
    小売向け:11,400円
    飲食店・カフェ
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    iPad(iOS)電話(有料)
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    iPad(iOS)電話USEN PAY
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    POSレジ導入費用比較表

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  • インボイスとは?対応しているレジは必要?レシートはどうする?

    インボイスとは?対応しているレジは必要?レシートはどうする?

    インボイス制度とは

    インボイス制度は複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式で、正式名称は「適格請求書等保存方式」です。従来は、事業者が仕入時に支払った消費税を、売上時に受け取った消費税から差し引いて納税していました。しかし、インボイス制度では、仕入時に受け取った「適格請求書(インボイス)」に記載された消費税額のみを差し引くことになります。

    インボイス制度の図解
    出典:政府広報オンライン

    インボイスを発行できるのは、消費税の課税事業者だけです。免税事業者はインボイスを発行できないため、取引先が仕入税額控除を受けられなくなります。そのため、免税事業者は課税事業者になるか、取引先との価格交渉などが必要です。

    インボイス制度対応のPOSレジ導入がおすすめの事業者

    レジで会計している方の中には、「インボイス制度対応のPOSレジに切り替えたほうがよいのだろうか」と疑問に思う場合もあるでしょう。

    インボイス制度は、かならずしもすべての事業者が必要になるわけではありません。ここではインボイス制度対応のPOSレジ導入がおすすめの事業者を3つ紹介します。

    軽減税率と標準税率の商品が混在する

    インボイス制度対応のPOSレジは、軽減税率(8%)と標準税率(10%)の商品が混在する事業者におすすめです。例えば、スーパーマーケットのように、食料品(軽減税率8%)と日用品(標準税率10%)など、税率の異なる商品を両方取り扱っている事業者です。

    従来のレジでは、それぞれの商品に適用される税率を手入力する必要がありました。しかし、インボイス制度対応のPOSレジであれば、商品をスキャンするだけで自動的に税率が判別され、正確な金額で計算されます。

    インボイス制度で仕入税額控除を受けるためには、「税率ごとに区分した適用税率または消費税額」が記載された適格請求書(インボイス)が必要になります。この記載がない請求書では仕入税額控除が適用されないため注意が必要です。

    領収書の発行が多い

    インボイス制度対応のPOSレジは、小売店や飲食店のように日々多くの顧客に対して領収書を発行する事業者にもおすすめです。インボイス制度では、領収書も適格請求書として扱われます。そのため、従来の領収書に加えて、インボイス制度で求められる記載事項(登録番号、適用税率など)を正確に記載する必要があります。

    手書きの領収書でも、記載条件を満たしていれば、適格請求書として認められます。しかし、手書きで作成する場合、件数が多いほど手間がかかります。インボイス制度対応のPOSレジであれば必要な情報を自動で印字し、簡単に適格請求書としての領収書を発行できます。

    企業の取引先が多い

    インボイス制度対応のPOSレジは、卸売業や製造業のように企業の取引先が多い事業者にもおすすめです。法人企業の多くは課税事業者であるため、取引先からインボイスを求められる可能性が高いといえるでしょう。

    インボイス未対応のレジを使用している場合、取引先に適格請求書を発行することができません。結果として取引先の税負担が増加し、取引の見直しに繋がるリスクがあります。

    POSレジであれば、適格請求書を発行することができ、取引先との良好な関係を維持することに繋がります。また、インボイス制度に対応していることをアピールすることで、新規顧客の獲得にも繋がります。

    インボイス制度と飲食店の関係

    飲食店は、酒類を除く飲食料品(軽減税率8%)と、店内飲食や酒類(標準税率10%)の両方を扱うことが多く、インボイス制度への対応が強く求められる業種の一つです。

    従来は、食材や飲料などの仕入税額を、売上にかかる消費税から差し引いて納税していました。しかし、インボイス制度では、仕入先に適格請求書発行事業者として登録してもらい、適格請求書を受け取らないと、仕入税額控除ができなくなります。

    仕入先が免税事業者の場合、特に注意が必要です。免税事業者はインボイスを発行できないため、飲食店は仕入税額控除を受けることができず、税負担が増加してしまいます。

    飲食店が発行するインボイス制度におけるレシート

    飲食店が発行するレシートは、必要な事項を記載すれば簡易インボイス(適格簡易請求書)として扱われ、通常のインボイスと同様に仕入税額控除に利用することができます。インボイスとして認められるためには、以下の情報が記載されている必要があります。

    • インボイス発行事業者(飲食店)の氏名または名称、登録番号
    • 取引年月日
    • 適用税率(8%または10%)と税率ごとの税込金額
    • 軽減税率対象品目がある場合は「軽減税率対象」の記載

    つまり、従来のレシートに、インボイス発行事業者の登録番号と、税率ごとに区分した対価の額と消費税額などを追加する必要があるということです。

    インボイス制度対応のレジであれば、必要な情報を自動で印字してくれるため、正確なレシートを簡単に発行できます。

    インボイス制度に対応しているおすすめのPOSレジ5選

    インボイス制度に対応しているPOSレジには、さまざまな種類があります。それぞれで特徴が異なるため、「インボイス制度に対応しているか」だけでなく、自店舗に合っているかどうかを見極める必要があるでしょう。

    ここではインボイス制度に対応しているおすすめのPOSレジをいくつか紹介します。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
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    タブレット
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    ・交通系電子マネー
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    かんたん注文 問い合わせ0円~
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    Android
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    ・交通系電子マネー
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  • POSデータとは?分析するメリットや売上向上に役立つ機能を紹介

    POSデータとは?分析するメリットや売上向上に役立つ機能を紹介

    POSデータとは

    POSレジを用いると、さまざまなデータを取得できます。これが「POSデータ」です。

    ここではまずPOSデータの定義と収集できる情報について解説します。

    POSデータの定義

    POSデータとは、POSレジで取得した「どのような商品が売れたのか」という情報を指します。得られたデータは本部を含めたPOSシステム全体で連携され、売れ筋商品の把握や顧客の購買傾向の分析、在庫の最適化、効果的なキャンペーンの実施などに用いられます。

    なお、POSシステムについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

    POSシステムとは?仕組みと機能・種類別クラウドレジの価格比較12選・5つのメリット

    POSデータに含まれる情報の種類

    POSデータで収集する主なデータは次のとおりです。

    • 購入した商品名
    • 価格
    • 個数
    • 購入店舗
    • 購入日時など

    キャッシュレス決済やポイントカード、会員証に対応するレジでは、顧客の年齢層、性別、来店日時などの情報も取得可能です。

    特に、顧客の属性情報と紐付けられたPOSデータは「ID-POSデータ」とも呼ばれ、より詳細な顧客分析が可能になります。

    POSデータを分析するメリット

    POSデータは単に情報を収集するだけではありません。収集した情報を分析し、さまざまな分野で役立てることができます。

    ここではPOSデータを分析するメリットを5つ紹介します。

    売上予測の精度向上

    POSデータを活用することで、日別や時間帯別の売上データをもとに、将来の売上を予測できるようになるでしょう。例えば、「週末は平日の1.5倍の売上になる」「12時台が最も売上が高く、15時以降は落ち着く」といった傾向を過去のデータから把握できます。

    連休中でも、過去の売上データや客層、混雑時間帯などを参考に計画を立てることができます。具体的には「ゴールデンウィーク初日はファミリー層が多く、後半はカップルや友人同士の来店が増える」といった傾向を把握し、それに合わせた商品展開やキャンペーンを計画できます。

    売上予測の精度が上がることで、仕入れ量や人員配置を最適化することができます。売上が高い時間帯には人員を増やし、レジ待ちの時間を減らすことで顧客満足度向上に繋げられます。また、売上が低い時間帯には人員を減らすことで、人件費の削減につながります。

    在庫管理の最適化

    POSデータを分析すると、売れ筋商品の在庫を十分に確保し、機会損失を防ぐことができます。反対に、売れ行きの悪い商品の在庫を減らし、過剰な在庫を抱えるリスクを軽減することができます。さらに、季節や天候、イベントなどによる需要の変化を捉え、それに合わせて在庫量を調整することも可能です。

    例えば、飲食店では、過去の売上データや天候などの情報から、翌日の来客数や売れるメニューを予測し、必要な食材の量を算出することができます。食材の過剰在庫を防ぎ、常に新鮮な食材を使用できるため、食品ロス削減にも繋がります。

    新たな商品開発

    POSデータは過去の売れ行きデータを分析し、顧客が求める商品像を明確化できます。飲食店であれば、POSデータから「ランチタイムはパスタが人気で、夜は肉料理の注文が多い」といった傾向を把握し、新たな料理の開発に活かすことができるでしょう。

    また、顧客の反応をリアルタイムで把握できます。売れ行きが好調な場合はさらに強化したり、類似商品の開発を検討したりできますし、売れ行きが不調な場合は原因を分析し、商品改良や販売戦略の見直しを行うことが可能です。結果として顧客満足度が高まり、既存顧客のリピート化や新規顧客の獲得につながるでしょう。

    適切なキャンペーンの実施

    顧客の購買履歴や傾向を把握することで、ターゲットを絞ったキャンペーンを展開できます。さらに、曜日や時間帯、天候などによる売上変動を把握し、それに合わせてキャンペーンを実施することも可能です。例えば、「平日の夕方は仕事帰りのサラリーマンが多い」という傾向が分かれば、その時間帯に割引キャンペーンを実施することで売上増加を狙えます。

    季節的なキャンペーンの企画にも過去のデータが役立ちます。過去のPOSデータから「夏にはビールの売上が増加する」という傾向が分かれば、夏にビールの割引キャンペーンを実施したり、ビールに合うおつまみのセット販売を企画したりすることができるでしょう。

    人件費の削減

    POSデータの時間帯や曜日ごとの売上情報を分析することで、どの時間帯にどれくらいの人員が必要なのかを正確に把握できます。例えば、「平日の午前中は比較的空いていて、夕方は混雑する」という傾向が分かれば、午前中は少人数で対応し、夕方は人員を増やすといった、柔軟な人員配置ができます。

    必要なときに必要な人員を配置することで、顧客の待ち時間を減らし、スムーズなサービスを提供できるようになるでしょう。

    売上管理に役立つPOSレジの機能

    POSレジにはさまざまな機能があります。ここではより具体的にPOSレジをイメージしてもらうために、売上管理に役立つ機能をいくつか紹介します。

    売上の集計機能

    POSレジは商品をスキャンするたびにデータが記録され、売上金額や販売数量、時間帯別の売上などが自動的に計算されます。そのため、レジ締め作業の効率化や人為的なミス削減に繋がり、正確な売上把握が可能になります。

    売上情報が自動で計算されるため、作業時間が短縮され、業務を効率化することが可能です。また、手作業と比べて計算ミスのリスクもほとんどありません。

    収集したデータの分析機能

    POSレジにはデータをグラフや表で視覚化し、わかりやすくまとめる分析機能が搭載されているものが多くあります。数値だけでは見えにくい問題点も、グラフや表で可視化することで明確化できます。例えば、時間帯別の売上推移をグラフ化することで、売上が低迷する時間帯を把握し、その時間帯に特化したキャンペーンを検討する、といった対策も可能です。

