投稿者: OREND運営事務局

  • 掛売りとは?関連用語や回収方法、メリット・デメリットを事例付きでわかりやすく解説

    掛売りとは?関連用語や回収方法、メリット・デメリットを事例付きでわかりやすく解説

    掛売りとは?

    掛売りとは、商品やサービスを提供した後に代金を支払ってもらう取引方法のことです。従来の現金取引とは異なり、売り手が顧客に対して一定期間内での支払いを要求します。この期間内であれば、複数回の取引の支払いを1回にまとめられることも多いです。

    掛売りは企業間の取引や一部の小売業などでよく利用されています。支払いを期間ごとにまとめることで処理がしやすくなり、販促や業務効率化などにつながる方法といえます。

    売掛や売掛金との違い

    掛売りと似た言葉に「売掛」や「売掛金」があります。売掛金は掛売りにより発生した収益、つまり後から回収できる金額のことを差します。

    掛売りと売掛には厳密な違いはありませんが、ビジネスシーンを見ていると、それぞれニュアンスが異なるようです。

    売掛は、掛売りによって商品やサービスを提供した際に発生する債権や、未回収の代金を指すことが多いです。

    掛売り取引の流れとしては、まず売掛が発生し、その売掛金が支払われることで収益が確定します。

    わかりやすい掛売りの例

    掛売りについて理解するためには、掛売りがどのように行われているのか、実際の例を見てみるのが早いでしょう。身近な掛売りの例を3つ紹介します。

    飲食店や小売店の仕入れ

    飲食店や小売店の仕入れでは掛売りが一般的です。仕入れ先の卸業者は店舗に商品を提供し、一定期間内に代金を支払うように請求します。

    これにより、飲食店や小売店は商品を受け取りながら売上を上げられます。仕入れ費を売上の中から支払えるため資金繰りの改善につながるでしょう。仕入れの度に支払いをする必要がないため、請求回りの業務負荷の軽くなります。

    アウトソーシングの料金(報酬)

    企業が業務を外部に委託する際、アウトソーシングという方法があります。アウトソーシングは、専門的な業務を提供するパートナー企業に依頼し、その対価として報酬を支払う方法です。

    たとえば、会計業務やマーケティング活動など、企業内で行うのには専門知識や経験が必要な業務をアウトソースすることがあります。パートナー企業(委託先の企業)はその業務を代行し、一定期間や成果に応じた報酬を受け取ります。

    アウトソーシングの料金も、掛売りで支払われることが多いです。一般的には固定料金や時間単価、成果報酬などの形態があり、料金の支払い方法やタイミングは契約書に明記されています。

    クレジットカード払い

    掛売りの一つの形態として、クレジットカード払いがあります。これまでの例と異なり、BtoCのビジネスでよく見られる掛売りといえるでしょう。

    顧客は即座に商品を手に入れることができ、支払いは後日一括または分割で行うことができます。

    このような顧客にとってのメリットは、事業者にとっては「集客」「売上拡大」「未回収リスクの軽減」などのメリットにつながります。クレジットカード会社が代金回収やリスク管理を担当してくれるため、自社で売掛金の回収業務に時間やリソースを割く必要がありません。

    クレジットカード払いは現代の商取引において重要な支払い手段のひとつです。顧客の利便性と事業者の収益増大に貢献するだけでなく、売上拡大やリスク管理の効率化にも役立ちます。

    この例からも、掛売りがビジネスの成果を最大化する手段であるとわかるでしょう。

    掛売りの関連用語

    掛売りによる収益が確定するまでには次のような流れがあります。

    1. 売掛金(売掛債権)の発生
    2. 売掛金の回収
    3. 入金消込

    また、自社が商品やサービスを提供する側ではなく受け取る側である場合、掛売りではなく「買掛」をすることになります。これらの関連用語についても覚えておきましょう。

    売掛債権

    売掛債権は、掛売りによって生じた「顧客からの支払いを受ける権利」のことを指します。売掛債権は企業の資産として扱われ、回収が行われることで現金化されます。

    売掛金

    売掛金は、売掛債権の金額を表します。つまり、掛売りによって生じた顧客からの未回収金額が売掛金です。

    買掛金

    買掛金は売掛金と対比される概念です。商品やサービスを先に提供し、後に支払いを受けるのが掛売り。それとは反対に商品やサービスを先に提供してもらい、後から代金を支払うのが買掛であり、その支払金額が買掛金です。

    掛け取引において、商品やサービスを提供する側に発生するのが「売掛金」、提供される側に発生するのが「買掛金」です。

    入金消込

    掛売り取引においては、顧客からの入金を売掛金に相殺させるために「入金消込」が行われます。入金消込は入金されたお金と売掛金(請求書)の金額を突き合わせ、相殺していきます。これにより、未回収の売掛金が減少し、経理上の記録が更新されるのです。

    入金消込の重要性や進め方、効率化の方法などはこちらの記事で解説しています。

    入金消込(にゅうきんけしこみ)とは?関連用語や仕訳のやり方、消込業務の課題と解決策を紹介

    売掛金の回収方法

    売掛金の回収方法として一般的なのが「請求書払い」です。取引先に請求書を発行・送付し、内容に相違がないことを確認したうえで、口座振込や口座振替が行われます。

    請求書払い

    掛売り取引においては、請求書を発行して顧客に支払いを促すことが一般的です。請求書には支払い期限や振込先口座などの詳細が記載され、顧客はその期限内に代金を支払います。

    口座振込・振替

    請求書に記載されているのは支払いの金額や期限などの「支払いに必要な情報」だけです。公共料金の払込票のように、請求書をコンビニに持っていき支払うようなことはできません。

    そのため、顧客は請求書に記載された口座への直接振込や振替(自動引き落とし)によって代金を支払うこととなります。

    掛売りで取引をする3つのメリット

    掛売りで取引をすることで、業務の効率化や売上アップなどのメリットが得られ、最終的に残る利益も大きくなるでしょう。その理由を、掛売りで取引をする3つのメリットと併せて解説します。

    請求業務の効率化

    掛売りで取引をする1つ目のメリットは、「請求業務の効率化」です。

    掛売りを導入することにより、請求書の発行や回収作業を効率化できます。掛売りで一定期間内の支払いをひとつの請求にまとめることで、納品や注文のたびに請求書の発行やお金のやり取りをしなくて済むようになります。

    これは商品やサービスを提供する側とされる側、双方にとってのメリットです。

    機会損失の防止

    掛売りで取引をする2つ目のメリットは、「機会損失の防止」です。

    掛売りによって顧客の支払いを柔軟にすることで、「手元にお金がないけど今必要だ」「仕入れのたびに支払いをするのは面倒だ」といった顧客の悩みにアプローチできます。顧客が他社に流れる可能性を減らし、機会損失を防止できるでしょう。

    特にBtoCのネットショップやコンテンツ販売などのEC事業では、「将来の支出を過小評価する」という人間心理が働きやすく、客単価アップが見込めます。クレジット払いやコンビニ後払いなどの支払い方法に対応することで、掛売り導入と同じ効果が得られるでしょう。

    大きな取引がしやすくなる

    掛売りで取引をする3つ目のメリットは、「大きな取引がしやすくなる」ことです。

    掛売りを利用することで、取引先は売上の中から費用を支払えます。費用を即座に支払う必要がなくなるため、取引先は資金を効果的に活用でき、事業の運営や成長に余裕を持つことができます。

    このような取引先の資金繰りの改善は、自社との大きな取引を促進する要素となるでしょう。取引先が資金を柔軟に管理できるため、自社との取引のリスクや負担が軽減されます。

    自社にとっては一度の取引額が大きくなるメリットがあり、双方にとって有益な取引関係を築いていけるでしょう。

    掛売りで取引をするデメリット

    掛売りでの取引はバックオフィスの負担が大きいです。商品やサービスを先に提供するため、代金を回収できないリスクもあります。

    掛売りで取引をする3つのデメリットを紹介するので、掛売りを取り入れるべきか、どのように取り入れるのかを考えてみましょう。

    与信管理が必要

    掛売りで取引をする1つ目のデメリットは、「与信管理が必要」なことです。

    掛売り取引を行う際には、顧客の信用情報や支払い能力を適切に評価する与信管理が必要です。支払い遅延や不良債権のリスクを最小限に抑えるために、信用調査や与信限度額の設定などを行いましょう。

    支払い遅延や未回収のリスクがある

    掛売りで取引をする2つ目のデメリットは、「支払い遅延や未回収のリスクがある」ことです。

    顧客が支払いを延滞したり、支払わなかったりする場合には、売掛金の回収に時間と労力がかかります。取引先の倒産や債務整理などにより、売掛金を回収できないこともあり得ます。

    消込や督促などの業務負担が大きい

    掛売りで取引をする3つ目のデメリットは、「消込や督促などの業務負担が大きい」ことです。

    掛売り取引においては、売掛金の回収管理や入金消込の作業など、追加の業務負担が発生します。支払い遅延や未回収があれば、督促もしなければなりません。

    掛売りのデメリットを解消する方法

    支払い遅延や未回収のリスクがあること、消込や督促などの業務負荷が大きいことなど、掛売り取引にはデメリットもあります。これらのリスクや負荷は事業規模が拡大し、取引の相手や数が増えるほど大きくなっていきます。

    これらのデメリットを解消する方法を解説するので、自社に合うものを探してみましょう。

    請求代行サービスの活用

    請求書の発行や回収業務を専門の請求代行サービスに委託することで、掛売り取引におけるリスクや業務負荷を軽減できます。信用調査や督促業務の代行、未回収補償などの付いたサービスもあります。

    「督促業務にかなりのリソースを割かれている」「回収できなかった売掛金が多い」など、自社の抱える問題に合ったサービスを選びましょう。

    ファクタリングの活用

    ファクタリングは、売掛債権を金融機関に売却することで即時に現金化するサービスです。資金調達の方法として認知が広まっていますが、売掛金の未回収リスクに備えるための「保障ファクタリング」もあります。

    売上が1社に依存している場合や、経営上の不安を抱える取引先がある場合などにおすすめのサービスです。

    BtoBでは掛売りが当たり前!BtoCでも掛売り導入で収益アップが期待できる

    掛売りはBtoB取引においては一般的な取引形態ですが、近年では一部のBtoC取引でも導入が進んでいます。特にコンテンツ販売やネットショップなどのEC事業では、コンビニ後払いへの対応により疑似的に掛売りを導入する企業が増えました。

    「複数の支払いを1つの請求にまとめられる」「手元に現金がなくても支払いができる」など顧客にとってのメリットも多い掛売りを取り入れることで、購買意欲の刺激を刺激したり、客単価アップにつながったりするでしょう。

    BtoCのビジネスに掛売りを取り入れたいなら、コンビニ後払いやクレジット払いに対応した「決済代行サービス」が便利です。こちらの記事では決済代行サービスとは何か、その選び方やビジネスモデル別のおすすめサービスを紹介しています。

    決済代行サービス・会社おすすめ比較52選|業界別の選び方・シェア・手数料・メリット・仕組み

  • 病院の順番待ちシステム比較15選!主な機能や導入メリット、選び方

    病院の順番待ちシステム比較15選!主な機能や導入メリット、選び方

    病院の順番待ちシステムとは?