    課題がはっきりすると、具体的な解決策を導き出しやすくなり、店舗運営の指針決定に役立ちます。

    複数店舗の管理機能

    複数店舗を展開している場合、各店舗から売上データを収集すると、集計・分析する作業は煩雑になり、ミスが発生する可能性も高くなります。POSレジの複数店舗の管理機能を使えば、売上情報の一元管理が可能となり、本部にいながら各店舗の売上状況、在庫状況、顧客情報などを把握し、必要な指示を迅速に出すことが可能です。

    例えば、ある店舗で特定の商品が品薄になっている場合、他の店舗から商品を移動させる指示をすぐに出すことができます。また、地域ごとの売れ筋商品を把握し、効果的な販促キャンペーンを展開することも可能です。

    POSデータの分析方法

    POSデータで収集した情報を分析するには、さまざまな方法があります。ここでは主な方法を4つ紹介します。

    ABC分析(パレート分析)

    ABC分析(パレート分析)とは、商品や顧客を重要度に応じて分類し、限られた経営資源を効率的に活用するための分析手法です。イタリアの経済学者パレートが提唱した「80:20の法則」、つまり「全体の80%の結果は、全体の20%の原因から生み出される」という考え方がベースになっています。

    具体的には、商品を重要度に応じてA、B、Cの3つのグループに分類します。Aグループは売上に大きく貢献する重要度の高い商品、Cグループは貢献度の低い商品、Bグループはその中間です。

    RFM分析

    RFM分析とは、顧客の購買行動を分析する手法です。顧客を「最近の購入日・来店頻度・購入金額」でグルーピングすることで、それぞれの顧客層に共通する傾向を把握し、より効果的な販売戦略を立てるために役立ちます。

    トレンド分析

    トレンド分析とは、過去のデータや現在の状況を分析し、将来的な傾向や変化を予測することです。例えば、アイスクリームの売上データを見てみると、夏季に売上が増加し、冬季に減少するという傾向が見られるでしょう。これはアイスクリームの需要が季節によって変動することを示しています。

    季節ごとの変化を把握できれば、事前に適切な販促活動を行い、売上増加を図ることができます。

    バスケット分析

    バスケット分析とは顧客の購買行動を分析する手法の一つです。顧客の「同時購入率の高い商品」を調べ、共通する傾向を取得し、販売戦略に活かすことを目的としています。

    例えば、スーパーマーケットで、ビールとおつまみがよく一緒に購入されていると分かれば、それらの商品を近くに陳列し、売上増加に繋げることが期待できます。

    POSデータを分析する際の注意点

    POSデータの分析には注意点もあります。ここで紹介する3つの注意点を事前に把握しておきましょう。

    継続的にデータ収集と分析を行う

    POSレジから得られるデータはリアルタイムで蓄積されます。データ量が増えるほどより詳細な分析が可能になり、顧客のニーズを深く理解できます。

    しかし、POSデータの分析結果は即座に得られるものではありません。一回だけの分析では一時的な傾向や偶然の出来事に左右され、正確な状況把握や将来予測が難しくなります。顧客のニーズを把握し、売上アップにつなげるためには、導入後も根気よくデータの収集と分析が重要です。

    正確にデータを入力する

    POSデータをもとに仕入れを調整して売上アップを図るためには、システムに入力するデータの正確性が重要です。入力ミスや漏れがあった場合、分析結果が歪められ、誤った判断を招いてしまうでしょう。

    例えば、商品コードや単価、数量などの入力ミスは、売上額や在庫状況の誤認識に繋がり、適切な在庫管理や発注業務を妨げる可能性があります。POSシステムに情報を入力する際は、データの誤りがないかしっかり確認することが必要です。

    個人情報の取扱には細心の注意を払う

    POSシステムに蓄積された顧客情報は個人情報を含むため、取り扱いには細心の注意が必要です。氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報、購入履歴など、顧客に関する様々な情報が記録されている可能性があり、漏洩してしまうと多大な迷惑をかけるだけでなく、企業の信用も失墜してしまいます。

    また、POSシステムはオンラインでデータを管理しているため、不正アクセスやサイバー攻撃に備えて、セキュリティ対策を徹底することが重要です。総務省のデータによると、サイバー攻撃は増加傾向にあります。

    サイバー攻撃数の推移
    出典:総務省|令和5年 情報通信に関する現状報告の概要

    パスワード管理の徹底やアクセス権限の設定、セキュリティソフトの導入など、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

    データの分析に強いおすすめのPOSレジ5選

    POSレジによって収集できるデータや分析機能は異なります。自店舗に合ったPOSレジを導入することが大切です。

    ただ、「どのようなPOSレジを選べばよいかわからない」という方も多いでしょう。ここではおすすめのPOSレジをいくつか紹介します。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
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    ・海外3ブランド
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  • POSレジとは?7つの機能と具体的なメリット、導入のポイントも解説

    POSレジとは?7つの機能と具体的なメリット、導入のポイントも解説

    POSレジとは

    POSレジとは、 「POSシステム」と「キャッシャー」を組み合わせたレジのことです。会計処理だけでなく、在庫管理や顧客管理、売上分析などさまざまな機能を備えています。

    ここではPOSレジと普通のレジの違いを説明し、POSレジの歴史を簡単に紹介します。

    (1) POSレジと普通のレジの違い

    いわゆる「普通のレジ」は、価格の入力や支払い処理が主な機能です。売上金額は把握できますが、詳細なデータは得られません。一方、POSレジは、バーコードスキャンによる商品の登録や在庫管理、売上分析など多様な機能を備えており、「いつ」「どこで」「誰に」「何が」「どのくらい」売れたのかをリアルタイムで集計できます。

    集計した販売データを分析し、顧客の購買行動や売れ筋商品の傾向を把握することも可能です。例えば、特定の顧客層に向けたキャンペーンを展開したり、顧客ニーズに合わせた新商品を開発したりすることができます。

    会計処理だけでなく、在庫管理や売上分析、顧客管理などを自動化できるため、業務効率を向上させ、人件費削減にもつながります。

    (2) POSレジの歴史

    POSレジは、1970年代にアメリカで始まりました。当初は、単に会計処理を効率化する目的で導入されましたが、バーコードとスキャナーが登場したことで、POSシステムの基礎が築かれました。日本では1978年にJANコードが制定され、POSレジ導入の準備が着々と進みました。

    大きな転換点となったのは、1982年にセブンイレブンで導入されたことです。コンビニエンスストアを中心にPOSレジの導入が加速するとともに、在庫管理や販売分析などの機能が充実し、小売業の効率化に大きく貢献しました。

    近年ではインターネットの普及により、クラウド型POSレジが登場しました。従来のPOSレジは高価で導入が難しかった小規模店舗や個人事業主にとっても、低コストで導入できる環境が整っています。

    リクルートの調査によると、国内の飲食店におけるPOSレジの導入率は2023年3月時点で22.3%であり、導入検討中も合わせると、2022年の同月より3.6%も増えています。

    国内の飲食店におけるPOSレジの導入率
    出典:株式会社リクルート

    POSレジの3つの種類

    POSレジは大きく分けて3つの種類があります。

    タブレット型POSレジターミナル型POSレジパソコン型POSレジ
    メリット– 持ち運びが容易- 手軽に導入できる- 操作が簡単で学習コストが低い– 高い安定性と処理能力- 業種に合わせた特化機能が利用可能- 多様な周辺機器に対応– 専用機器が不要- 既存のPCを活用して導入可能- カスタマイズが容易
    デメリット– 周辺機器を別途購入する必要がある- 高度な業務には不向き– 導入費用が高額- 小規模店舗には不向き– 周辺機器の追加費用が発生- 機能が限定されることがある
    向いている業種飲食店、美容室、サロンなど大型店舗、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど小規模小売店、クリニック、事務所など
    持ち運び○×△

    それぞれ詳しく解説します。

    (1) タブレット型POSレジ

    タブレット型POSレジとは、タブレット端末にインストールして使用するタイプのPOSレジです。 コンパクトで場所を取らず、持ち運びも可能なため、さまざまなシーンで活用できます。

    無料で提供されているアプリも多く、初期費用を大幅に抑えられるのも魅力の一つです。また、操作方法を覚えるためのトレーニング時間が短く、スムーズに導入できる点もメリットです。

    必要に応じてバーコードリーダーやキャッシュドロワーなどの周辺機器を追加でき、幅広い店舗のニーズに対応できます。直感的なタッチパネル操作で操作性も良く、レジ業務に不慣れな人でも簡単に使用できるでしょう。

    タブレット型POSレジについてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

    タブレットPOSレジおすすめ比較8選|費用相場・無料導入のメリット・選び方

    (2) ターミナル型POSレジ

    ターミナル型POSレジとは、POSレジ専用の機器にPOSシステムが搭載された一体型のレジです。特定のメーカーが開発した専用のハードウェアとソフトウェアで構成されており、安定性と処理能力が高いのが特徴です。

    周辺機器がセットで提供されることが多く、多様な決済方法に対応できます。一方で、機器のサイズが大きいため、スペースが限られる小規模店舗には不向きな場合があります。 

    また、導入コストも高いため、大型店舗やスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのチェーン店で利用されることが一般的です。

    (3) パソコン型POSレジ

    パソコン型POSレジとは、市販のパソコンにPOSレジ用のソフトウェアをインストールして使用するタイプです。既存のパソコンにインストールするだけで利用できるため、導入コストを抑えられます。また、使い慣れたパソコン上で操作できるため、スムーズに導入できます。

    パソコン型POSレジは、バーコードリーダーやレシートプリンターなどさまざまな周辺機器と接続して使用することも可能です。ただし、周辺機器の購入には別途費用がかかることに注意が必要です。

    POSレジの主な機能

    POSレジにはさまざまな機能があります。ここではそれぞれの機能を詳しく解説します。

    (1) 商品管理 – 商品全体をデータベースとして活用

    POSレジは、商品に関するさまざまな情報をデータベース化できます。具体的には、商品名や価格、バーコード、在庫数、仕入れ先などの情報を一元管理し、バーコードをスキャンするだけで情報を呼び出すことが可能です。

    商品全体を一覧で管理できるため、簡単に価格の変更や新商品の追加ができ、レジ操作のミスや時間の短縮につながります。売上商品数と在庫数をリアルタイムで管理できるため、在庫の補充管理や売れ筋商品の分析にも役立ちます。

    (2) データの収集 – 収集したデータをリアルタイムに集計

    POSレジは「いつ」「どこで」「どんな商品が」「どんなお客様に」売れたかのデータを集計します。例えば、「今日の売上は現時点でどれくらいか」「どの商品がよく売れているか」といった情報を瞬時に確認できます。

    収集したデータはリアルタイムに集計されるため、いつでも売上の動向をチェックすることが可能です。

    ​(3) 在庫管理 – 常に最新の在庫数を確認

    POSレジは販売時点の在庫数を自動的に更新します。常に最新の在庫数を確認できるため、適切な在庫管理が可能です。

    在庫切れによる機会損失を防ぐだけでなく、過剰在庫による保管コストや廃棄リスクも軽減できます。また、在庫管理と発注業務にかかる時間を短縮できるため、業務効率の向上にもつながるでしょう。

    (4)スムーズな会計処理 – バーコードを読み取って商品情報を瞬時に取得

    バーコードを読み込むことで、商品情報を瞬時に取得し、スムーズに会計処理ができるようになります。従来の手入力によるレジ打ちと比べ、入力ミスや時間のロスを大幅に削減できます。

    割引やポイント処理なども自動でできるため、複雑な会計処理もスムーズに対応可能です。

    (5) 情報の共有 – 顧客情報や在庫数を店舗間で共有

    POSレジは、複数の店舗で顧客情報や在庫状況などのデータを共有できます。例えば、ある店舗で顧客が購入した商品やポイント履歴を他の店舗でも確認できるようになります。

    顧客情報や在庫数が共有できれば、全体的な販売戦略の立案や顧客満足度の向上にも役立つでしょう。

    (6) 複数店舗管理 – 売上状況をリアルタイムで確認

    POSレジは全店舗の売上状況をリアルタイムで確認できます。「本日の売上合計はどれくらいか」「A店とB店の売上を比較するとどちらが多いか」といった情報を簡単に把握することが可能です。

    これらの情報をもとに、A店で在庫が不足している商品をB店から移動させる、といった対応ができるようになります。

    (7) 経営分析 – 売上、客層、客数などを詳細にデータ化

    POSレジを使うことで、商品ごとの売上や関連購買傾向、人気メニューを把握できます。また、曜日・時間帯別の売上、顧客の年齢層や性別、来店頻度などをデータ化し、人員の最適化や営業時間の調整などに役立てられます。

    顧客属性と購買データを分析すれば、特定の顧客層に向けたマーケティングを展開でき、売上や顧客満足度の向上、業務効率化などを実現できるでしょう。

    POSレジを導入するメリット7選

    POSレジの導入にはさまざまなメリットがあります。ここでは7つのメリットを紹介します。

    (1) 業務の効率化 – バーコードスキャンによるスピーディーな会計

    従来のレジでは商品名や価格を手入力する必要があり、時間がかかるだけでなく、しばしば入力ミスも起きていました。株式会社ビズヒッツの調査によると、「仕事でやりがちなミス」の第1位が「入力ミス・書き間違い」です。

    【仕事でやりがちなミスランキング】男女500人アンケート調査の結果
    出典:PR TIMES

    POSレジはバーコードをスキャンするだけで商品情報を瞬時に読み取るため、入力によるミスは基本的に発生しません。レジ業務にかかる時間を短縮し、顧客の待ち時間も減らすことも可能です。

    さらに、クレジットカードや電子マネーなどさまざまな決済方法に対応できるため、顧客の利便性が向上します。飲食店ではオーダーエントリーシステムと組み合わせることで、注文から伝票作成、会計までの業務をシームレスに行えるようになります。

    (2) さまざまなデータの活用 – 数値に基づいた販売戦略や施策の立案も可能

    POSレジを導入することで、顧客の年齢層や購買時期、商品・サービスの選好などのデータを記録・分析できます。特定の顧客に向けたマーケティング施策を展開したり、季節ごとにメニュー開発やリピート率向上の策を練ったりと、数値に基づいた販売戦略が可能です。

    飲食店ドットコムの調査によれば、POSシステムを利用している方の多くが「売上のリアルタイム確認」と「売上状況の分析」にメリットを感じています。

    POSシステムで利用されている機能のランキング
    出典:飲食店ドットコム

    過去の売上データや季節変動などを分析すれば、より現実的な目標を設定し、効果的な経営計画を立てることができるでしょう。

    (3) 適切な在庫管理 – 店舗ごとの具体的な状況も簡単に把握

    POSレジの販売情報と在庫情報を連携させることで、在庫管理の精度が向上します。売れ筋商品の在庫切れを防いだり、過剰在庫による無駄なコストを削減したりすることができます。

    複数店舗を展開している場合は、「どの店舗でどの商品がどれだけ売れているのか」「在庫状況はどうなっているのか」などをリアルタイムで把握し、迅速な対応が可能です。店舗ごとの客層や売れ筋商品などを簡単に把握できるため、一店舗でも活用するメリットは大きいでしょう。

    (4)  不正の予防 – 問題発生時の原因特定も容易

    POSレジはすべての販売データを記録するため、レジの現金残高と実際の売上金額に差異が生じた場合、原因を特定しやすくなります。

    また、バーコードを読み取ることで価格が自動的に表示されるため、会計担当者が商品価格を覚える必要がありません。新人スタッフでも安心して会計業務を行えるため、業務の効率化につながります。

    (5) ミスの防止 – 顧客の利便性向上にも貢献

    POSレジは自動的に釣り銭の計算を行うため、会計時のミスを防止できます。自動釣銭機と連動または一体化している端末では、釣り銭の排出も自動化されるためより安全です。

    さらに、幅広い決済方法に対応していることから、現金の受け渡しミスを削減できるだけでなく利便性の向上にもつながります。

    (6) 柔軟な価格変更 – イレギュラーな会計にも柔軟に対応可能

    POSレジは値引き額や割引率を随時登録・変更できるため、イレギュラーな会計にも柔軟に対応可能です。タイムサービスや期間限定割引など、従来のレジでは対応が難しかった複雑な価格設定もスムーズに処理できます。

    価格変更や割引の一括設定・変更も容易であるため、商品数が多くてもスタッフの作業負担を軽減できるでしょう。さらに、購入履歴から特別なプロモーションや割引を実施できるため、顧客満足度の向上にもつながります。 

    (7) 人件費の削減 – レジ業務の教育時間を短縮

    従来のレジでは商品価格や操作方法などを覚える必要があり、新人教育に時間と手間がかかっていました。POSレジはバーコードのスキャンやタッチパネル操作など、直感的な操作が可能なため、比較的短期間で習得できます。

    セルフレジの導入で会計業務自体をほぼ省略できるため、さらなる人件費削減効果も見込めます。一般社団法人キャッシュレス推進協議会によると、セルフレジを導入することで生産性が約1.5倍〜2倍高くなるとされています。

    通常レジ、セミセルフレジ、フルセルフレジの違いの表
    出典:一般社団法人キャッシュレス推進協議会

    シンプルで操作しやすいシステムのため、レジ業務の教育時間を短縮でき、店舗全体の生産性向上につながるでしょう。

    POSレジを選ぶ際に考えたい5つのこと

    POSレジにはさまざまな種類があります。ここでは自社に合ったPOSレジを選ぶために、あらかじめ考えておきたいことを5つ紹介します。

    (1) 導入によって解決したい課題

    POSレジを選ぶ際には、まず「導入によって解決したい課題」を明確にすることが重要です。自社の業務に必要な機能を検討し、使わない機能が多いものは避けましょう。機能の多さで選んでしまうと、費用対効果が悪くなるうえに、操作も複雑になります。

    特定の業務に特化した課題がある場合は、業務特化型のシステムがおすすめです。例えば、飲食店であればオーダー管理機能に優れたPOSレジ、アパレルショップであれば在庫管理機能に特化したPOSレジなど、自社のニーズに合ったシステムを選びましょう。

    (2) 店舗の拠点数や規模

    店舗の拠点数や規模によって、必要となる機能やシステムの選び方が変わります。店舗数が多く、規模が大きい場合は、複数店舗の一元管理や本部との連携がスムーズに行えるPOSレジがおすすめです。小規模店舗や個人店では、導入コストを抑えつつ、必要な機能を備えたPOSレジを選ぶことが重要です。

    POSレジ選びは現在の店舗状況だけでなく、将来のビジョンも踏まえることが大切です。将来的に他店舗展開を見据えている場合は、拡張性も考慮する必要があるでしょう。

    (3) システム導入後の運用・保守体制

    社内にシステム運用スタッフがいるかいないかでも、選ぶシステムは変わります。社内に専門知識を持つスタッフがいない場合は、サポート体制が充実しているPOSがおすすめです。

    ベンダーやメーカーのサポート体制を詳しく確認し、業務が止まらない体制作りが必要です。トラブル発生時に迅速に対応してもらえるか、営業時間外や休日のサポートは可能か、なども事前に確認しておきましょう。

    (4) 現場スタッフの使用感

    POSレジは日々現場で使用するものであるため、従業員の使い勝手が良いものを選びましょう。特に、操作画面が見やすく直感的に操作できるか、処理速度が速くストレスなく会計処理を行えるか、などが大切です。

    シュワット株式会社によれば、「POSレジ選定時に重視したこと」の第1位が「操作性・使いやすさ」です。

    出典:PR TIMES

    デモ機がある場合は、現場スタッフに使ってもらい、意見を参考に選定することも重要です。従業員の意見を参考に、現場で使いやすいPOSレジを選びましょう。 

    (5) 経営判断の役立つ情報の有無

    POSレジを選ぶ際には、自社の経営課題に合わせて、必要な情報を提供してくれるか、分析機能が充実しているかなどを確認することが重要です。例えば、顧客属性の詳細な分析が必要な場合は、顧客管理機能が充実したPOSレジを選ぶ必要があります。

    必要な情報を必要なタイミングで取得できるかも重要です。グラフや表などで視覚的にデータを把握できるか、特定の条件でデータを絞り込んで分析できるか、といった点も考慮しましょう。

    POSレジを導入する流れ

    POSレジの導入は比較的簡単です。ここでは導入するまでの流れを5つのステップに分けて紹介します。

    (1) お問い合わせ

    気になるPOSレジ事業者の公式サイトをチェックし、問い合わせフォームまたは電話番号を確認します。問い合わせの際に、要望や現状の課題も伝えます。例えば、「レジ業務の効率化を図りたい」「顧客管理を強化したい」「多店舗展開を予定している」といった要望を伝えましょう。

    担当者から製品やサービスの説明を受け、提案内容を聞き、検討を進めたい場合は見積もりを依頼します。

    (2) 見積もりと無料トライアルの実施

    事業者から見積もりを受け取り、導入に必要な機器やソフトウェア、初期費用、月額利用料、サポート費用などを確認します。見積もり内容を比較したい場合は、複数の事業者に問い合わせるとよいでしょう。

    事業者によっては無料トライアル期間があります。実際の店舗環境でPOSレジを使用することで、自社の業務に合っているか、現場スタッフが使いこなせるかなどを確認できます。

    POSレジの導入費用についてより詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

    POSレジの導入費用を比較|初期費用・月額コストが低価格なサービス・おすすめ補助金 (orend.jp)