    順番待ちシステムとは、店舗や施設の予約を受け付け、受付・順番待ち状況をオンラインで確認・管理できるシステムです。順番待ちシステムには幅広い業界に対応した万能タイプと業界特化タイプがあり、病院やクリニックには病院特化のシステムがおすすめです。

    病院向けの順番待ちシステムには非対面で診療の予約や受付ができるものも多く、患者自身のスマートフォンやタブレットから予約の受付や呼び出しができるものもあります。

    特にLINE対応のシステムは、LINE上で予約から呼び出しまで完結するものも多く、患者は他の患者が触った端末に触れずに済みます。

    特に病院では、非接触・非対面を意識する人も多いです。このようなシステムを活用することは患者の安心感につながり、より来院しやすい環境づくりができるでしょう。

    順番待ちシステムの主な機能

    順番待ちシステムの主な機能は次の通りです。

    機能概要
    予約・受付発券Webや店頭(施設)で予約を受け付ける機能
    メール・アプリ呼び出しメールやアプリで順番が来たお客さま(患者)を呼び出す機能
    順番待ち状況の管理・確認店内のディスプレイやお客さまのデバイスに順番待ち状況を表示する機能
    施設・店舗側の受付状況の把握にも役立つ
    HP連携お店や施設のHPにシステムを連携させ、HPから予約やLINEの友だち登録ができるようにする
    メルマガ配信お知らせやお得情報、クーポンなどの付いたメルマガを配信する
    顧客情報管理顧客や患者の情報を確認・管理できる
    分析・レポート機能予約・受付情報を集計し、時間帯ごとの混雑状況を可視化
    これらのデータを活用することで混雑の緩和やアイドルタイムの削減を図れる
    順番待ちシステムの主な機能

    これらの機能は病院向けに限らず、さまざまな順番待ちシステムに搭載されています。メルマガなどの機能は病院ではあまり使わないかもしれませんが、個人経営のクリニックなどでは、集客に役立つでしょう。

    病院が順番待ちシステムを導入するメリット

    順番待ちシステムを導入することで、病院側は受付の管理がしやすくなり空き時間の削減を目指しやすくなるでしょう。患者側には予約が取りやすくなる、順番が来るまでの時間を有効活用できるなどのメリットがあります。

    病院が順番待ちシステムを導入する6つのメリットを紹介します。

    予約の受付・管理がしやすくなる

    病院が順番待ちシステムを導入する1つ目のメリットは、「予約の受付・管理がしやすくなる」ことです。

    順番待ちシステムにはWebから予約ができるものも多く、患者は電話で予約をする手間や、「話中で電話がつながらない」という煩わしさから解放されます。病院側にも予約を24時間365日、自動で受け付けられるようになるメリットがあります。

    電話予約では「患者から希望時間を聞き、その時間が空いているかを確認し、予約をシステムにて入力する」という手間があり、予約受付だけでかなりの人手が必要でした。

    もちろん、システム導入後も電話での予約受付はある程度残るでしょう。しかし、順番待ちシステムを使い大部分の予約の管理・受付を自動化することで、かなりの人件費を削減できるはずです。

    空き状況を可視化し、取りこぼしを防ぐ

    病院が順番待ちシステムを導入する2つ目のメリットは、「空き状況を可視化し、取りこぼしを防ぐ」ことです。

    患者はシステムを通して空き時間を自ら確認し、自分の都合のいい時間帯に予約を入れます。

    順番待ちシステムを通して受け付けた予約は自動的に整理され、予約管理表に反映されます。予約管理画面は見やすく、どこに空き時間があるのかすぐにわかるでしょう。

    空き時間に効率よく予約を埋め込んでいけるため、予約の取りこぼしが防ぎやすくなり、機会損失の削減を図れます。

    顧客情報の蓄積・管理

    病院が順番待ちシステムを導入する3つ目のメリットは、「顧客情報の蓄積・管理」です。

    順番待ちシステムには顧客情報の蓄積・管理ができるものも多いです。患者の年齢や住所といった基本情報から来院履歴まで、一人ひとりの顧客情報を管理画面から一目で確認できます。

    これらの情報は来院時間の偏りや医院の客層を把握するのに役立ちます。顧客情報を分析し、集客に役立てることもできるでしょう。

    メール配信による集客・予約忘れ防止

    病院が順番待ちシステムを導入する4つ目のメリットは、「メール配信による集客・予約忘れ防止」ことです。

    順番待ちシステムでは予約が近づいたり、予約の時間になったときに、メールやプッシュ通知でお知らせを出せます。予約の1週間前~前日にリマインドの通知をすることで、予約忘れやキャンセルも防ぎやすくなるでしょう。

    メルマガや休業のお知らせなども送りやすくなり、患者にとってより来院がしやすい環境づくりができます。

    人的ミスの防止

    病院が順番待ちシステムを導入する5つ目のメリットは、「人的ミスの防止」ことです。

    順番待ちシステムを通して予約を受け付けることで、人的ミスを減らせます。対面や電話での予約受付では、聞き間違いや予約時間の入力忘れ・間違いをゼロにすることはできません。

    患者自ら予約時間を入力し、システムに自動反映されるようにすることで、少なくともクリニック側のミスによる予約漏れはなくせます。

    ある程度の電話予約は残るとしても、その数が減るため、ミスが起こる確率も少なくなるでしょう。

    患者の待ち時間削減

    病院が順番待ちシステムを導入する6つ目のメリットは、「患者の待ち時間削減」です。

    先述の通り、順番待ちシステムではメールやLINEで待ち状況を表示したり、順番が近づいたことをアナウンスしたりできます。患者は自分の順番が近づいてから来院すれば良くなるため、待ち時間を自由に使えるようになります。

    「患者が多すぎて、予約通りに病院に行ったのに何時間も待たされた」という不便さから、患者は解放されるでしょう。

    病院の順番待ちシステムの選び方

    順番待ちシステムは病院の状況や課題、患者の属性などに合ったものを選びましょう。病院の順番待ちシステムを選ぶ5つのポイントを紹介します。

    オンライン予約の可否

    スマホやPCなどからオンライン予約ができるシステムを選べば、患者は24時間365日、好きなタイミングで予約を申し込めるようになります。病院側も電話を受け付け、予約状況を確認する手間から解放されます。

    患者にとっての利便性を高めるためにも、病院側の業務効率化のためにも、オンラインで予約受付ができるシステムがおすすめです。

    受付方法

    順番待ちシステムには予約受付ができるものも多いですが、予約をどのように受けつけられるのかもチェックしましょう。

    たとえば発券機や病院のタブレットと連携し、予約票を発券するタイプでは、患者は診療前に一度来院しなければなりません。非対面・非接触を気にする人にとっては、不特定多数の人が触った発券機やタブレットを使うことに抵抗があるでしょう。

    患者のスマホやPCなどから受付ができるタイプだと、患者の利便性や安心感を高めやすいです。

    呼び出し方法

    順番が来た患者をどのように呼び出すのかも重要です。順番が近づいた患者をメールやLINEで呼び出せるシステムなら、患者は予約待ちの間の自由に外出でき、時間を有効活用できます。

    呼び出しの気付きやすさも大切です。呼び出しに気付かないまま来院しない患者、待合室でいつまでも待ち続ける患者が出ないよう、患者にとって気づきやすい呼び出し方法を考えましょう。

    呼び出し方法にはLINEやメール以外にも、SMS、電話呼び出しなどがあります。

    必要な端末

    予約受付や待ち状況を表示するために必要な端末もチェックしましょう。病院のディスプレイに待ち状況を表示するタイプなのか、予約票を発券機で発行するのか、患者のスマホやタブレットから確認できるのかなど、病院の状況に合った表示方法を選びましょう。

    その他の機能

    順番待ちシステムの中にはメルマガやクーポンの発行、顧客情報の管理、混雑状況の可視化などの機能を備えたものもあります。集客に力を入れたいクリニックならメルマガやクーポンを発行できるシステムが、混雑時と閑散時の差が大きいなら混雑状況の可視化ができるシステムがおすすめです。

    病院におすすめの順番待ちシステム比較15選

    アプリ/システム名イメージ初期費用月額費用発券方法呼出方法多言語対応
    Air Wait0円 ※無料フリー:0円 ※無料
    ベーシック:11,000円
    スタンダード:22,000円
    ・店頭発券
    ・スタッフ代理発券
    ・WED
    ・LINE
    ・メール
    ・SMS
    ・モニター
    英語・中国語(簡体、繁体)・韓国語
    EPARK問合せ問合せ・店頭発券
    ・WED
    ・メール問い合わせ
    My junban0円 ※無料トライアル:0円 ※30日無料
    有料プラン:5,980円
    ・iPad・LINE
    ・電話
    ・メール
    問い合わせ
    ネコの目システム問合せ問合せ・タッチパネル・LINE
    ・SMS
    ・メール
    問い合わせ
    順番待ちアプリ比較表

    Airウェイト – 初期月額0円~LINE/電話呼出/iPadで順番受付管理&待ち時間表示/クーポン

    Airウェイトの紹介画像
    • 初期/月額0円から利用可能/有料プランの契約期間縛りなし/iPadで順番受付管理
    • LINE/電話/SMS/メールで呼出/外部ディスプレイに待ち時間表示も可能
    • 小規模な飲食店/病院&クリニック・自治体/大手企業/チェーン店豊富な導入実績
    • シンプル操作でアプリ・システムに詳しくなくても簡単利用
    • 整理券/クーポン/自動呼出/多言語対応/QRコードで呼出状況をリアルタイム表示

    Airウェイトはリクルートが提供する初期費用/月額0円から利用できる受付・順番待ち管理アプリで、LINEや電話/SMSなど多様な呼出が可能です。iPadとプリンターがあれば紙台帳や高価な専用端末不要で導入ができます。

    伊勢丹などの大型商業施設・資生堂パーラー・ステーキガストなどの人気飲食店やココカラファインなどの調剤薬局・クリニックまで幅広い業種で導入されています。

    Airウェイトの特徴・機能・おすすめ業界

    簡単な操作で受付・呼出も可能です。呼び出しはLINEやSMS・電話など様々な方法で行えます。受付業務を効率化でき、受付データの分析で業務改善・顧客満足度の向上にも貢献します。

    またオンライン順番受付の機能ではお客様は来店せずにスマホからWeb上で混雑状況の確認・呼出状況が確認できます。混雑を解消して案内をシステム化することで、店内や待合室でお客様を待たせることがなくなるため、感染症対策にも役立ちます。

    そのほかにも豊富な機能の利用が可能で、外部モニター出力や多言語対応・電子カルテ連携・番号発券時にクーポン発行も可能です。

    導入店舗からは「受付スタッフ1人分の人件費を削減できた・前年比大幅客数増で120%売上アップした・混雑の不満や不安が軽減して顧客満足度が向上した」といった声が挙がっています。