    (3) 必要な機器の購入

    必要な機器をリストアップし、購入を進めましょう。タブレット型POSレジの場合、既存のタブレットにアプリをダウンロードするだけで使える場合もあります。レジ用のタブレットがすでにある場合は、初期コストを抑えられるでしょう。

    必要な機器はPOSレジの種類や店舗の規模、業務内容によって異なるため、事前に事業者と相談し、最適な機器構成を検討することが大切です。 

    (4) POSレジの初期設定

    POSレジを設置したら、初期設定を行います。スタッフの人数設定や売上計算表の作成、IDやパスワードの設定など、POSレジの機能に応じてさまざまな設定が必要です。

    初期設定に不安がある場合は、各会社が行っている初期講習の受講をおすすめします。初期設定だけでなく、正しい機能の活用方法や操作方法も丁寧に教えてくれるでしょう。

    (5) 商品登録とマニュアル設定

    初期設定を完了したら、商品登録とマニュアル設定を行います。商品登録では、各商品データをアップロードし、商品名、価格、バーコード、在庫情報などを設定します。商品数が多ければCSVファイルでの一括登録が便利です。

    マニュアル作成では、商品が購入されて会計が完了するまでの手順を記載します。基本的な操作だけでなく、値引きや数量変更、返品、ポイント利用などさまざまなシチュエーションを想定した手順を盛り込むことが重要です。

    以下の記事で具体的なPOSレジの比較を行っていますのでぜひご覧ください。

    POSレジ徹底比較45選!|「あなたのお店に合う」POSレジがきっと見つかる!業態別おすすめを解説

    POSレジの導入が向いている業界

    業界によって、POSレジの導入が向いているかどうかが異なります。ここではPOSレジの導入が向いている業界を6つ紹介します。

    飲食店 – 注文効率化と会計時間短縮

    飲食店では、POSレジを導入することで注文効率化と会計時間短縮を実現し、顧客満足度や回転率の向上につなげられます。オーダーエントリーシステムやモバイルオーダーと連携すれば、業務効率をさらに向上させることができるでしょう。

    飲食店を対象とした調査では、「最も導入して良かったと思うツールやサービス」の第1位にPOSレジが挙げられています。

    出典:株式会社シンクロ・フード

    紙や口頭での注文は、聞き間違いやオーダーミス、キッチンへの伝達ミスなどが発生しやすく、提供時間の遅れや顧客満足度の低下につながる可能性があります。

    POSレジを導入し、ハンディ端末で注文を入力できるようにすれば、情報をキッチンとリアルタイムで共有でき、調理開始までの時間を短縮できます。注文データは自動的に会計に反映されるため、会計時のミスを防ぐこともできるでしょう。売れ筋・死に筋商品を把握し、メニューを改善することも可能です。

    飲食店におすすめのPOSレジについてより詳しく知りたい方は、以下の記事でより詳細に解説しておりますので、ぜひご覧ください。

    【2024年最新】飲食店向けPOSレジ比較10選|店舗規模&業態別の料金・機能・飲食店の課題

    小売・アパレル – 売上分析機能や在庫管理機能が活躍

    小売・アパレル業界では、POSレジの売上分析機能、在庫管理機能、ECサイトとの連携機能が特に役立ちます。例えば、販売数推移や一緒に購入される商品を分析することで、顧客の購買行動を理解し、売れ筋商品を把握して販売戦略に活用できます。

    POSレジで在庫管理を行い、適正在庫をキープすることで、機会損失や保管コストを削減できます。POSレジによっては在庫切れ間近の商品をアラート通知でお知らせしてくれるうえに、粗利を自動計算することも可能です。

    アパレル業界におすすめのPOSレジについてより詳しく知りたい方は、以下の記事でより詳細に解説しておりますので、ぜひご覧ください。

    【アパレル向け】POSシステムおすすめ比較|機能一覧・導入メリット・選び方を徹底解説

    美容室・エステ – 予約を集約し、顧客データを管理

    美容室やエステサロンでは、予約管理と顧客データ管理を効率化し、顧客満足度向上や売上アップにつなげることができます。具体的には、ホットペッパービューティーなどの予約サイトと連携し、予約を一元管理することで、予約の重複や見逃しを防げるようになります。

    また、お客様の来訪履歴や購入履歴を確認できるため、個別に合ったカウンセリングや施術提案が可能になります。さらに、顧客データの傾向を分析することで、リピーターになりそうな客層にダイレクトメールを送付するなどの施策が可能です。

    美容室・サロンにおすすめのPOSレジについてより詳しく知りたい方は、以下の記事でより詳細に解説しておりますので、ぜひご覧ください。

    美容室&サロンPOSレジアプリ比較10選|無料で1人もおすすめ・規模別選び方・IT導入補助金メリット

    クリニック・薬局 – 混雑緩和や待ち時間の短縮

    従来の会計処理は、手書きの領収書発行や手計算による会計処理など時間がかかる作業が多く、患者や顧客の待ち時間増加につながっていました。株式会社peerNISTの調査によると、病院やクリニックでストレスを感じることの第1位が「待ち時間の長さ」です。

    出典:PR TIMES

    POSレジを導入すれば、会計処理が迅速化できるため、混雑状況の緩和が期待できるでしょう。POSレジとレセコン・電子カルテを連携させれば、会計内容を自動で反映できるため、転記ミスなどの人的エラーを防ぐことも可能です。

    さらに、自動釣銭機をセルフレジのように導入することで、職員との接触を減らし、衛生的な会計に役立ちます。

    イベント・屋外店舗 – 店舗と変わらないレジ環境の構築

    POSレジを導入すれば、iPadやiPhone、Bluetooth対応レシートプリンターやバーコードリーダーを活用することで、場所を選ばずに店舗と変わらないレジ環境を構築できます。設置スペースを取らず、設営や撤去も簡単です。

    会計情報は事前に登録した商品情報と自動で連携されるため、お客様を長時間待たせることなく、売り場の回転率を上げて売上アップを図れるでしょう。オフラインモード対応のPOSレジを使えば、インターネットがつながらない環境でも安心して利用できます。

    ホテル – 会計業務の簡略化

    ホテルでは、売店やレストランの会計を部屋付けにし、チェックアウト時に一括精算できるようになります。個別会計や現金管理の手間を省き、チェックアウト時の待ち時間短縮や顧客満足度向上につながるでしょう。

    また、POSレジによっては、外国人観光客向けの免税対応もスムーズに行えます。さらに、パスポートリーダーで情報を読み取り、自動入力が可能なPOSレジもあります。「購入記録情報」の電子データ作成から国税庁への情報送信も自動化できるため、免税管理の手間を大幅に省けるでしょう。

    おすすめのPOSレジ5選

    今まで説明してきたように、POSレジは自店舗のニーズや課題を解決できるものを選ぶのがおすすめです。ただ、さまざまなPOSレジがあるため、「どれを選べばよいかわからない」と不安に思う方もいるでしょう。

    そこで、ここではおすすめのPOSレジをいくつかピックアップして紹介します。気になるものがあれば、ぜひ詳細を確認してみてください。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
    かんたん注文 問い合わせ0円~
    ※キャンペーン価格
    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
    ・海外3ブランド
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    問い合わせ問い合わせ
    CASHIER 0円~
    端末費用のみ
    ※端末レンタルあり
    スタンダード:0円
    プロフェッショナル:4,000円
    ※税抜
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    Android
    タブレット
    電話Square
    Spayd
    StarPay
    問合せ〇〇
    STORES レジ0円~フリー:0円
    ベーシック:4,950円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
    電話
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    Air レジ 0円 ※無料
    ※iPad 37,790円
    (別売)
    0円飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone
    (iOS)
    メール
    チャット
    Square
    Airペイ
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇×
    スマレジ 0円 ※無料スタンダード:0円
    プレミアム:4,400円
    プレミアムプラス:7,700円
    フードビジネス:11,000円
    リテールビジネス:13,200
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    スマレジペイメント
    ペイメント・マイスター
    おてがるPay、StarPay
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    NEC モバイルPOS 問い合わせ問い合わせ飲食店・カフェiPad(iOS)電話
    24時間365日
    メール
    stera terminal
    AirPAY
    Anywhere
    StarPay
    問い合わせ〇〇
    ユビレジ 0円 ※無料
    ※周辺機器別売り
    フリー:0円
    プレミアム:6,900円
    飲食店向け:8,400円
    小売向け:11,400円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    食べログPay
    StarPay など
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    USENレジ 0円 ※無料9,980円~/1台飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話USEN PAY
    USEN PAY QR
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    POSレジ導入費用比較表

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00012″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    自社に合ったPOSレジを導入しよう

    POSレジにはさまざまな種類があり、業界や店舗の形態によって最適なものは異なります。ここで紹介した種類や業界ごとの利点を参考にしていただき、自社に合った端末を導入しましょう。

  • 【アパレル向け】POSシステムおすすめ比較!機能一覧・導入メリット・選び方を徹底解説

    【アパレル向け】POSシステムおすすめ比較!機能一覧・導入メリット・選び方を徹底解説

    POSレジとは|仕組み/基本機能/種類/導入費用比較一覧

    POSレジとは売上金額や各種情報をリアルタイムに収集・管理するレジのこと。情報を一元管理するため、蓄積されたデータを分析することも可能です。IT導入補助金の拡大もあり、POSレジに注目が集まっています。

    高度な在庫管理や商品管理機能など、POSレジにはアパレル向けの機能が豊富です。今回はPOSレジの仕組みや主要機能、アパレル業界にPOSレジが必要な理由、導入メリット・選び方などを紹介します。

    POSレジとレジスターの違い

    POSレジとレジスター(キャッシュレジスター)は別物です。

    • レジスター:サービスや商品を販売した際の金額を計算する端末
    • POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ

    つまりPOSレジは料金の計算を行う端末としての役割だけでなく、販売データを蓄積しいつ、どこで、だれが売ったものかを管理するデータベースとしての機能がついているものです。

    POSレジの基本機能

    POSレジにはオーダーと会計以外に、主に8つの機能があります。

    商品管理原価・価格の登録/価格変更/商品情報の登録/限定メニューの登録
    在庫管理在庫数のリアルタイム確認/仕入れ情報の確認
    売上管理・分析売上・注文情報のリアルタイム確認/店舗別データの確認/帳票作成/
    曜日・時間帯ごとの売上分析
    顧客情報の管理来店履歴・注文内容の管理/顧客情報の簡単検索
    スタッフの勤怠管理出退勤の記録/残業時間の計算/賃金集計
    座席管理空席の確認/注文内容とテーブルの紐づけ
    クレジット・
    キャッシュレス決済
    クレジットカード・QRコード決済・電子マネー決済との連携
    各種システムとの連携 ポイントカードとの連携/LINE・会計ソフトなど既存システムとの連携/

    POSレジはこれら機能を一元管理できるため、店舗運営に関わる業務を端末一つで行えます。

    なお、POSシステムの仕組みや各種機能の詳細はこちらの記事で紹介しています。

    POSレジの種類

    POSレジには、ターミナル型・パソコン型・タブレット型の3種類があります。

    <ターミナル型>

    レジスターに近い見た目をしている、一般的に使用されているPOSレジです。操作性・耐久性に優れている反面、レジ本体を購入する必要があることから導入費用が高額になるのがデメリットといえます。

    <パソコン型>

    普段使用しているパソコンにPOSシステムをインストールするタイプです。インストール後にすぐPOSレジとして使用できること、手持ちのパソコンを使うことで初期費用を抑えられるのがメリットです。しかし、レシートプリンターやキャッシュドロア、自動釣銭機などの購入費用は別途発生します。

    <タブレット型>

    パソコン型のように、POSシステムをタブレットにインストールするタイプです。パソコンよりも端末費用が安価なこと、持ち運びできることがタブレット型POSのメリットとい言えます。パソコン型と同じく、周辺機器を購入する際は費用が発生します。

    種類別 – POSレジの導入費用相場

    ターミナル型・パソコン型・タブレット型の初期費用や月額費用、保守費用とそれぞれの主要システムは次の通りです。

    種類初期費用月額費用保守費用主要システム
    ターミナル型 50~100万 1万円~1,000円~ タッチターミナル RZ-A21DWILLPOS-Unity/TWINPOS
    パソコン型0~50万円5,000~3万円 0~2万円PCPOS/WeBee/FOODレジPC-POS MATE/PiPiRE
    タブレット型 0~20万円0~2万円0円 無料 スマレジ/Air レジユビレジ/Square POS/POS+

    アパレル業界おすすめPOSレジ – 初期/月額費用比較5選

    アパレル業界におすすめの無料POSレジ5つと、初期・月額費用、サポート、決済システム連携の比較表は次の通りです。

    システム名初期費用月額費用無料トライアル
    パワクラ(PowerPOSクラウド)100,000円〜0円〜–
    birdiePOS問い合わせ問い合わせ–
    ReTELA(リテラ)問い合わせ9,800円〜問い合わせ
    Loyverse POS0円〜0円〜あり
    POSCM NEO (ポスカム・ネオ)問い合わせ問い合わせ問い合わせ

    アパレル業界が抱える課題/POSレジが必要な背景

    アパレル業界は過剰在庫と売上予測、扱うアイテム数の多さなど、いくつもの課題を抱えています。しかし、それらの課題はPOSレジの導入で解決できるかもしれません。ここではアパレル業界が抱える3つの課題を紹介します。

    余剰在庫 – 5割の法人が最優先課題として挙げる

    ※出典:株式会社矢野経済研究所「アパレル業界におけるサプライチェーンマネジメントに関する法人アンケート調査」

    アパレル業界では過剰在庫が大きな問題です。2019年に株式会社矢野経済研究所が行った「アパレル業界におけるサプライチェーンマネジメントに関する法人アンケート」でも、最優先課題として「在庫の最小化」を挙げた企業人が54.7%にも上っています。

    過剰在庫は、経営の圧迫や環境への影響問題などさまざまなリスクをはらんでいるため、今すぐにでも解決したいところです。そこで役立つのが、在庫管理もできるPOSレジです。入荷や発注、棚卸といった業務により、適正在庫を保つのに一役買います。

    売上予測 – 需要を読む難易度が高い

    アパレル業界では、約1年前から来シーズンの商品作りを始めます。流行や人気を予想したうえ上で作られるものの、読みが外れると過剰在庫につながるでしょう。

    また、最近はインフルエンサーの投稿などによって予期せぬトレンドが起こることもあり、需要を読む難易度が高まっています。

    POSレジがあれば売上データを集計し、より精度の高い分析ができます。自社での売れ行きも可視化されるため、需要も読みやすくなるでしょう。

    アイテム数 – 扱う商品の多さがミスを誘う

    カラーやサイズ違いなど、アパレル業界は扱う商品数が多い分、検品・返品ミスが起こりやすく、在庫管理が難しいのも課題の一つです。在庫管理に時間と手間がかかるほど、人件費がも高くなるのも難点と言えます。

    その点、POSレジは入荷状況などを確認しつつ検品作業ができるので、扱う商品が多かったとしてもスムーズに作業を進められるでしょう。

    アパレル店にPOSレジを導入する5つのメリット

    アパレル業界でPOSレジの導入が進むのは、それだけのメリットがあるからです。ここではアパレル店にPOSレジを導入するメリットとして、在庫の一元管理・売上データの分析・人件費の節約・複数店舗の確認・顧客満足度の向上の5つを紹介します。

    1. 在庫管理の一元化ができる

    POSレジは在庫管理や棚卸、店舗間移動、発注・入荷・出荷機能など、在庫管理に関わる業務の一元管理が可能です。一つの端末ですべて確認できることにより、作業効率が上がります。

    また、データはクラウド上に保存されるため、店舗外からも確認できます。

    2. 売上データの分析ができる

    POSレジは売上データの分析も可能です。どの商品がいつ・いくつ売れたのか把握できれば、課題として挙がっている売上予測に役立ちます。そのため、在庫管理だけでなく売上アップにも期待できるでしょう。

    3. 人件費の節約につながる

    POSレジの導入によって在庫管理が簡略化されると、人件費の削減につながります。スタッフ数が少ない店舗であれば、これまで在庫管理に充てていた人員を別の業務に回せるため、新たなスタッフを雇う必要性も低くなるでしょう。

    4. 複数店舗の売上/在庫状況を把握できる

    POSレジでは多店舗の情報も一元管理できます。離れた場所にいても状況をリアルタイムに確認でき、互いの情報も簡単に共有できます。

    例えば、自店舗に顧客の求める商品がない場合は、POSレジで他店舗の在庫状況を確認し、店舗間移動を求めることも可能です。

    5. 顧客満足度を高める接客ができる

    POSレジに搭載されている顧客管理機能では、顧客の個人情報だけでなく過去の購入履歴なども管理できます。顧客の好みに合ったコーディネートの提案をしたり、接客中に在庫を確認したりと、顧客満足度を高めるスマートな接客がPOSレジの活用によって叶います。

    アパレル向けPOSレジが注目される背景/トレンド

    POSレジはアパレル業界の課題解決に役立つツールであること、導入の補助金があることから、多くの店舗で導入が進んでいます。ここではアパレル業界でPOSレジが注目される背景と、導入時に利用できる補助金制度を紹介します。

    求人数の増加 – 生産管理が重要なポジションに

    ※出典:クリーデンス – アパレル・ファッション業界の最新版「業界動向」

    アパレル・ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」が2021年3月に発表したデータを見てみると、「生産管理」「プレス・販売促進」「EC・通販関連」「人事・総務・経理・財務」といった職種の求人数が前年よりも増加していることが分かります。

    これは、アパレル業界が長年抱え続けてきた余剰在庫や、デジタル・EC化といった課題を解消する動きがコロナ禍で加速したものと見られています。POSレジは、この生産管理に役立つとして注目を集めています。

    小規模持続化補助金 – 最大50万円までの支給

    「小規模持続化補助金」はPOSレジの導入時に使える制度で、通常枠の上限は50万円です。

    <対象>

    • 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員の数5人以下
    • 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員の数20人以下
    • 製造業その他:常時使用する従業員の数20人以下

    <申請受付締切日>

    • 第9回:2022年9月20日(火)
    • 第10回:2022年12月上旬
    • 第11回:2023年2月下旬

    上記の他に資本金や出資金、課税所得の年平均額、持続化給付金に関する要件もありますので、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

    IT導入補助金 – 制度の拡大、対象額は最大2年分まで引き上げ

    POSレジの導入に活用できる補助金制度として「IT導入補助金2022」があります。「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」に名称が変更されたタイミングで、これまでは対象外だったPOSレジ関連のハード機器も補助金の対象に。対象額も最大1年分から2年分へと変更となったため、多くの経営者がPOSレジに興味関心を寄せています。

    <対象になるもの>

    • POSレジ本体機器
    • カスタマーディスプレイ
    • キャッシュドロア
    • レシートプリンター
    • 自動釣銭機
    • バーコードリーダー
    • Wi-Fiルーター
    • 配送設置費
    • クラウド利用料

    制度について、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

    アパレル向けPOSレジの5つの機能

    冒頭で紹介した通り、POSレジにはさまざまな基本機能があります。アパレル店で使うPOSレジは、高度な在庫管理・商品管理・会員管理・クーポン配信・ECサイト連携などの機能があると便利です。

    1.高度な在庫管理機能

    アパレル店では、店舗別基準在庫、一括移動発注、一括補充移動といった高度な在庫管理機能があるPOSレジが活躍します。

    • 店舗別基準在庫:商品または店舗ごとに基準値を設定して発注する
    • 一括移動発注:他店舗の売上・在庫を確認しながら在庫を配分する
    • 一括補充移動:売り上げた分だけ在庫を一括補充する

    2.商品管理機能

    アパレル業界向けのPOSレジは、SKU管理に対応しています。商品のサイズやカラー、ブランドまで細かく管理することで、売れ筋や在庫数が少ないアイテムが一目瞭然となります。

    3. 会員管理

    ポイントカードを作成するなど、自店舗の会員登録をした顧客を管理する機能です。顧客の氏名や電話番号といった個人情報をはじめ、会員ランクや蓄積ポイント、購買履歴などを参照できます。

    4. クーポン発券/配信機能

    POSレジに蓄積された顧客のデータを基に、クーポンを発券・配信する機能です。「新規入会10%オフ」や「誕生月15%オフ」など、顧客の状況に合わせて発券・配信することで、より高い集客効果を見込めます。

    5. ECサイト連携機能

    ECサイトと実店舗の在庫を一元管理する機能です。在庫の増減があると自動反映されるため、在庫が余ってしまうリスクを低減します。

    アパレル向けPOSレジの選び方

    アパレル店がPOSレジを導入する際は、やみくもに選ぶのではなく、自店舗に合うものを比較検討することが大切です。ここではPOSレジの選び方を3つ紹介します。

    自店舗に必要な機能があるPOSレジを選ぶ

    POSレジの基本機能は共通しているものが多いですが、オプション機能などはサービスによって異なります。アパレル業界向けの機能があるもの、なおかつ自店舗に合うものを選びましょう。

    操作のしやすさも確認する

    いくらPOSレジが多機能でも、スタッフが使いこなせないと効率は下がります。ITツールに慣れていない従業員でも問題なく操作できるものだと安心です。お試し期間のあるものを選び、実際に操作性を確認するのもおすすめです。

    費用対効果を考える

    POSレジの費用はサービスによって異なります。なかには初期費用・月額費用ともに0円のものもありますが、無料のものは使える機能が限られていることがあるので、費用対効果も考えつつ検討をしましょう。