    問い合わせフォームも6つほどの入力項目で1分で完了するため、まずは営業担当者に無料相談をしてみましょう。

    初期費用月額費用機能/オプション
    0円 ※無料フリー:0円 ※無料
    ベーシック:11,000円
    ベーシック:22,000円
    受付管理/整理券発行/メール呼出
    LINE/電話/SNS呼出/Web順番受付/クーポン発行
    多言語対応/API/外部ディスプレイ表示
    窓口毎の呼出/窓口での音声呼出
    ※プリンター・iPadは別売り

    My junban – ウェイティング・順番待ち予約システム

    My junbanの紹介画像
    • iPad・iPhoneでの操作が可能
    • 受付はお客様セルフ
    • 管理側は自由にカスタマイズ可能

    「My junban」は、飲食店だけでなくクリニックやカット専門店などの混雑時に最適な順番待ちシステムです。iPadやiPhoneに対応していて、お客様セルフ受付を導入することもできます。

    初期費用月額費用無料トライアルの有無
    無料5,980円あり

    詳細はこちら:https://myjunban.com

    エアリザーブ

    エアリザーブ
    • 業種・サービスを問わずに使用可能
    • シンプルな画面で簡単に使える
    • 24時間365日、予約の取りこぼしを防ぐ

    エアリザーブは業種やサービスを問わずに電話予約、直接訪問、ネット予約をリアルタイムに一元管理できる予約管理システムです。管理画面がカレンダーになっており、全ての予約を一元管理できます。

    ネット予約で予約業務を自動化し、電話や窓口対応の時間を軽減できます。リマインドメールの自動配信も可能なので、お客様が来店・来院を忘れてしまうことを防げるでしょう。

    エアリザーブは予約が何件入っても、月額費用が変わらないので、コストが上がる心配をせず、毎日安心して使えます。

    初期費用月額料金主な機能
    フリー0円0円月間予約件数 無制限/予約管理/顧客管理/予約確認メール配信/安全な情報通信 など
    ベーシック要問い合わせ5,500円予約リマインドメール配信/複数店舗カンタン切り替え/予約枠の色分け管理/Googleカレンダー連携/予約フォームの項目追加/予約カレンダーの印刷 など
    プレミアム要問い合わせ要問い合わせスタッフの役割ごとの権限管理/予約時アンケート/予約情報のCSVダウンロード/計測タグの設置/固定IPアクセス制限 など
    エアリザーブの料金・主な機能

    エアリザーブ公式サイト

    調整さんカレンダー

    調整さんカレンダー
    • 開設は最短30秒
    • 予約はわずか2クリックで完了
    • URLを送るだけで日程調整が完了

    調整さんカレンダーはGoogleカレンダーと連携して空き時間だけを表示できる、スケジュール調整に特化した予約受付システムです。空き時間のみを表示するので、多人数との日程調整が可能となります。

    予約内容の確認メール送信機能、リマインドメール送信機能、パスワード保護機能など、日程調整を自動化するための機能が多数あります。

    複雑な設定がなく最短30秒で導入が可能です。またデザインのテンプレートを豊富に用意してるので、予約フォーム項目の追加や編集など、ご自身の使いやすいようにカスタマイズできます。

    初期費用月額料金主な機能
    プライベート0円3,980円使用可能カレンダー1個/Googleカレンダー連携/予約リマインドメール
    ビジネス0円19,800円使用可能カレンダー10個/パスワードでアクセス制限/アクセス分析機能
    コーポレート0円49,800円使用可能カレンダー30個/導入設定サポート/専任の担当者がサポート
    エンタープライズ0円要問い合わせ使用可能カレンダー無制限/カスタマイズ対応/固定設置端末の設定代行
    調整さんカレンダーの料金・主な機能

    調整さんカレンダー公式サイト

    デンタマッププラス

    デンタマッププラス
    • 2,500の導入実績
    • 業界シェア最大級
    • クラウド型の予約システムだから場所を選ばない

    デンタマッププラスは医療業界向け・司法業界向けシステムをグローバルな市場において提供している、ピクオスの歯科予約管理システムです。歯科導入実績は2,500件以上で、老舗医療系システム会社が作ったので安心です。

    24時間予約受付が可能なので、電話受付業務の削減など業務効率の改善に役立ちます。また必要な機能だけを搭載しており、シンプルでわかりやすい画面なので操作で迷うことはないでしょう。パソコンが苦手なスタッフも手早く操作が可能になり、サポートもつきます。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせWEB予約/レセコン連携/メール/SMS
    デンタマッププラスの料金・主な機能

    デンタマッププラス公式サイト

    ヨヤクル

    ヨヤクル
    • 多彩な機能の柔軟なカスタマイズ
    • 電子カルテとの連動実績も多数
    • 現場の声から生まれたシステム

    ヨヤクルはクリニック向けの診療予約システムで自社で開発・販売・保守を行っています。クリニックの先生やスタッフの現場の声を形にしたシステムで、患者様にも嬉しい多彩な機能が備わっています。デザインや表示内容を、要望に合わせてカスタマイズできるのがオススメです。

    導入することで患者様の待ち時間の短縮・受付対応の効率化や負担軽減・患者数の均等化・新患の獲得などが期待できます。

    初期費用月額料金主な機能
    ヨヤクル176,000円~9,900円~当日の順番予約/日時指定予約/時間指定予約/時間帯予約/WEB新患予約/予約完了メール/バーコード受付/簡易統計機能/WEB簡易問診 など
    オプション要問い合わせ要問い合わせ電子カルテ連動/自動音声電話予約/診療前通知/ディスプレイ機能/リライト診察券/発券機能/テプラ印字機能/タッチパネル
    ヨヤクルの料金・主な機能

    ヨヤクル公式サイト

    診療予約2020

    診療予約2020
    • 圧倒的な使いやすさ
    • どんな病院でも利用できるよう3種類のライセンスを用意
    • 受付業務のシンプル化と高度化

    診療予約2020はクリニック専用の予約システムです。順番待ち版・時間帯予約版・複合版の3種類のライセンスが用意されており、どんな病院・クリニックでも利用できます。

    開業医の皆様に「圧倒的な使いやすさ」を提供しており、シンプルでわかりやすい画面構成と抜群の操作性を実現しています。導入することで患者様の待ち時間を見える化、院内待ち時間を短縮につながるでしょう。予約制においては、約50%がネット経由に変わり予約管理が効率化します。また、着信ポップアップシステムなどを使えば、よりスムーズな電話対応が可能です。

    初期費用月額料金主な機能
    順番待ち版メインライセンス0円10,000円多科目・多ドクター対応/新規予約ボタン
    来院・案内ボタン/受付禁止・予約禁止設定
    順番待ちリスト・予約者リスト/キャンセルリスト など
    時間帯予約版メインライセンス0円10,000円多科目・多ドクター対応/新規予約ボタン
    来院・案内ボタン/受付禁止・予約禁止設定
    順番待ちリスト・予約者リスト/キャンセルリスト など
    複合版メインライセンス0円15,000円多科目・多ドクター対応/新規予約ボタン
    来院・案内ボタン/受付禁止・予約禁止設定
    順番待ちリスト・予約者リスト/キャンセルリスト など
    診療予約2020の主な機能・料金
    オプションの費用月額料金
    マルチライセンス5,000円
    A.着信ポップアップ機能2,000円
    B.院内町時間表示機能2,000円
    C.予約票・受付票プリント機能2,000円
    D.サブメニュー機能2,000円
    E.システム連携オプション1,000円
    オプションの費用

    診療予約2020公式サイト

    アットリンク

    アットリンク
    • 予約だけでなく、情報を総合的・立体的に管理するマーケティングツール
    • 周辺システムとの連動が可能
    • 広報・プロモーション活動の支援

    アットリンクは患者様の声を聞き、貴院の価値を伝え、患者様が集まる仕組みを提供する次世代の診療予約受付システムです。「患者が集まる仕組み」「患者満足度の向上」「業務の効率化」の3つのベクトルをトータルに支援します。

    予約受付は500以上のパラメーターから貴院の運用に合った設定が可能です。予約システムの機能だけではなく、集められた情報を総合的に管理したり、広報やプロモーション活動を支援したりと、貴院の魅力を広く伝え、患者様が集まる仕組みを提供します。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
    アットリンクの料金・主な機能

    アットリンク公式サイト

    3Bees

    3Bees
    • 医療現場に合った診療予約システムを提供
    • 3つのクリニック向け予約システム
    • 受付は診察券をかざすだけ

    3BeesはBee診察予約、Bee順番管理、Bee患者自動受付機の3つのシステムをもとに医療現場に合った診療予約システムを提供しているサービスです。十数年の歳月をかけ利用者の声を聞き、患者さんが「心配」なく「安心」してクリニックに通えることを常に考えています。

    自宅から「オンライン」で24時間いつでも予約可能で、自分の「順番/予約時間」が来たらクリニックに行き受付は診察券をかざすだけで「自動」でできます。待合室のでの3密を避けられるので感染症対策も安心でしょう。

    3Bees初期費用月額料金主な機能
    1539,000円~13,200円~Bee診察予約
    2682,000円~13,200円~Bee順番管理
    3803,000円~19,800円~Bee診察予約+Bee順番管理
    41,188,000円~24,200円~Bee診察予約+Bee順番管理+Bee患者自動受付機
    3Beesの料金・主な機能

    3Bees公式サイト

     i-CALL

     i-CALL
    • どの年代の人でも楽に診察予約
    • 4つの予約スタイル
    • LINE連携による迅速な情報提供

    i-CALLは電話音声自動受付、インターネット受付など全世代の人が簡単に診察予約できるサービスを提供しています。自動音声ガイダンスが予約業務を行ってくれるので、スタッフの業務削減にもつながるでしょう。

    予約スタイルも受付順に診察する「順番」、日時を指定する「時間」、当日の順番待ち受付と時間指定を合わせた「複合」、時間指定予約と当日順番待ちを合わせて「順時」の4つの予約スタイルがあるので、貴院の合う予約システムを導入できます。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ4つの予約スタイル/自動呼出し(メール・電話・LINE)/電子カルテ連携 など
     i-CALLの料金・主な機能

     i-CALL公式サイト

    メディカル革命byGMO

    メディカル革命byGMO
    • 契約アカウント数1,000件突破
    • 予約から会計までの一連の業務を効率化
    • 顧客満足度92%

    メディカル革命byGMOは、集患、再診率の向上、受付の省力化、患者満足度の向上など医療機関の困りごとを幅広く解決してくれます。

    予約から会計までをシームレスにし、業務の効率化します。WEB・LINE・電話からの予約を管理画面に即時反応するので、予約の空き状況や予約登録、予約変更などを一目で確認可能です。また電子カルテの連携は40機種以上の連携実績があるので、チェックイン連携・頭書き連携・新患連携・料金連携などを実現できます。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ予約管理/予約受付数(8,000件/月)/患者情報管理
    患者予約サイト管理/日報機能/予約間隔チェック機能/メニュー管理
    患者情報コンバート/メニュー管理/メインメニュー数(100個まで追加可能) など
    メディカル革命byGMOの料金・主な機能

    メディカル革命byGMO公式サイト

    ドクターキューブ

    ドクターキューブ
    • 1999年から診療予約システムだけを専門に開発・販売・サポート
    • あらゆる科目への対応・導入実績
    • 4,000件以上の導入実績(2021年10月時点)