    アパレル業界おすすめPOSレジ8選

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
    かんたん注文 問い合わせ0円~
    ※キャンペーン価格
    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
    ・海外3ブランド
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    問い合わせ問い合わせ
    CASHIER 0円~
    端末費用のみ
    ※端末レンタルあり
    スタンダード:0円
    プロフェッショナル:4,000円
    ※税抜
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    Android
    タブレット
    電話Square
    Spayd
    StarPay
    問合せ〇〇
    STORES レジ0円~フリー:0円
    ベーシック:4,950円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
    電話
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    Air レジ 0円 ※無料
    ※iPad 37,790円
    (別売)
    0円飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone
    (iOS)
    メール
    チャット
    Square
    Airペイ
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇×
    スマレジ 0円 ※無料スタンダード:0円
    プレミアム:4,400円
    プレミアムプラス:7,700円
    フードビジネス:11,000円
    リテールビジネス:13,200
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    スマレジペイメント
    ペイメント・マイスター
    おてがるPay、StarPay
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    NEC モバイルPOS 問い合わせ問い合わせ飲食店・カフェiPad(iOS)電話
    24時間365日
    メール
    stera terminal
    AirPAY
    Anywhere
    StarPay
    問い合わせ〇〇
    ユビレジ 0円 ※無料
    ※周辺機器別売り
    フリー:0円
    プレミアム:6,900円
    飲食店向け:8,400円
    小売向け:11,400円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話(有料)
    メール
    Square、STORES 決済
    楽天ペイ
    食べログPay
    StarPay など
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    USENレジ 0円 ※無料9,980円~/1台飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話USEN PAY
    USEN PAY QR
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    〇〇
    POSレジ導入費用比較表

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00012″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    アパレル向けPOSレジは過剰在庫の解消に役立つ

    POSレジは会計業務だけでなく、在庫管理にも役立つ便利なツールです。アパレル業界が抱える過剰在庫という課題は、POSレジの導入と活用によって解消できるかもしれません。普段の在庫管理から苦労している店舗は、この機会にPOSレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 【ネイル・美容サロン向け】おすすめPOSレジ比較!無料・電子カルテ連携など特徴別に紹介

    【ネイル・美容サロン向け】おすすめPOSレジ比較!無料・電子カルテ連携など特徴別に紹介

    POSレジとは|レジスターとの違い/機能/種類/費用相場

    POSレジとは、売上・販売に関するデータをリアルタイムに収集・管理するレジのことです。業務を円滑に進めるために役立つ機能が豊富なため、多くのネイルサロンで導入されています。また、IT導入補助金が拡大されたことでPOSレジに注目が集まっています。

    今回はサロン経営者に向けて、POSレジの種類や主要機能、ネイルサロン向けの機能、導入メリット・選び方などを紹介します。

    POSレジとレジスターの違い

    POSレジとレジスター(キャッシュレジスター)は似ていますが、両者は別物です。

    • レジスター:サービスや商品を販売した際の金額を計算する端末
    • POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ

    つまりPOSレジは料金の計算を行う端末としての役割だけでなく、販売データを蓄積し、いつ、どこで、だれが売ったものかを管理するデータベースとしての機能がついているものです。

    POSレジの主要機能

    POSレジにはオーダーと会計以外に、主に8つの機能があります。

    商品管理原価・価格の登録/価格変更/商品情報の登録/限定メニューの登録
    在庫管理在庫数のリアルタイム確認/仕入れ情報の確認
    売上管理・分析売上・注文情報のリアルタイム確認/店舗別データの確認/帳票作成/曜日・時間帯ごとの売上分析
    顧客情報の管理来店履歴・注文内容の管理/顧客情報の簡単検索
    スタッフの勤怠管理出退勤の記録/残業時間の計算/賃金集計
    座席管理空席の確認/注文内容とテーブルの紐づけ
    クレジット・キャッシュレス決済 クレジットカード・QRコード決済・電子マネー決済との連携
    各種システムとの連携ポイントカードとの連携/LINE・会計ソフトなど既存システムとの連携/

    POSレジはこれらを一元管理できるため、店舗運営にかかわる業務を端末一つで行えます。

    なお、POSシステムの仕組みや各種機能の詳細はこちらの記事で紹介しています。

    POSレジの種類

    POSレジには、ターミナル型・パソコン型・タブレット型の3種類があります。

    <ターミナル型>

    レジスターに近い見た目をしている、一般的に使用されているPOSレジです。操作性・耐久性に優れている反面、レジ本体を購入する必要があることから導入費用が高額になるのがデメリットといえます。

    <パソコン型>

    パソコンにPOSシステムをインストールするタイプです。手持ちのパソコンを使用することで初期費用を抑えられる点や、インストール後すぐに使える点が魅力です。ただし、レシートプリンターやキャッシュドロア、自動釣銭機などの周辺機器は別に購入する必要があります。

    <タブレット型>

    パソコン型のように、POSシステムをタブレットにインストールするタイプです。パソコンよりも端末費用が安価なこと、持ち運びできることがタブレット型POSのメリットといえます。パソコン型と同じく、周辺機器を購入する際は費用が発生します。

    種類別 – POSレジの導入費用相場

    各POSレジの初期費用や月額費用、保守費用とそれぞれの主要システムは次の通りです。

    種類初期費用月額費用保守費用主要システム
    ターミナル型50~100万1万円~1,000円~ タッチターミナル RZ-A21DWILLPOS-Unity/TWINPOS
    パソコン型0~50万円 5,000~3万円 0~2万円PCPOS/WeBee/FOODレジPC-POS MATE/PiPiRE
    タブレット型 0~20万円0~2万円0円 無料 スマレジ/Air レジユビレジ/Square POS/POS+

    ネイルサロンおすすめPOSレジ – 初期/月額費用比較6選

    ネイルサロンにおすすめの無料POSレジ6つと、各種費用やサポート、決済システム連携の比較表を紹介します。

    サービス名初期費用月額費用サポート決済システム連携
    Bionly無料要問合わせ電話メール
    オンライン
    Square/楽天ペイ/STORES 決済
    パワーナレッジ要問合わせ要問合わせ 電話メール要問合わせ
    Reservia POS60,000円5,800円〜電話要問合わせ
    POS+beauty350,000円〜 12,000円~電話stera terminal/楽天ペイ/PAYGATE AIR
    BeSALO要問合わせ12,500円~
    22,000円
    電話要問合わせ
    SOSIA POS SALON30,000円~8,000円~電話リモートなし

    ネイルサロン向けPOSレジの5つの機能

    数あるPOSレジの機能の中で、ネイルサロンに適しているのは予約管理・顧客管理・電子カルテ・LINE連携・キャッシュレス決済の5つです。それぞれ詳しく確認していきましょう。

    1. 予約管理機能

    予約管理機能とは、予約情報を一元管理する機能です。予約・キャンセルをネットで自動受付できるため、電話が鳴って施術を中断する必要がなくなります。

    顧客側も24時間いつでも予約できるので、利便性が高まります。

    2. 顧客管理機能

    顧客管理機能とは、顧客の個人情報や来店履歴などを管理・蓄積する機能です。これまでの施術履歴や好み、会話の内容なども記録できます。過去の情報を活かして接客することで、顧客のファン化を狙えます。

    3. 電子カルテ連携

    電子カルテ機能は、顧客の施術情報を電子化できる機能です。施術に関するメモ書きや写真の保存ができます。会話の中から拾った好みに関するヒントや、顧客の爪の長さや特徴などを記録しておくことで、より満足度の高い接客を実現できるでしょう。

    4. LINE連携

    店舗のLINEアカウントを運営している場合は、POSレジと連携が可能です。連携すると、LINE上で予約・キャンセル受付が可能になります。リマインドの通知もLINEで送信できるため、無断キャンセルの防止にも役立ちます。

    5. キャッシュレス決済

    POSレジはクレジットカードや各種電子マネーといった、キャッシュレス決済とも連携が可能です。詳しくは後述しますが、ネイルサロン利用者の多くはキャッシュレス決済の対応可否を重視する傾向にあります。

    キャッシュレス決済は現金の用意にかかる手間を省ける、受け渡しミスを防げるなど、店舗側にもメリットが多いです。

    ネイルサロンが抱える課題と導入メリット

    POSレジはサロンワークの業務過多解消や、顧客からの要望実現に役立ちます。ここではネイルサロンの課題と解決策を紹介します。

    サロンワークの業務過多 – POSレジ導入で作業の効率化

    ネイルサロンの課題として、業務過多が挙げられます。

    <スタッフが担当する主な作業>

    • 予約受付・管理
    • 開店準備
    • 接客・施術
    • 会計・レジ締め
    • 在庫管理 など

    POSレジは予約管理機能や顧客管理機能、電子カルテ機能などが搭載され、運営にかかわる情報を一元管理できます。端末一つで多くの業務がこなせるため、作業の効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも期待ができるでしょう。

    顧客からネイルサロンへの要望 – POSレジの活用で実現可能

    ※出典:ホットペッパービューティーアカデミー – ネイルサロンの「リピート」を決める瞬間とは?

    ホットペッパービューティーアカデミーが行った「ネイルサロンの「リピート」を決める瞬間とは?」の結果は、次の通りです。

    • 1位:仕上がり確認(43.0%)
    • 2位:カラーリング・デザイン(35.4%)
    • 3位:カウンセリング(34.8%)

    1位から3位まで、どれも「話を聞くこと」「好みを把握すること」「前回の接客内容を活かすこと」が欠かせない内容です。

    POSレジを導入して電子カルテと連携すれば、顧客の好みや施術履歴を詳細に残せるので、1位〜3位までの要望をすべて満たせるでしょう。

    ネイルサロン向けPOSレジの導入事例

    POSレジの導入に迷っている場合は、実際の導入事例が参考になります。今回はPOSレジを導入した2つのサロンの実例を紹介します。

    導入事例 – 一元管理でスタッフの負担が減少

    ※出典:Bionly – 導入事例「南青山ネイルサロンLaViVi」

    以前の『南青山ネイルサロンLaViVi』は、すべてを紙で管理するアナログ的な経営でした。紙の管理に限界を感じたため、POSレジの導入を決めたそうです。

    POSレジの導入後は、今までは紙だったものすべてがタブレットで完結するようになりました。顧客管理とレジ・集計業務が簡略化されたことで、スタッフの負荷減に成功しています。

    導入事例 – 売上管理機能でレジ締めの時間が短縮

    ※出典:Bionly – 導入事例「ネイルサロン Bloomin」

    『ネイルサロン Bloomin』では、新店オープンをきっかけにPOSレジの導入を決めています。それまでは手動でエクセルに打ち込んで売上管理をしていたため、負担が大きかったそうです。

    POSレジの導入後は売上管理が楽になり、計算ミスもなく集計時間を短縮できています。

    ネイルサロン向けPOSレジが注目される背景/市場/トレンド

    ネイルサロン経営者がPOSレジに注目している背景には、顧客の要望と補助金制度があります。ここではキャッシュレス決済とネット予約、POSレジ導入時に活用できる2つの補助金制度を紹介します。