    ドクターキューブは患者の利便性を追求した、診療予約システムです。1999年から診療予約システムだけを専門としており、導入実績は4,000件以上になります。また小児科・耳鼻科・眼科・内科・整形外科・皮膚科・産婦人科・精神科・歯科・接骨院等、あらゆる科目への対応しており、サポート体制も万全です。

    予約システムは「時間予約」「順番予約」「時間枠予約」に対応しており、運用途中での変更や、併用も可能で、一画面で全体が把握できると好評です。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
    ドクターキューブの料金・主な機能

    ドクターキューブ公式サイト

    EPARK

    EPARK
    • 会員2000万人突破
    • 順番待ち&予約受付システム 特許取得
    • 国内シェア全国No.1

    EPARKはスマートフォンや店頭タッチパネル端末から、順番待ち受付や日時指定受付を可能にした、クラウド型順番待ち予約システムです。特徴は、約10万施設の導入規模、国内最大規模の加盟店数、2,000万人以上の会員基盤になります。

    常に施設や加盟店のニーズと使いやすさを追求しており、新しいサービズや機能の搭載を行っています。予約システムの特許取得により、独自のシステムを採用、またコールセンターの24時間365日のサポート体制も万全です。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ順番受付/日時指定受付/タッチパネル式の簡単操作/レポート機能
    メール呼び出し/メルマガ配信/HP連携による新規集客
    販促活動に生かせる管理機能/LINEでの呼び出し(飲食店限定) など
    EPARKの料金・主な機能

    EPARK公式サイト

    アイリスト

    アイリスト
    • LINEでお呼び出し可能
    • ご利用シーンに合った予約システム
    • 多言語対応

    アイリストはLINEやWEBで予約できる、順番待ち受付システムです。順番待ちが発生するあらゆる場所で利用できます。また電話やLINEでのお呼び出し機能がついており、順番が近づくと自動で電話呼び出しが可能です。

    入場整理券システム・「飲食・医療・窓口案内」順番待ち受付システムなど利用シーンに合ったシステムを導入できます。また英語・韓国語・中国語の多言語にも対応しているので、外国人の利用者が多い施設にオススメです。

    初期費用月額料金主な機能
    要問い合わせ要問い合わせ発券機での整理券発行/待ち方の選択/電話自動呼出し
    外部からの順番確認/多言語対応/選択項目を自由に設定
    受付切り替え機能/店内・館内アナウンス/外部機能で順番表示/WEB予約 など
    アイリストの料金・主な機能

    アイリスト公式サイト

    pittime

    pittime
    • 医院・クリニック向け
    • 患者の待ち続けるストレスを軽減
    • 医院の満足度向上・来院数増加をお手伝い

    pittimeは医院・クリニック向けの順番待ち予約システムです。患者さんは自宅や外出先からお手持ちのスマートフォン・携帯電話・パソコンから診察の順番取りが可能です。オプションで時間予約や予防接種・健診の予約もでき、予約は1か月半先まで対応しています。

    順番が近づくとメールでお知らせをしてくれるので、患者さんは「いつ診察されるのか」を気にしながら長時間待つ必要がなくなります。また、院外で待たれていて不在の場合も、お呼び出しするメールを送れるので、スタッフが探しにいく時間も省けます。

    初期費用月額料金主な機能
    pittime55,000円16,500円順番予約機能(1診療科 利用端末5台まで)
    オプション機能(基本料金に加算)
    55,000円5,500円時間予約機能
    55,000円5,500円予防接種・健診予約機能
    その他オプション
    5,500円診療科追加(追加料金は1診療科あたり)
    1,650円利用端末追加(6台目以降、1台あたり)
    pittimeの料金・主な機能

    pittime公式サイト

    順番待ちシステムを活用し、病院の診療受付を効率的に

    大きな病院・クリニックほど予約も多く、患者の待ち時間も長いです。予約の受付や管理をすべて手動で行うのは非効率で、人件費はかさみ、人的ミスも起こりやすくなるでしょう。

    オンラインで予約の受付や待ち状況の確認、呼び出しができる順番待ちシステムを活用することには、病院にも患者にもメリットがあります。

    患者は待合室での長時間拘束から開放され、より来院しやすくなります。「待たずに済む病院」と認知してもらえれば、病院が患者から選ばれやすくなり、集客もしやすくなるでしょう。もちろん、予約の受付・管理効率化による人件費削減も大きいです。

    これらのメリットを最大化にするには、それぞれのクリニックに合ったシステムを選ぶことが大切です。

    本記事で紹介したシステムの中に気になるものがあったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。公式サイトを見てわからないことがあったら問い合わせをして、不明点や疑問点をなくしてから導入するかどうかを決めてください。

  • 入金消込とは?関連用語や仕訳の方法・消込業務の課題と解決策を解説

    入金消込とは?関連用語や仕訳の方法・消込業務の課題と解決策を解説

    入金消込(にゅうきんけしこみ)とは?

    入金消込(にゅうきんけしこみ)とは、企業が取引において受けた入金と未収金を一致させる作業です。特に企業間取引においては「掛取引」が多く、顧客からの入金がどの売掛金に対応したものなのかを確認し、相殺させなければなりません。入金消込により財務上の収支を正確に記録し、未収金を減らしていきます。特にBtoB取引やEC事業などにおいて、入金消込は会計業務において欠かせない重要なプロセスとなっています。

    入金消込と併せて覚えておきたい用語

    入金消込は企業にとって重要な作業ですが、そのプロセスには複数の用語や概念が関わっていて複雑です。入金消込を理解するうえで覚えておきたい用語を紹介します。

    • 掛取引
    • 売掛金
    • 買掛金
    • 支払消込

    これらの用語の意味と関係性を把握することで、入金消込の効率性と正確性を高められるでしょう。

    掛取引

    掛取引とは、商品やサービスの販売において、支払いが商品の受け渡し後に行われる取引形態です。つまり、企業は商品を提供した後に代金を支払ってもらいます。入金消込では、顧客から入金を受け、それを売掛金と相殺させることで処理します。

    この方法は顧客との信頼関係のうえで成り立っており、特にBtoBでは一般的です。掛取引の流れは次のようになります。

    1. 注文を受け商品やサービスを提供する
    2. 請求書や納品書を発行する
    3. 支払いを受ける
    4. 入金を確認し、入金消込を行う

    複数の支払いを1回にまとめられる掛取引は、販売促進や業務の流動性確保につながるでしょう。

    ただし、企業は資金を回収するまでに時間がかかり、未回収リスクも存在します。顧客の信用状況や支払い遅延のリスクを適切に評価することが重要です。

    売掛金

    売掛金とは、企業が顧客に提供した商品やサービスに対する代金として請求する金額のことです。掛取引の販売側に発生するお金がこれにあたり、入金消込においては、売掛金に対する顧客からの入金を相殺していきます。

    買掛金

    買掛金は、企業が仕入先に対して支払いを行うべき金額のことを指します。掛取引においては、企業が商品やサービスを受け取った後に支払わなければならない金額のことで、支払いの金額や期限は請求書に記載されています。

    支払消込

    支払消込は、買掛金と支払いを行う金額を相殺させる作業です。取引先への支払金額と請求書の金額を照らし合わせ、一致していることを確認し、帳簿に登録されている買掛金を消していきます。

    消込業務

    消込業務は、売掛金や買掛金といった債権債務関係を一致させるための作業全般のことです。入金消込や支払消込は、この消込業務の一環として行われます。

    正確な消込業務の実施によって、企業は未収金や未払金を減らし、財務の健全性を確保できるでしょう。

    ただ、消込作業は取引の相手や数が増えるほど増え、金額の突き合わせも複雑になっていきます。お金を扱う業務であるため、企業としての信用や資金計画にも大きく関わってきます。

    入金消込と勘定科目・仕訳

    入金消込を行う際に使うのが、企業のお金の流れを記録する「帳簿」です。帳簿には「資産」「純資産」「収益」「費用」「負債」の5つの勘定科目に分けて取引を記録します。

    勘定科目概要例
    資産自社が持つ財産や、将来的に収益をもたらすであろうもの商品/現金/土地/借地権/前渡金
    純資産原則として返済不要の、出資を受けたり事業を通して蓄積したりした資産資本金/利益剰余金/自己株式/新株予約権
    収益事業を行うことで得たお金売上/売掛金/雑収入/固定資産売却益/助成金
    費用収益を得るために使ったお金仕入費用/人件費/交通費/支払利息
    負債支払いや返済をしなければならないお金買掛金/借入金/支払手形
    勘定科目の5分類

    この5分類はそれぞれ、資産が増えるものを「借方」、負債が増えるものを「貸方」として仕訳します。

    入金消込においては、発注を受け発生した売掛金は資産として借方に記帳。同じ金額を売上(収益)として貸方にも記帳します。

    その後、入金を受けたら勘定科目を変更。借方が普通預金(資産)、貸方が売掛金(資産)になります。

    このように、受けた入金が帳簿に登録されたどのデータにあたるのかを確認し、勘定科目を仕訳していくことが入金消込です。

    入金消込(消込業務)の課題・注意点

    入金消込は帳簿に登録されたデータと実際の入金を突き合わせ、勘定科目の仕訳をしていく作業です。取引先や取引数が増えるほど作業量は増え、複雑になっていきます。

    入金消込の課題や注意点、よくあるトラブルについて紹介します。

    作業に時間がかかる

    入金消込は取引の数や規模に応じて作業量が増加するため、事業の成長にともないどんどん煩雑になっていきます。特に大量の入金データがある場合や複数の取引先とのやり取りがある場合は、効率的な処理が求められるでしょう。

    人的ミスが起こりやすい

    入金消込は細かな計算やデータの照合をともなうため、人的ミスが起こりやすいです。作業量が増えるほど、金額の打ち間違いやデータの見落としなどが発生しやすくなるでしょう。

    正確性を確保するために、業務負荷の軽減や確認作業の徹底が求められます。作業量がある程度の規模になったら、システムを活用するのもいいでしょう。

    ミスが信用低下に直結する

    消込業務におけるミスは、企業の信用低下に直結します。入金消込のミスは「二重請求」「請求額の間違い」などに、支払消込のミスは「支払い遅延」「支払額の間違い」などにつながるからです。

    このようなお金に関するミスは信用低下につながりやすく、「管理が行き届いていない企業」「お金にルーズな企業」という印象を与えかねません。信頼関係を損なわないようにするためにも、消込業務の品質管理は重要です。

    入金消込(消込業務)の課題を解決する3つの方法

    入金消込の課題を解決するための3つの方法、「Excel活用」「システム導入」「仮想口座」を紹介します。

    事業規模が小さいうちはExcelを、規模が拡大し手作業に限界を感じたらシステムを活用するといいでしょう。取引数が膨大になるケースでは仮想口座の活用も検討したいです。

    Excelを活用する

    事業規模が小さく消込業務にかかる負担が少ないうちは、Excelの活用がおすすめです。Excelは導入コストが低く、多くの人にとって慣れ親しんだツールです。

    データの一括処理や関数、フィルタなどを活用することで作業時間を短縮できます。関数やマクロに詳しい人材がいれば、ある程度の作業は自動化できるでしょう。

    ただし、Excelではあくまで目視で作業を行うことになるため、人的ミスをゼロにするのは難しいです。

    また、「セルにデータを入力していく」くらいのことは誰でもできるかもしれませんが、関数やマクロなどを扱うにはある程度のスキルが求められます。業務の属人化が起こりやすく、担当者の退職により帳簿用のシートが使えなくなってしまうケースもあります。

    システムを導入する

    会計ソフトのような専用システムを導入することで、消込業務を大きく効率化できるでしょう。ほとんどの作業が自動化されるため、必要な人員数も、人的ミスが起こるリスクも抑えられます。

    具体的には自動でのデータ照合や相殺計算、エラーチェックなどの機能が挙げられます。最近は直感的に操作できるシステム、手厚いサポートを受けられるシステムも多く、業務の属人化も防ぎやすいでしょう。

    仮想口座を活用する

    同額の入金や固定の取引先が多いケースでは、仮想口座の活用もおすすめです。仮想口座は実際の銀行口座とは別に、振込専用の仮想的な口座で、バーチャル口座とも呼ばれます。

    仮想口座は顧客または取引ごとに一つひとつ専用の口座を振り分けます。たとえばA社からの入金はA口座に、B社からの入金はB口座にというイメージです。これらの仮想口座は自社の銀行口座に紐づけられており、振り込まれたお金は自社口座にそのまま入金されます。

    仮想口座を活用することで、どの入金がどの取引(売掛金)に対応しているのかがわかりやすくなり、入金消込がしやすくなるでしょう。

    ただ、仮想口座を開設するには費用がかかり、通常の振込手数料とは別に決済手数料も生じます。仮想口座はどんなビジネスモデルに適しているのか、どんなメリット・デメリットがあるのか気になる方は、こちらの記事もぜひお読みください。

    バーチャル口座(仮想口座)とは?お金の流れ、適したビジネスモデルを解説

    取引の内容や量に応じて、自社に合った方法で入金消込を進めよう

    入金消込は自社の信用を保つためにも、財務上の収支を正確に把握するためにも大切です。

    しかし、事業規模が大きくなるほど業務が煩雑になり、人的ミスも起こりやすくなります。消込業務のミスは収支を正確に把握できなくなるだけでなく、二重請求や請求間違いにもつながりかねません。

    消込業務は正確に、効率よく進めていく必要があります。Excelや専用システム、仮想口座の活用など、取引の内容や量に応じて最適な方法を選び、消込業務を進めていきましょう。

  • クレジットカード決済を導入する2つの方法と流れ、メリット・デメリットを解説

    クレジットカード決済を導入する2つの方法と流れ、メリット・デメリットを解説

    クレジットカード決済を導入する方法

    クレジットカード決済を導入するには、クレジット会社と直接契約する方法と、決済代行サービスを活用する方法があります。

    カード会社との直接契約

    導入したいクレジットカードを扱う会社と直接契約する方法です。次に紹介する決済代行サービスと比べ、手数料を抑えられるメリットがあります。

    クレジット決済では支払いが発生するたびに手数料が生じ、これは事業者(加盟店)が負担しなければなりません。決済代行サービスでは決済代行会社とクレジット会社の両方で手数料が発生しますが、直接契約ならクレジット会社のものだけで済みます。

    クレジット決済は日本でもっとも使われている電子決済であり、その回数を考えると手数料削減のメリットは大きいでしょう。

    ただ、複数のクレジットブランドに対応したい場合、複数のクレジット会社と契約をしなければならないこともあります。契約の手続きや審査、その後の管理にも手間がかかるため、基本的には決済代行サービスの活用がおすすめです。

    決済代行サービスの活用

    決済代行サービスとは、クレジット会社をはじめとする各種金融機関との契約や管理を代行してくれるサービスです。これを提供する会社を決済代行サービスといいます。

    決済代行サービスを活用することで、契約や管理などの手続きが簡単になります。必要な手続きや書類の提出を代行サービスに任せられるため、手間が減るのはもちろん、審査もクリアしやすくなるでしょう。

    また、決済代行サービスはクレジットカードだけでなく、デビットカードや電子マネーなどさまざまな決済手段に対応しています。決済手段の充実はユーザーの利便性アップにつながり、集客や客単価アップにも有効です。

    デメリットは手数料や費用がかかることです。先述の通り、決済代行サービスを活用すると、クレジット会社と決済代行会社の両方に手数料を支払わなければなりません。への手数料が発生します。

    ただ、サービスの中にはクレジット会社への手数料交渉まで代行してくれるものもあります。業務効率化による人件費削減のメリットもあり、結果的にはコストを抑えられることも多いです。

    クレジットカード決済導入の流れ

    クレジットカード決済の導入は、次のような流れで進めます。

    導入方法を選ぶ

    カード会社と直接契約するか、決済代行サービスを利用するかを選びます。先述のメリット・デメリットを照らし合わせ、自社に合った方法を選びましょう。

    契約手続き

    選んだ方法に応じて契約手続きを進めます。カード会社との契約の場合は書類の提出や審査が必要です。決済代行サービスを利用する場合は必要な情報を代行会社に提供し、手続きを代行してもらいます。

    システム連携

    カード決済を導入するには、事業者のシステムとカード会社や代行サービスのシステムを連携させなければなりません。ここではAPI連携やショッピングカートの設定などを行います。

    テストと確認

    システム連携後はテストを行い、決済が正常に行われるか確認します。必要に応じて不具合の修正や設定の調整をしましょう。

    導入完了と運用開始

    テストが終わり、決済が正常に動作することが確認できれば、クレジットカード決済の導入は完了です。適切に運用するために、オペレーションの確認や従業員の教育、ユーザーへの利用案内やサポート体制の整備などを進めましょう。

    クレジットカード決済を導入するメリット

    クレジットカード決済の導入はマーケティングの強化や業務効率化などにつながります。その理由を、クレジット決済を導入する5つのメリットと併せて解説します。

    【前提】お客さまにとってのメリットが多い

    クレジットカード決済はお客さまにとって便利な決済手段です。導入により、お客さまは次のようなメリットを享受できるでしょう。

    【支払いの便利さ】

    クレジットカードは持ち歩きが容易で、支払いが簡単です。現金や銀行振込と比べて手間がかからず、スムーズな決済ができるでしょう。

    これらのメリットは、特にECサイトなどで重視されます。注文のたびに銀行に振り込みに行くのは面倒です。代金引換ではほかの決済方法と比べても大きな手数料がかかります。

    【ポイントが貯まる】

    クレジットカードにはポイントが貯まるものが多いです。同じ商品を同じ金額で買うなら、最も多くのポイントが貯まる支払い方法を選びたいと誰もが思うでしょう。

    特に最近は「ポイ活」に取り組む人も多いです。クレジットカードはほかの決済方法に比べてもポイント還元率が高く、ポイ活に熱心な層を取り込むには必須の支払い方法といえます。

    集客・客単価アップにつながる

    事業者がカード決済を導入する1つ目のメリットは、「集客・客単価アップにつながる」ことです。

    先述の通り、カード決済はユーザーにとってのメリットが多い支払い方法です。普段使っているクレジットカードが使えるかどうかで、お店選びをする人も少なくありません。

    また、クレジットカードでの支払いは翌月以降にまとめて請求され、分割払いもできます。人間には将来の支出を過小評価する心理傾向があるため、カード決済ではセット購入や高額商品の購入がされやすくなるでしょう。

    リピーターを獲得しやすい

    事業者がカード決済を導入する2つ目のメリットは、「リピーターを獲得しやすい」ことです。

    ポイントを貯めるために、普段使っているクレジットカードを使えるお店を選ぶ人が多い人のは先述の通りです。

    これに加え、特にECサイトではクレジットカード情報を登録しておくことで、再購入時にカード情報を入力する手間が省けます。

    ユーザーにとってのお得感と利便性が増すため、リピート率の向上が期待できます。

    金銭授受の手間やミスがなくなる

    事業者がカード決済を導入する3つ目のメリットは、「金銭授受の手間やミスがなくなる」ことです。

    実店舗では、クレジットカード決済の導入により現金払いの割合が減るでしょう。現金を扱う回数が少なくなるため、現金の管理や預け入れ、金銭授受などの手間やリスクが軽減されます。

    未回収リスクの軽減

    事業者がカード決済を導入する4つ目のメリットは、「未回収リスクの軽減」です。

    クレジット会社は顧客の支払いを保証してくれます。たとえユーザーが代金(クレジット会社からの請求)を未払いにしても、クレジット会社は自社の売上分をきちんと支払ってくれます。

    ただし、不正利用などの理由で売上が取り消しになる「チャージバック」の可能性はなくせません。チャージバックについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

    チャージバックとは?クレジットカードの不正利用や返金を減らすためにできること

    クレジットカード決済を導入するデメリット

    クレジットカード決済を導入する2つのデメリットを紹介します。メリット・デメリットを照らし合わせ、導入するか否かを考えてみてください。

    費用や手数料がかかる

    クレジットカード決済を導入するには費用や手数料がかかります。そのためのシステムの導入や設定には一定の費用がかかる場合、カード会社との契約にともなう初期費用や年会費なども発生する場合があります。

    特に決済代行サービスを活用する場合、これらの費用が割高になることが多いです(ただし、業務効率化や人件費削減など、それ以上の導入効果が出ることも多いです)。

    また、カード決済のたびに手数料も発生します。手数料はクレジット会社や自社の業種などにより異なり、取引量によっても変動します。

    これらの費用を抑えられるクレジット会社を見つけること、決済代行サービスを活用するならクレジット会社との手数料交渉ができることなどが大切です。

    導入までに手間がかかる

    クレジットカード決済の導入には手続きや準備が必要であり、そのための時間と手間がかかることがあります。

    カード会社と直接契約をする場合、事業者情報や売上実績などの書類の提出や審査が必要です。これには特に時間と手間がかかるでしょう。

    カード決済を導入するためには、事業者のシステムとカード会社や代行サービスのシステムを連携させなければなりません。この設定にはある程度の技術や知識が必要です。

    カード決済の導入には代行サービスがおすすめ!その選び方は?

    カード決済の導入には、決済代行サービスの活用がおすすめです。決済代行会社を活用することで、カード決済の導入や管理などにかかる手間を少なくできるでしょう。

    代行サービスを選ぶ際は費用や手数料の安さだけでなく、これらのサポートの充実度も大切です。サポートが充実しているサービスを選び、自社の業務負担を軽くすることは、人件費の削減につながります。クレジット会社との手数料代行もしてくれるサービスだとなお良いでしょう。

    自社に合った決済代行サービスを探したい方は、こちらの記事もぜひお読みください。実店舗やECなど、業態ごとのおすすめサービスを紹介しています。導入費用や手数料の相場についても解説しているので、コストが気になる方には特におすすめの記事です。

    クレジットカード決済導入方法&費用|手数料比較22選・無料おすすめ端末と店舗メリット・種類

  • クレジットカード決済の仕組みとは?消費者・事業者のメリット・デメリット

    クレジットカード決済の仕組みとは?消費者・事業者のメリット・デメリット

    クレジットカード決済とは?