    ネット予約/キャッシュレス決済 – 今後も利用したいサービスの1位/2位

    ※出典:ホットペッパービューティーアカデミー
    「美容サロンのDXに関する利用意識・実態調査」

    ホットペッパービューティーアカデミーが行った調査では、「美容サロンで利用してみたい・今後も利用したいオンラインやデジタルツールを使ったサービス」という質問に対し、71.3%の女性客がネット予約、48.6%がキャッシュレス決済と回答しています。

    この結果から、サロン利用客の多くがネット上での予約と、スムーズな決済を望んでいることが分かります。POSレジはどちらも実現できるとあり、サロン経営者から注目を集めています。

    キャッシュレス決済 – 5割以上が未導入で不便と回答

    ※出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」

    ホットペッパービューティーアカデミーが行った「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」において、ネイルサロンでキャッシュレス決済ができず不便に感じたことが「よくある」と回答したのは18.2%、「たまにある」と回答したのは35.5%でした。この結果から、約5割の利用者がキャッシュレス決済の未導入に対して不便と感じていることが分かります。

    ※出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」

    また、同調査では「美容サロンでキャッシュレス決済が利用できるようになれば、もっと物販の購入やメニューの追加がしやすくなると思いますか?」という質問も行われました。

    これに対し、ネイルサロン利用者の19.1%が「とてもそう思う」、37.3%が「ややそう思う」と回答しています。計5割を超える人が、ネイルサロンで物販の購入を見送っている可能性があるのです。

    このように、ネイルサロン利用者の多くがキャッシュレス決済を望んでいます。導入していないと機会損失につながる恐れがあるため、未導入の店舗ではPOSレジとキャッシュレス決済機能の連携を検討することをおすすめします。

    小規模持続化補助金 – 最大50万円までの支給

    「小規模持続化補助金」はPOSレジの導入時に使える制度で、通常枠の上限は50万円です。

    <対象>

    • 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員の数5人以下
    • 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員の数20人以下
    • 製造業その他:常時使用する従業員の数20人以下

    <申請受付締切日>

    • 第10回:2022年12月上旬
    • 第11回:2023年2月下旬

    上記の他に資本金や出資金、課税所得の年平均額、持続化給付金に関する要件もありますので、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

    IT導入補助金 – 制度の拡大、対象額は最大2年分まで引き上げ

    POSレジの導入に活用できる補助金制度として「IT導入補助金2022」があります。「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」に名称が変更されたタイミングで、これまでは対象外だったPOSレジ関連のハード機器も補助金の対象に。対象額も最大1年分から2年分へと変更となったため、多くの経営者がPOSレジに興味関心を寄せています。

    <対象になるもの>

    • POSレジ本体機器
    • カスタマーディスプレイ
    • キャッシュドロア
    • レシートプリンター
    • 自動釣銭機
    • バーコードリーダー
    • Wi-Fiルーター
    • 配送設置費
    • クラウド利用料

    制度について、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

    ネイルサロン向けPOSレジ│個人・店舗での選び方の違い

    ネイルサロンがPOSレジを導入する際は、個人と店舗によって選ぶ基準が若干異なります。自店舗に合うPOSレジを選ぶヒントを紹介します。

    個人ネイルサロンは低コストのものを選ぶ

    個人で運営するネイルサロンは、低コストのものを利用するのがおすすめです。タブレット型POSレジならインストールするだけで使えるので、費用を抑えられます。無料お試しプランがあるサービスを試すのも一案です。

    店舗は使い勝手が良いものを選ぶ

    複数人のスタッフを雇っている店舗は、使い勝手の良いPOSレジを選ぶと業務効率向上に期待できます。それに加え、出退勤の記録や残業時間の計算といったスタッフの管理機能もあるPOSレジだと、賃金の集計にかかる手間も省けます。

    使い勝手や機能の豊富さと、費用対効果を考えつつ選びましょう。

    おすすめネイルサロン向けPOSレジ

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    メール
    Square
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    ・QRコード
    Squareアプリ
    他社アプリ連動可
    〇〇
    かんたん注文 問い合わせ0円~
    ※キャンペーン価格
    飲食店・カフェiPad(iOS)
    Android
    タブレット
    電話
    LINE
    STORES決済
    ・クレジットカード
    ・交通系電子マネー
    IntaPay
    ・QRコード国内主要12ブランド
    ・海外3ブランド
    MFクラウド会計
    弥生会計
    freee会計
    問い合わせ問い合わせ
    CASHIER 0円~
    端末費用のみ
    ※端末レンタルあり
    スタンダード:0円
    プロフェッショナル:4,000円
    ※税抜
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    Android
    タブレット
    電話Square
    Spayd
    StarPay
    問合せ〇〇
    STORES レジ0円~フリー:0円
    ベーシック:4,950円
    飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)メール
    電話
    STORES決済
    ・クレジットカード
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    カスタム追加可能
    MFクラウド会計
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    (別売)
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    アパレル
    美容室・サロン
    iPad/iPhone
    (iOS)
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    チャット
    Square
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    NEC モバイルPOS 問い合わせ問い合わせ飲食店・カフェiPad(iOS)電話
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    USENレジ 0円 ※無料9,980円~/1台飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
    iPad(iOS)電話USEN PAY
    USEN PAY QR
    MFクラウド会計
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    freee会計
    〇〇
    POSレジ導入費用比較表

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00012″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    POSレジを導入して集客率/売上のアップを目指そう

    POSレジは会計業務だけでなく、集客にも大きく貢献するツールです。ネイルサロン利用者の多くはネット予約とキャッシュレス決済を望んでいるため、導入すると集客率の向上に期待ができます。この機会に、自店舗に合うPOSレジを探し始めてはいかがでしょうか。

  • 個人飲食店おすすめ無料POSレジ比較8選!機能・メリット・IT導入補助金対象機器一覧

    個人飲食店おすすめ無料POSレジ比較8選!機能・メリット・IT導入補助金対象機器一覧

    POSレジとは|仕組み・基本機能・種類・特徴

    お店で見かける店舗で使用されているのは、POSレジとレジスターに分類されます。両者は別物であり、POSレジは販売情報を収集・管理するレジのことです。IT導入補助金の拡大もあり、POSレジに注目が集まっています。

    今回は個人飲食店の経営者に向けて、POSレジの種類や導入事例、あると便利な機能や導入費用などを紹介します。

    POSレジとレジスターの違い

    POSレジとレジスターの違いは次の通りです。

    • レジスター:サービスや商品を販売した際の金額を計算する端末
    • POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ

    つまりPOSレジは料金の計算を行う端末としての役割だけでなく、販売データを蓄積しいつ、どこで、だれが売ったものかを管理するデータベースとしての機能がついているものです。

     POSレジの主要機能一覧

    POSレジにはオーダーと会計以外に、主に8つの機能があります。

    1. 商品管理:商品・原価の登録、価格の変更
    2. 在庫管理:在庫のリアルタイム確認、仕入れ数の変更、発注
    3. 売上管理:曜日・時間ごとの売上分析、帳票作成
    4. 顧客情報管理:顧客情報の確認・検索、来店・予約情報の一元管理
    5. 勤怠管理:スタッフの出退勤の記録、シフトの作成、賃金集計
    6. 座席管理:空席の確認、注文内容とテーブルの紐づけ
    7. キャッシュレス連携:クレジットカード・QRコード決済・電子マネー
    8. 各種システム連携:LINEや会計ソフトなど、既存システムとの連携

    POSレジはこれらを一元管理できるため、店舗運営にかかわる業務を端末一つで行えます。

    POSシステムの仕組みや各種機能の詳細はこちらの記事で紹介しています。

    POSレジの種類・特徴

    POSレジにはタブレット型・パソコン型・ターミナル型の3種類があります。

    <ターミナル型:大型店舗向き>

    店舗で目にする機会が多いのがPOSレジです。自動釣銭機やキャッシュドロアといった周辺機器が付属しているため、見た目はレジスターに似ています。

    据え置き型のため、レジの持ち運びはできません。また、レジ本体を購入する必要があるため、導入費用は3種類の中で最も高額です。

    <パソコン型:中小規模店舗向き>

    パソコン型POSは、市販のパソコンにシステムをインストールすることで利用できます。インストール後はすぐに利用可能、かつ手元にあるパソコンを利用すれば初期費用を抑えられるのがメリットです。なお、自動釣銭機やキャッシュドロア、レシートプリンターなどの周辺機器は別で購入が必要です。

    <タブレット型:個人事業主・小規模店舗向き>

    タブレット型POSは、市販のタブレットにシステム(アプリ)をインストールします。パソコン型と同じく周辺機器の購入費用は別途発生しますが、タブレットはパソコンよりも安価で購入できるため、3種類の中で最も初期費用を抑えられます。

    個人事業主・小規模店舗向けおすすめPOSレジの比較表

    個人事業主・小規模店舗向けのPOSレジを紹介します。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
    連携
    会計ソフト
    連携
    自動釣銭機
    連携
    セルフレジ
    対応
    squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料飲食店・カフェ
    アパレル
    美容室・サロン
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    Android
    タブレット
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    ・QRコード
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    POSレジ導入費用比較表

    小規模・個人飲食店が抱える3つの課題

    多くの飲食店が抱える課題としては、売上ダウン・データ分析・人手不足などが挙げられます。ここではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

    課題1. 売上ダウン – 約25%減少した飲食店の市場規模

    外食産業総合調査研究センターは、2021年における飲食店の市場規模は前年より24.7%減少し、10兆9780億円だったと報告しています(※1)。飲食業界において売上の回復は必須と言える課題です。

    そんな飲食業界の救世主となる可能性があるのがPOSレジです。

    出典:ホットペッパーグルメ外食総研「飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況・効果の調査」

    2022年3月に実施されたホットペッパーグルメ外食総研「飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況・効果の調査」では、デジタルツール導入で「何らかの効果を感じている」と答えた経営者は80.6%にのぼっています。

    経営者が「高い効果を実感している」と回答した個別ツールは、ハンディが95.0%、POSレジが89.7%でした。ハンディはPOSレジと連携できるため、この結果からはいかにPOSレジが飲食業界に欠かせないものか分かるのではないでしょうか。

    また、2019年に飲食店リサーチが行った「ITツールの導入状況に関するアンケート調査※2」において、POSレジ(20.8%)は「最も導入して良かったと思うITツールやサービス」の第一位に輝いています。

    ハンディは売上アップに、POSレジは作業効率向上に効果があると多くの経営者が回答しているため、導入すると自店舗の運営が改善されるかもしれません。

    ※出典1:外食産業総合調査研究センター「令和2年 外食産業市場規模推計について」

    ※出典2:飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ「ITツールの導入状況に関するアンケート調査」

    課題2. データ分析- 経営者/店長の勘による経営

    個人飲食店は経営者や店長の勘・予想をもとにメニューを決めることもあるでしょう。しかし、先述したように現在は飲食店の市場規模が減少している状況です。

    自店の市場や強み、顧客の好みなどを把握できなければ、競合から取り残されて淘汰されてしまう恐れがあります。

    そこで役立つのがPOSレジの分析機能です。曜日・時間帯別の売上状況や客数・客単価、リピート率や人気のあるメニューなど、多方面から分析をすることで自店舗に足りていないものが見えてきます。