    クレジットカード決済とは、クレジット会社が提供するカードで支払いを行い、期間内の合計利用額を後日まとめて返済する決済方法です。現金払いを除けば、日本で最も利用されている支払い方法です。

    クレジットカード決済は実店舗での買い物にはもちろん、ECサイトでの商品注文や継続課金サービスの利用料などにも使えます。

    クレジットカード決済の仕組み

    クレジットカード決済には次の4つの人物・機関がかかわっています。

    【カード利用者】

    カードを支払いに使う利用者。クレジットカード決済ではその場での現金のやり取りが発生せず、利用者はその利用金額を後日まとめてクレジットカード会社に支払います。

    【加盟店】

    クレジットカードの加盟店で、ユーザーにとっては買い物をするお店やサービスを提供してもらう事業者のことです。加盟店はクレジットカード決済で上がった売上から手数料を差し引いた額を、カード会社から後日まとめて受け取ります。

    【クレジットカード会社】

    クレジットカードを提供する会社。クレジットカード決済が行われると、カード会社は加盟店に対して立替払いをします。立替払いした金額から手数料を引いた額が加盟店に支払われ、ユーザーには期間内に立替払いした合計金額を後日請求します。

    【決済代行会社】

    カード会社と加盟店の間に入り、各種手続きを代行する会社。加盟店は決済代行会社に利用料や手数料を払わなければなりませんが、契約や審査の代行、管理システムの提供などさまざまなサービスを受けられます。

    加盟店がクレジットカード決済を導入する方法には「クレジットカード会社との直接契約」と「決済代行会社の利用」の2つがあります。ここからは、それぞれの方法について解説します。

    カード会社と直接契約する場合

    クレジットカード会社と直接契約する場合、事業者はカード会社と加盟店契約を結びます。先述の通り、ユーザーがクレジットカード決済を行った場合、カード会社から加盟店に対して支払われます。

    カード会社と直接契約するメリットは費用を抑えやすいこと、デメリットは手間と時間がかかることです。

    カード会社との契約にはシステムの設定や利用にかかる費用、年会費、決済手数料などがかかります。決済代行会社を利用した場合は代行会社に対してもこれらの費用を支払わなければなりません。直接契約では代行会社への支払いがない分、費用は割安になるでしょう。

    ただ、複数のカード会社と契約したり、クレジットカード決済以外の支払い方法も導入したりという場合は手続きや管理に時間と手間がかかります。契約するカード会社や決済機関と個別に手続きをしなければならず、管理システムも各社異なるからです。

    決済代行会社を利用する場合

    クレジットカード決済を導入するもう1つの方法が、決済代行会社を利用する方法です。決済代行会社は、クレジットカードの情報を安全に取り扱い、加盟店とカード会社の間に立って支払いを仲介します。

    決済代行会社を利用するメリットは管理負担が小さくなること、デメリットは費用が発生することです。

    先述の通り、直接契約で複数のカード会社や決済機関と契約する場合、手続きは個別に進めなければなりません。管理システムも各社異なります。

    決済代行会社にはこれらの手続き・管理も任せられます。自社が契約した各機関をまとめて管理できる専用システムも提供されるため、業務負荷も、従業員の教育コストも抑えられます。

    デメリットはカード会社に支払うような費用を代行会社にも支払わなければならない点ですが、業務負荷の軽減とそれによる人件費の削減により、結果としてプラスになることも多いです。

    また、決済代行会社の中にはカード会社との手数料交渉を任せられるところもあります。交渉をプロに任せ、カード会社の手数料を抑えることができれば、自社に残る利益はさらに大きくなるでしょう。

    ▼決済代行会社の手数料に関してはこちらの記事をお読みください。

    ▼クレジットカード決済代行会社&システムのおすすめはこちらの記事をお読みください。

    クレジットカード決済では領収書・収入印紙が不要

    クレジットカード決済では、支払いの証明として領収書や収入印紙が原則として不要となります。

    領収書には「代金の受け渡しと同時に発行すべき」という原則があり、クレジットカード決済ではその場での代金受け渡しが行われないからです。ユーザーが代金受け渡しを行うのは、後日カード会社から請求が行われたタイミングです。

    これにより、事業者は領収書の発行にかかる手間を、ユーザーは領収書の管理にかかる手間を省けます。

    事業者側のサービスとしてクレジットカード決済で領収書を発行することもありますが、先述の原則により税法上の領収書にはあたらないため、収入印紙の貼り付けは不要です。

    ただし、印紙貼り付けをしない場合は請求書に「クレジットカード払い」と明記しなくてはなりません。

    【消費者側】クレジットカード決済のメリット

    クレジットカード決済を利用する消費者側のメリットは以下の4つです。

    ①現金の持ち歩きや授受が不要

    消費者がクレジットカード決済を利用する1つ目のメリットは、「現金の持ち歩きや授受が不要」なことです。

    クレジットカード決済を利用することで、消費者は現金を持ち歩かなくて済むようになり、財布もコンパクトにしやすくなるため身軽に買い物に行けます。

    また、会計時の現金の受け渡しもなくなり、「財布からお金を取り出して、お釣りを受け取り財布に仕舞って…」という手間がなくなるのはもちろん、店側のミスで少ないお釣りを受け取ってしまうリスクもなくなります。

    ②ECサイトで利用しやすい

    消費者がクレジットカード決済を利用する2つ目のメリットは、「ECサイトで利用しやすい」ことです。

    ECサイトではクレジットカード情報を入力するだけで、簡単に商品を購入したりサービスに申し込んだりできます。最近はECサイトごとにカード情報を記憶させたり、カード情報をカメラで読み込み入力の手間を省いたりといったこともできます。

    割高な手数料がかかる代金引換や、窓口やATMまで支払いに行かなければならない口座振込よりも、ずっと気軽に支払いが可能です。

    ③分割払いができる

    消費者がクレジットカード決済を利用する3つ目のメリットは、「分割払いができる」ことです。

    クレジットカード決済では一度に全額支払うのではなく、回数を指定した分割払いができることもあります。支払い負担を分散させることで、高額な商品やサービスを無理なく購入したり、資金繰りを改善したりすることが可能です。

    クレジットカード決済の請求は翌月以降にまとめて行われるため、分割払いをしない場合でも支払いを後回しにできるメリットがあります。

    「今月は家計が厳しい」「今しか買えない商品があるのにお金が足りない」といったときも、クレジットカードは強い味方となってくれます。

    ④ポイントなどの特典が多い

    消費者がクレジットカード決済を利用する4つ目のメリットは、「ポイントなどの特典が多い」ことです。

    ポイントやマイルなどが貯まるクレジットカードは多いです。これらに加え、「空港のラウンジを利用できる」「特定の施設をお得に利用できる」などの充実した特典が受けられるカードもあります。

    【事業者側】クレジットカード決済のメリット

    事業者が支払い方法にクレジットカード決済を導入するメリットは以下の5つです。

    1.集客・客単価アップにつながる

    事業者がクレジットカード決済を導入する1つ目のメリットは、「集客・客単価アップにつながる」ことです。

    先述の通り、クレジットカードにはポイントやマイルが貯まるという特典があります。最近は「ポイ活」に取り組む人も多く、支払い方法を還元率の高いカードに固定している人も少なくありません。

    クレジットカード決済を導入することでこのような層を取り込みやすくなります。

    また、クレジットカードを利用する人は、一回の支払い金額が高くなる傾向があります。人間には将来の支出を過小評価する心理がありますため、支払いを後回しにしたり分割したりできるクレジットカード決済では、この心理が働きやすいのです。

    2.リピーターを増やしやすい

    事業者がクレジットカード決済を導入する2つ目のメリットは、「リピーターを増やしやすい」ことです。

    クレジットカードを持っている消費者は利便性や特典のために、同じお店を継続利用することがあります。特にECサイトでは、一度カード情報を入力すれば次回からの支払いが簡単になるため、同じお店を選ぶ人がさらに多くなります。

    3.実店舗ではレジ内過不足を防ぎやすくなる

    事業者がクレジットカード決済を導入する3つ目のメリットは、「実店舗ではレジない過不足が防ぎやすくなる」ことです。

    クレジットカード決済では、実店舗において現金を扱う必要がなくなります。ユーザーにとっては「少ない金額のお釣りを渡されるリスク」が少なくなり、お店にとっては「レジ内の現金過不足を防ぎやすくなる」というメリットがあります。

    4.未回収リスクが低い

    事業者がクレジットカード決済を導入する4つ目のメリットは、「未回収リスクが低い」ことです。

    クレジットカード決済では、ユーザーの支払い金額から手数料を差し引いた額を、クレジットカード会社が立替払いしてくれます。たとえユーザーがカード会社の請求を踏み倒したとしても、加盟店への立替払いに影響はありません。

    ただし、不正利用やユーザーからの申し立てなどにより、クレジットカード決済が取り消される「チャージバック」のリスクはあります。

    5.請求業務の効率化

    事業者がクレジットカード決済を導入する5つ目のメリットは、「請求業務の効率化」ことです。

    クレジットカード会社がユーザーへの請求手続きを代行してくれるため、事業者は請求業務にかかる時間や手間を削減できます。未回収も基本的には起こらないため、督促業務も減らすことが可能です。

    【消費者側】クレジットカード決済のデメリット3つ

    消費者がクレジットカード決済をするデメリット、利用時の注意点は以下の3つです。

    1.使いすぎのリスクがある

    消費者がクレジットカード決済をする1つ目のデメリットは、「使いすぎのリスクがある」ことです。

    先述の通り、人間には将来の支出を過小評価する心理があります。特にクレジットカードは手元に現金がなくても支払いができるため、気をつけないと返済の負担が大きくなってしまいます。

    ユーザーは自分の支払い能力や返済計画についてよく考え、責任を持って利用しなければなりません。使いすぎが心配なら限度額を低く設定したり、クレジットカードではなくデビットカードを利用したりするのがおすすめです。

    2.支払い方法によっては手数料がかかる

    消費者がクレジットカード決済をする2つ目のデメリットは、「支払い方法によっては手数料がかかる」ことです。

    一部のクレジットカード決済では、支払い方法によって手数料が発生する場合があります。基本的に、手数料は分割払いやリボ払いで発生するもので、一括払いではかかりません。

    特にリボ払い(利用金額にかかわらず、毎月決まった金額を返済する方法)は返済が長引きやすく、その分手数料が積み重なりやすいです。

    3.不正利用のリスクがある

    消費者がクレジットカード決済をする3つ目のデメリットは、「不正利用のリスクがある」ことです。

    クレジットカードは個人情報や資金に関わる重要な情報を含んでいます。カード情報が抜き取られてしまうと、自分の知らないところでカードが勝手に使われ、身に覚えのない請求がくるかもしれません。

    もちろん、不正利用の申し立てをすることで返金してもらえることもあります。ただ、少額ずつ使われたために不正利用に気付くまで時間がかかるようなこともあるかもしれません。

    いずれにしても、クレジットカードの不正利用には細心の注意を払いましょう。

    【事業者側】クレジットカード決済のデメリット3つ

    事業者がクレジットカード決済を導入するデメリットは以下の3つです。

    1.事業者負担の手数料が発生する

    事業者がクレジットカード決済を導入する1つ目のデメリットは、「事業者負担の手数料が発生する」ことです。

    クレジットカード決済のたびに手数料が生じるのは先述の通りですが、これは事業者側の負担になります。

    ユーザーに負担させたり、手数料分の代金を上乗せしたりすることはできません。手数料を理由に、ユーザーに現金払いを促すこともNGで、これらの行為はクレジットカード会社の規約により禁じられています。

    手数料はカード会社ごとに異なり、加盟店の業態によっても変動します。

    2.情報漏洩のリスクがある

    事業者がクレジットカード決済を導入する2つ目のデメリットは、「情報漏えいのリスクがある」ことです。

    クレジットカードには重要な個人情報が含まれ、カード決済を導入することで不正利用のリスクも増加します。顧客の個人情報などを流出させてしまったとなると、自社の信頼ダウンはもちろん、損害賠償に発展することもあり得ます。

    セキュリティ対策を徹底し、顧客のクレジットカード情報を保護しなければなりません。

    3.チャージバックのリスクがある

    事業者がクレジットカード決済を導入する3つ目のデメリットは、「チャージバックのリスクがある」ことです。

    ユーザーがクレジットカード会社に対してクレームや異議を申し立てる場合、チャージバックと呼ばれる手続きが行われることがあります。これが認められると、加盟店は売上金を返還しなければなりません。

    チャージバックは悪意ある第三者によるカードの不正利用のほか、転売目的のユーザー本人などにより起こることもあります。チャージバックとは何か、どう防げばいいのかは、こちらの記事で解説しています。

    チャージバックとは?クレジットカードの不正利用や返金を減らすためにできること

    クレジットカード決済の導入には決済代行サービスがおすすめ

    クレジットカード決済の導入には、決済代行サービスの利用がおすすめです。

    多くの決済代行サービスはクレジットカード以外の決済方法にも対応しています。これを利用し決済方法を充実させることで、集客・売上アップを目指しやすくなります。サポートの充実したサービスを選べば、業務効率化の効果も高まります。

    何より各種決済の代行を専門とする業者は、不正利用や情報漏洩が起こらないよう細心の注意を払っています。専門業者に任せることで、より強固なセキュリティのもと、安心して各種決済手段を導入できます。

    自社に合った決済代行サービスを探したい方は、こちらの記事もぜひお読みください。実店舗やECなど、業態ごとのおすすめサービスを紹介しています。導入費用や手数料の相場についても解説しているので、コストが気になる方には特におすすめの記事です。

    https://wp-orend.orend.jp/mag/a0314
  • チャージバックとは?クレジットカードの不正利用や返金を減らすためにできること

    チャージバックとは?クレジットカードの不正利用や返金を減らすためにできること

    クレジットカードのチャージバックとは?

    クレジットカードのチャージバックとは、カード利用者が不正な取引や商品の品質不良などの理由で、カード会社に対して利用金額の返金を要求する制度です。チャージバックはクレジットカードユーザーを保護し、不正利用や詐欺などから守るために設けられています。

    チャージバックの主な原因

    チャージバックは主にクレジットカードの不正利用によって起こりますが、ほかにもいくつかの原因があります。チャージバックが起こる4つの原因を紹介します。

    クレジットカードの紛失や盗難

    チャージバックが起こる1つ目の原因は、「クレジットカードの紛失や盗難」です。

    クレジットカードの紛失や盗難により不正な取引が行われた場合、カード所有者はその取引を認めていないことを主張し、返金を要求することができます。紛失や盗難が原因で発生した不正利用に対しては、チャージバック制度が迅速な解決手段となるでしょう。

    クレジットカード情報の漏えい

    チャージバックが起こる2つ目の原因は、「クレジットカード情報の漏えい」です。インターネット社会の現代では、カードの紛失や盗難がなくても、不正利用が起こることがあります。

    たとえば、ショッピングサイトやデータベースがハッキングされ、カード情報が不正に入手された場合、その情報を悪用して不正取引が行われるかもしれません。このような場合にも、チャージバックを利用して返金を求められます。

    購入者による申請

    チャージバックが起こる3つ目の原因は、「購入者による申請」です。不正なものでなく、購入者自身によるカード利用でも、商品やサービスに不満がある場合などにチャージバックを申請することもあります。

    たとえば商品が到着しなかった、商品の品質が低かった、サービスが提供されなかったなどの理由で、カード利用者は返金を要求することができます。

    ただし、すべての申請が認められるわけではありません。その申請が正当な理由であることなど、一定の条件を満たす必要があります。

    事業者側の原因

    チャージバックが起こる4つ目の原因は、「事業者側の原因」です。ときには事業者のミスや詐欺行為などが原因でチャージバックが発生することもあります。

    たとえば商品が説明や画像などと明らかに異なる場合や、明示されていない追加料金が請求された場合などです。こうした場合には、カード会社が事業者に対して返金を求め、ユーザーを保護します。

    チャージバックの申請~返金までの流れ

    カード利用者がチャージバックを申請してから実際に返金が行われるまでの流れを紹介します。

    STEP.1 名義人がカード会社に連絡・申請をする

    チャージバックを申請するためには、まずはカードの名義人がカード会社に連絡し、その理由や起こった問題などを報告する必要があります。

    もちろん、チャージバックの申請がすべて認められるわけではありません。チャージバックを行うかどうか判断するために、カード会社は詳細な情報や証拠を提供するよう求めることがあります。

    事態をきちんと説明できるよう、事前に状況を整理しておきましょう。

    STEP.2 カード会社が対応を決定

    カード会社はカード名義人からの連絡を受けた後、チャージバックの申請内容を審査し、どう対応するかを決めます。審査の結果、不正利用や問題のある取引などが確認された場合、カード会社は返金手続きを進めることになるでしょう。

    一方、情報が不十分だと判断された場合や異議申し立てがある場合などには、返金が保留されることもあります。

    STEP.3 チャージバックの実行

    カード会社がチャージバックを認めると、返金手続きが実行されます。返金の方法や期間はカード会社や地域により異なります。一般的には、元の取引に使用した支払い方法に応じて、クレジットカード口座に返金されることが多いです。

    チャージバックの申請が認められた場合、引き落としの前後でそれぞれどのような対応が取られるのかも確認しておきましょう。

    引き落とし前の場合

    引き落とし前の取引でチャージバックが行われる場合、カード会社は対象となる利用情報を削除し、引き落としがかからないようにします。

    ただし、この処理に時間がかかり引き落としがかかった後に返金がされる可能性もあります。

    引き落とし後の場合

    引き落とし済みの取引でチャージバックが行われる場合、カード会社は問題のある取引を調査し、返金手続きを行います。異議申し立てがある場合には、返金が遅れることもあります。

    ただし、カード会社がチャージバックを認めた場合、それを受け入れる加盟店がほとんどです。加盟店側の異議が認められ、チャージバックを取り消しできる可能性は低いでしょう。

    チャージバックや不正利用を防ぐためにできること

    チャージバックは主にクレジットカードの不正利用や不正な注文により起こります。チャージバックが起これば一度上がった売上が取り消しになります。不正利用が起これば売上取り消しだけでなく、自社の信用ダウンにもつながるでしょう。

    チャージバックや不正利用を防ぐためにできることを紹介するので、できればすべてを、少なくとも3Dセキュア2.0とセキュリティコードは導入しましょう。

    3Dセキュア2.0

    不正利用を防ぐためにもチャージバックによる売上取り消しを防ぐためにも、3Dセキュア2.0を導入しましょう。クレジットカード決済の際、不正利用の可能性がある場合のみ本人認証が行われます。

    本人認証が行われるのは不正利用の可能性があるときのみなので、ユーザビリティをあまりそこなわずに済むでしょう。

    また、3Dセキュア2.0を導入していれば、仮に不正利用によるチャージバックが起こっても補償が受けられます。これは3Dセキュア2.0のみに対する補償で、ほとんどのクレジット会社は、3Dセキュア1.0への補償を終了しています。

    セキュリティコード

    クレジットカードの裏面には、「セキュリティコード」と呼ばれる3~4桁の数字が記載されています。オンライン取引時には、このセキュリティコードを入力することで本人認証を行います。

    クレジットカード情報と異なり、セキュリティコードは端末などに記憶されず、決済のたびに入力が求められます。カードそのものを盗難されたり紛失したりした場合は別ですが、クレジットカード情報だけでは不正利用されにくくなるでしょう。

    不正検知システム

    不正利用を検知するための「不正検知システム」を導入することも重要です。不正検知システムは、特定のパターンや異常な取引を検知し、不正利用のリスクを低減します。

    カード会社は不正検知システムをはじめとするさまざまなセキュリティ対策を講じていますが、加盟店側もこれらのシステムを活用し、磐石なセキュリティ体制を築くことが重要です。

    不正注文の防止

    オンラインショッピングでは不正注文が発生するリスクがあり、これによるチャージバックも生じやすいです。事業者側は、不正注文を防ぐために詐欺検知ツールや顧客情報の正確な確認手続きを導入することが重要です。

    不正注文・チャージバックが起こりやすい商材は?

    不正注文やチャージバックのリスクが高い商材として、ゲーム機やブランド品などの「転売されやすい商材)が挙げられます。いわゆる「転売ヤー」はこれらの商品を買い占め、正規価格を大きく上回る価格で再販することで、その差額を利益として得ているのです。

    しかし、転売がうまくいくかどうかは正規販売されている商品の在庫状況や、ほかの転売ヤーの動向などにより変わってきます。転売をあきらめたとき、転売ヤーがチャージバック申請をすることもあり得ます。

    いずれにしても、転売は商品価格を不当につり上げる行為です。転売ヤーから購入した商品には当然保証もありません。事業者とユーザー双方の不利益になるため、転売自体を防ぐことが重要です。

    異常な大量注文などは転売目的の可能性があるため、注文内容をよく確認し、対応を慎重に決めましょう。

    チャージバックや不正利用には万全の対策を

    チャージバックは、クレジットカード利用者を不正利用や詐欺から守るための重要な制度です。ただ、チャージバックが起こると事業者は一度立てた売上が取り消されることになり、資金繰りが狂ってしまうかもしれません。

    3Dセキュア2.0やセキュリティコード、不正検知システムなどを活用し、不正利用を防ぐことが大切です。

    特に3Dセキュア2.0は確実に導入しておきましょう。不正利用のリスクを抑えられるだけでなく、不正利用によりチャージバックが発生しても、その金額を保証してもらえるからです。

    こちらの記事では3Dセキュア2.0とは何か、導入することにどんなメリットがあるのかを詳しく解説しています。導入や、3Dセキュア1.0からの切り替えがまだの企業はぜひお読みください。

    クレジットカードの3Dセキュアとは?1.0と2.0の違いと「カゴ落ち」対策

  • Web決済(オンライン決済)とは?ユーザー側・事業者側のメリットや導入方法、セキュリティについて解説

    Web決済(オンライン決済)とは?ユーザー側・事業者側のメリットや導入方法、セキュリティについて解説

    Web決済(オンライン決済)とは?