    勘や予想ではなく根拠のある店舗運営が、売上改善の第一歩です。

    課題3. スタッフ – 飲食店の約7割が人材不足、約4割が賃金アップ

    2022年5月から6月に飲食店リサーチが行った「従業員への給与など賃金にまつわる実情に関するアンケート調査」によると、飲食店の約7割が人材不足を実感しているおり求人募集をしても、応募者がなかなか集まらないのが実情のようです。

    また、直近1年間で雇用者に支払う賃金の総額が「上がった」と回答した飲食店経営者は約4割でした。つまり、人手不足かつ賃金が上昇している状況です。

    人手不足に悩んでいる飲食店がPOSレジを導入すると、業務の効率化によって少ないスタッフでもスムーズな店舗運営を行えます。きっと、人手不足や人件費の高騰を解決する糸口となるでしょう。

    ※出典:飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)「従業員への給与など賃金にまつわる実情に関するアンケート調査」

    小規模・個人飲食店のPOSレジ導入事例

    POSレジの導入を考えている際は、実際の導入事例を見ると参考になります。今回は数ある小規模店舗・個人飲食店の中から、カレー店・タイ料理屋・パン屋の導入事例を紹介します。

    導入事例 – POSレジの導入でレジ締めにかかる時間が約半分に

    出典:Square – curry草枕 | Square スタンド導入事例

    オープン後の数年間は電卓を使って会計をしていたという、カレー店「curry草枕」。伝票を見ながらの会計やレジ締めにかかる負担を軽減するために、POSレジを導入したそうです。

    POSレジの導入後、劇的に変わったのはレジ締めにかかる時間だと店主は語ります。伝票を集計する手間が省けたことで、レジ締めにかかる時間が半分以下になったとのこと。

    また、キャッシュレス決済と連携することで会計にかかわるスタッフの負担も軽減につながっています。

    導入事例 – 出勤していない日でも店の状況をリアルタイム確認

    出典:ユビレジ – スパイス MARKET(スパイスマーケット)

    タイ料理屋「スパイスMARKET」の店主は、仕入れのために海外に行くことも多いのだとか。これまでは、自分が店にいない時はLINEを使って店舗状況を確認していたそうです。

    POSレジの導入後は、アプリを自身のスマホにインストールすることで、店舗の売上状況や注文が多いメニューなどをリアルタイムで確認できるようになりました。

    導入事例 – POSレジの導入で前週と今週の売上を簡単比較

    出典:Square – Bakery & Cafe KOaA | Square導入事例

    パン屋「Bakery & Cafe KOaA」の店主は、キャッシュレス決済を導入するためにPOSレジの利用を決めたそうです。実際に使い始めて助かったのは、レジ締めにかかる時間の短縮とのこと。今までは1時間以上かかっていたレジ締めが、今では10分~15分で終えています。

    また、今週と前週の売上を簡単に比較できる点も助かっていると語っています。どのパンが何個売れたか数字で確認することで、次に作る個数の目安にでき店舗運営のさまざまな場面でPOSレジが大活躍しているようです。

    小規模・個人飲食店でPOSレジが注目される背景・トレンド

    飲食店でPOSレジが注目される背景には、コロナ禍が深く関係しています。ここではインバウンドとキャッシュレス決済に焦点を当て、POSレジが注目される理由に迫っていきます。

    インバウンドの回復による飲食店の売上増に期待

    「株式会社 第一生命経済研究所」が発表したデータ(※1)によると、2022年5月までの訪日観光客が22ヵ月連続で10万人を上回ったそうです。6月以降は外国人観光客の受け入れ再開によって、さらなるインバウンド回復が見込まれるとのこと。円安もインバウンドにとってプラスに作用することが期待されています。

    また、国土交通省の「訪日外国人消費動向調査」(※2)を見てみると、2019年における訪日外国人の旅行消費額は、4兆8,135億円にのぼります。そのうち21.6%が飲食費で、その額は約1兆400億円です。

    これらのデータから、インバウンドの回復とともに飲食店の売上アップが期待できるでしょう。今のうちにPOSレジを導入し、備えておくと良いかもしれません。

    ※出典1:株式会社 第一生命経済研究所「訪日外客数(2022年5月)」

    ※出典2:国土交通省「訪日外国人消費動向調査」

    約7割の客がキャッシュレス決済を望み、5割の飲食店が導入

    出典:ぐるなび「お客さまからみた非接触サービス」

    2021年にぐるなびが行ったアンケート結果では、飲食店を選ぶ際に重視する点として「新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底している」と回答した人が57.6%で最多でした。

    また「飲食店で積極的に利用したい・利用を増やしたい」と感じる非接触サービスとして最も回答が多かったのは「キャッシュレスでの支払い(67.8%)」です。そして52.8%の人がキャッシュレス決済を「便利」と感じていることも分かっています。

    次に、2020年に飲食店リサーチが行ったアンケート調査「ウィズコロナ時代の『飲食DX』事情」(※)で飲食店側の意見を見てみましょう。同アンケートでは、現在店舗で活用しているITサービスについて48.3%が「キャッシュレス決済システム」と回答しました。

    加えて、導入しているテクノロジーの中で、業務の効率化に好影響を与えたと思うシステム・サービスについて質問した部分では、21.2%の人が「キャッシュレス決済システム」と回答し、最多となっています。

    このように、POSレジと連携できるキャッシュレス決済は、利用者と飲食店経営者の双方から注目を集めています。

    ※出典:飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)「ITツールの導入状況に関するアンケート調査」

    小規模・個人飲食店運営で便利な5つのレジ機能

    ここまで紹介してきた通り、POSレジには豊富な機能が搭載されています。その中で飲食店にあると特に便利なのは、顧客管理・売上分析機能や各種機能・システムとの連携機能です。ここでは5つの便利機能を紹介します。

    1. 顧客管理・売上分析機能

    顧客管理機能とは、自店舗の会員となった顧客の個人情報の管理や、来店履歴などが確認できる機能です。誕生月に割引クーポンを送信する、来店回数に伴ったサービスを提供するなど、顧客満足度の向上にも役立ちます。

    売上分析機能では、時間帯・曜日ごとの売上状況を一目で確認できます。該当商品が売れるパターンを把握できれば、食材のロスや欠品防止につながるでしょう。売れ筋商品も見えてくるため、経営の上では欠かせない機能と言えます。

    2. 予約管理システム連携機能

    予約管理システムとは、ネットの予約受付や予約情報の一元管理ができる機能です。飲食店はホームページや外部のグルメサイト、電話と複数の予約経路がありますが、予約管理システムがあればダブルブッキングが起きる心配がありません。

    予約にかかわる業務が省略化された分、サービスに時間をかけると顧客満足度がより向上するでしょう。

    予約管理システムの詳細はこちらの記事で解説しています。

    3. セルフオーダーシステム連携機能

    セルフオーダーシステムとは、各テーブルに設置されたタブレット端末から顧客が注文できる機能です。顧客からすると好きなタイミングで注文でき、スタッフがテーブルに来るのを待つ必要がありません。

    一方、スタッフ側からしてもテーブルまで注文を受けに行く必要がないため、他の業務に注力できます。また顧客の注文情報は自動的にPOSレジへ送信されるので、会計時に商品情報を入力する手間が省けます。

    4. クレジットカード決済

    POSレジはクレジットカード決済端末と連携することで、クレジットカード決済を利用できます。先述したように、飲食店利用客の大半がクレジットカード決済を望んでいるため、導入して損はないでしょう。

    クレジットカード決済の導入は顧客満足度の向上につながるだけでなく、会計スピードの上昇や会計ミスの減少にも期待ができます。会計業務がスピーディーになることで、スタッフが少人数であってもホール業務を円滑に進められるはずです。

    5. 会計ソフト連携機能

    会計業務は店舗運営で欠かせません。毎日の売上データの確認や集計、決算時期の決算書作成などは多大な労力と時間がかかります。

    そこで役立つのが、会計業務を自動化してくれる会計ソフトです。POSレジと会計ソフトを連携すれば、売上や銀行の入出金データの自動取得、確定申告書・決算書の簡単作成など、日々の会計業務や確定申告がだいぶ楽になるでしょう。

    個人飲食店おすすめ無料POSレジアプリ初期/月額比較8選

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
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    POSレジ導入費用比較表

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    POSレジの導入費用比較表/導入補助金

    POSレジの導入費用は、ターミナル型・パソコン型・タブレット型で差があります。ここでは、POSレジの導入費用と小規模店舗・個人飲食店におすすめの無料POSレジ比較表、導入時に活用できる補助金制度を紹介します。

    種類別 – POSレジの導入費用比較表

    POSレジの導入費用・主要システムは次の通りです。

    種類初期費用月額費用保守費用主要システム
    ターミナル型50~100万1万円~1,000円~タッチターミナル RZ-A21DWILLPOS-Unity/TWINPOS
    パソコン型0~50万円5,000~3万円0~2万円PCPOS/WeBee/FOODレジPC-POS MATE/PiPiRE
    タブレット型
    クラウドPOS
    0~20万円0~2万円0円 無料スマレジ/Air レジユビレジ/Square POS/POS+
    クラウドPOSシステムについてはこちら。

    小規模・個人飲食店向け無料POSレジの費用相場比較表

    コストを抑えたいと考えている小規模店舗・個人飲食店は、無料POSレジの使用がおすすめです。まずは無料プランで基本的な機能を使ってみて、足りないと感じれば有料プランに切り替える、オプションサービスを申し込むなど、必要に応じて対応してみてはいかがでしょうか。

    小規模店舗・個人飲食店におすすめの無料POSレジの比較表は次の通りです。

    サービス名イメージ初期費用月額費用おすすめの業界対応端末・OSサポート決済システム
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    POSレジ導入費用比較表

    POSレジの導入はIT導入補助金の対象

    「IT導入補助金2022」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」が、新たにPOSレジ関連のハード機器も対象になり、サービス利用料の対象額が最大2年分まで引き上げられました。対象額5万円~350万円のうち、補助率は3/4または2/3です。まさに、POSレジ導入の絶好の機会と言えるでしょう。

    <対象になるもの>

    • POSレジ本体機器
    • カスタマーディスプレイ
    • キャッシュドロア
    • レシートプリンター
    • 自動釣銭機
    • バーコードリーダー
    • Wi-Fiルーター
    • 配送設置費
    • クラウド利用料

    POSレジの導入で小規模・個人飲食店の経営をスムーズに

    POSレジの導入は、業務の効率化や顧客満足度の向上に期待ができます。導入費用を抑えられるタブレット型POSは、小規模店舗・個人飲食店に最適です。POSレジ導入後は、予約管理システムやクレジットカード決済などの便利な機能と連携し、よりスムーズな店舗経営を目指してはいかがでしょうか。