    Web決済(オンライン決済)は、インターネットを介して金銭の支払いや送金をする方法です。現金を使った支払い方法と比べ、ユーザー側と事業者側の両方に多くのメリットがあります。

    Web決済を利用するユーザー側のメリット

    Web決済はユーザーにとって「手軽に支払いができる」「ポイントが付く」などのメリットがあります。

    手元に現金がなくても利用できる

    ユーザーがWeb決済を利用する1つ目のメリットは、「手元に現金がなくても利用できる」ことです。

    Web決済なら現金を持ち歩かなくても、スマホやカードを使って簡単に支払いができます。現金や財布を持ち歩かなくて済むので荷物が少なくなり、紛失や盗難のリスクも抑えられるでしょう。

    ECサイトやWeb系のサービスでも、オンラインで銀行口座やクレジットカード情報を登録するだけで支払いが完了します。もちろん、月額制・定期課金のサービスにも利用できます。

    また、クレジットカードや後払い式の電子マネーなどは、「今はお金がない」「来月なら買えるのに」という状況でも利用可能。期間限定の商品や今すぐ必要な物があるときなどにも役立ちます。

    ポイントがつく決済方法も多い

    ユーザーがWeb決済を利用する2つ目のメリットは、「ポイントがつく決済方法も多い」ことです。

    多くのWeb決済サービスでは、利用額に応じてポイントがもらえるようになっています。ユーザーは支払いをするだけでなく、ポイントを貯めることで割引や特典を受けることができます。

    貯まったポイントをそのまま現金の代わりに使えるサービスも多く、「ポイ活」の一環として支払い方法を固定している消費者も少なくありません。

    支払いの手間が少ない

    ユーザーがWeb決済を利用する3つ目のメリットは、「支払いの手間が少ない」ことです。

    Web決済を利用することで、煩わしい手続きや待ち時間を省くことができます。クリックやタップを数回すれば支払いが完了するのはスムーズです。

    実店舗では「鞄から財布を出し、財布からお金を出して支払い、お釣りを受け取り…」という一連の動作がなくなります。ECサイトやWebサービスでは支払い情報を端末に記憶させることで、次回からの購買(カード情報などの入力)を省けます。

    事業者がWeb決済を導入するメリット

    Web決済を導入することは、事業者にとって売上アップとコスト削減などの効果があります。その理由を、Web決済を導入する3つのメリットと併せて解説します。

    集客・客単価アップにつながる

    事業者がWeb決済を導入する1つ目のメリットは、「集客・客単価アップにつながる」ことです。

    先述の通り、Web決済には「ポイントが貯まる」「現金がなくても利用できる」などユーザーにとってのメリットが多いです。ポイントを貯めるために支払い方法を固定している消費者も少なくなく、Web決済を導入しないことは、このような層の取りこぼしにつながります。

    また、人間には将来の支出を過小評価する心理傾向があります。クレジットカードや後払い式の電子マネーなどでの支払いを受け付けることで、セット購入も促しやすくなるでしょう。

    人的ミスや業務負荷を少なくできる

    事業者がWeb決済を導入する2つ目のメリットは、「人的ミスや業務負荷を少なくできる」ことです。

    Web決済は従来の現金や手動の支払い方法と異なり、自動化されたシステムを利用します。実店舗ではレジの入力ミスやお釣りの渡し間違いなどによる現金過不足を防ぎやすくなります。金銭授受がなくなった分、レジの回転率も高くなるでしょう。

    ECサイトやWeb系サービスなどでは料金の回収業務や入金管理が楽になるでしょう。詳しくは後述しますが、これらのメリットは「決済代行サービス」の活用でさらに大きくなります。

    未回収リスクを軽減できる

    事業者がWeb決済を導入する3つ目のメリットは、「未回収リスクを軽減できる」ことです。

    Web決済の多くは即時決済です。クレジットカードや電子マネーなら支払い手続きさえ済めば、仮にユーザーが料金を支払わなくても未回収になることはありません。これらの決済機関が自社に料金を支払ってくれるからです。

    これにより未回収のリスクを軽減し、資金の運用効率を高められるでしょう。当然、督促や代金回収などの業務も少なくなります。

    7種類のWeb決済

    主なWeb決済を7種類紹介します。

    決済手段内容
    クレジットカード現金以外では最も普及している決済手段。
    最低でもクレジットカード決済は導入しておきたい。
    デビットカード利用した金額を、紐付けられた銀行口座から即座に引き落とすカード。
    インターネットバンキングインターネットバンキングの口座から振込やデビット払いをする方法。
    キャリア決済携帯キャリアのID・パスワードと連携した決済手段。
    利用金額は翌月の携帯料金と合算請求される。
    ID決済クレジットカードや電子マネーと連携した決済手段。
    ID決済に対応した電子マネーは多く、
    複数の決済手段を導入するのと近い効果がある。
    電子マネープリペイド(前払い式)と後払い式がある。
    スマホひとつで支払いができる、
    ポイントがつくものも多いなど利用者にとってのメリットも多い
    コンビニ決済商品の購入・受け取り後にコンビニで代金を支払う。
    払込票を使う方法とオンライン発行の支払い番号を使う方法がある。
    7種類のWeb決済

    Web決済を導入する2つの方法

    Web決済を導入するには決済機関と直接契約する方法と決済代行サービスを活用する方法の2つがあります。

    決済機関との直接契約

    クレジット会社やインターネットバンキングなどの決済機関と直接契約する方法です。事業者は各機関と個別に契約し、自社のWebサイトやアプリ上で決済機能を提供します。

    この方法は手数料をはじめとする費用を抑えられるメリットがありますが、入金やシステムの管理、契約手続きなどに膨大な工数がかかるデメリットもあります。

    決済代行サービスの活用

    決済代行サービスとは、決済機関との契約手続きや各機関の入金管理などを代行するサービスです。これを提供する会社を「決済代行会社」といいます。

    費用面のデメリットがあり、決済機関に支払うものに加え決済代行サービスにも利用料や決済手数料を支払わなければなりませんが、業務の効率化や負荷軽減などのメリットも大きいです。

    決済代行サービスを使えば各決済機関との契約を一本化できます。決済機関ごとにバラバラだった入金サイクルや管理システムも統一でき、契約~運用の業務負荷を大きく軽減できるでしょう。

    代金の未回収保証や回収代行、決済機関との手数料交渉など、付帯サービスのあるサービスも多いです。

    決済代行サービスの選び方

    自社に合った決済代行サービスを選ぶ5つのポイントを紹介します。

    対応した決済方法

    自社のターゲット層に合った決済方法に対応した決済代行サービスを選びましょう。

    クレジットカードや電子マネー、Web決済以外にも銀行振込など、ユーザーが求める決済手段はさまざまです。ターゲット層に合った決済方法を導入できないと、大きな集客効果は得られません。

    対応した課金方式

    自社のビジネスモデルに合った課金方式を提供しているかも重要なポイントです。都度払いはもちろん、ビジネスモデルによっては定期課金や従量課金などの方式にも対応しなくてはなりません。

    業務やサポートの範囲

    決済代行サービスが提供する業務やサポートの範囲もチェックしましょう。決済機関との交渉や代金回収などの代行、未回収保証など、自社に必要なサポートがそろったサービスを選びます。

    セキュリティ

    Web決済ではクレジットカード情報やユーザー(配送先)の住所など、機密情報を扱うことになります。たとえ代行会社側の責任であっても、情報漏えいが起これば自社の信用に関わります。セキュリティ対策は万全でなくてはなりません。

    PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) などのセキュリティ規格への準拠や暗号化技術の利用など、どんな対策を取っているのか確認しましょう。

    費用や手数料

    最後に、決済代行サービスの費用や手数料を比較しましょう。サービスの中には初期費用や月額料金がかからないものもあります。

    導入費・固定費・手数料率などの費用と提供される業務やサポートが釣り合っているか、他サービスと比べてお得なのかなど、総合的な判断が必要です。そのうえで、自社の予算や利益に合わせた選択をしましょう。

    Web決済の導入には代行サービスがおすすめ!手数料やサポート内容などを俯瞰してサービスを選ぼう

    Web決済の導入には決済代行サービスがおすすめです。代行サービスを利用することで、Web決済の導入や管理にかかる負荷が少なくなり、セキュリティやサポート面でも安心して運用できます。

    こちらの記事ではおすすめの決済代行サービスをタイプ別に紹介しています。選び方も解説しているので、自社に合ったサービスを導入し、コスト削減・業務負荷の軽減などのメリットを最大化できるでしょう。

    オンライン決済サービスおすすめ比較24選|導入費用・手数料・タイプ別の選び方・メリット

  • Excelの問い合わせ管理テンプレート3選!作り方や活用のコツ、おすすめ管理システム5選

    Excelの問い合わせ管理テンプレート3選!作り方や活用のコツ、おすすめ管理システム5選

    Excelの問い合わせ管理表テンプレート3選

    ビジネスにおすすめのテンプレート

    ビジネスにおすすめのテンプレート
    ビジネスにおすすめのテンプレート
    • Microsoft系アプリですぐに使える
    • 豊富なテンプレートで業務を効率化
    • カスタマイズでさらに利便性アップ

    「ビジネスにおすすめのテンプレート」は、Microsoftが提供するテンプレート集です。ダウンロードしてすぐに使えるビジネステンプレートが豊富に用意されているので、業務効率化に役立つでしょう。

    「営業・販促」「人事・総務・経理」「その他」の大きく3つのカテゴリーごとにテンプレートが随時更新されています。使い慣れたMicrosoft系のアプリケーションでそのまま使用できるので浸透性も良いでしょう。テンプレートをベースに自社用にカスタマイズすることも可能です。

    ビジネスにおすすめのテンプレート公式サイト

    エクセルカードHARI

    エクセルカードHARI
    エクセルカードHARI
    • 汎用性の高い不テンプレート
    • Excelでのデータ管理で役立つ
    • 無料で使える

    エクセルカードHARIは、Excelで開発した1テーブルのシンプルなデータ管理ソフトです。汎用性のあるテンプレートを豊富に用意してあるため、さまざまな業務のユーザーが活用できます。

    Excelでデータ整理をする際に役立つテンプレートで、表形式ではなくデータ形式に整理ができます。普段からExcelを使用している企業は、新たに操作を学習する必要もなく、困った時のヘルプ情報量も多いので応用範囲が広がるでしょう。「エクセルでせーた管理をしたい」「データの規模がそんなに大きくない」という場合に活用できるでしょう。無料なのではずはDLして利用してみると良いでしょう。

    エクセルカードHARI公式サイト

    業務用テンプレート

    業務用テンプレート
    業務用テンプレート
    • Excelで作ったテンプレート集
    • 通常のExcelと同じ感覚で利用できる
    • 業務に役立つ豊富なテンプレート

    業務用テンプレートは、Excelで作成した問い合わせ表のテンプレートがダウンロードできます。問い合わせ内容を一覧で表示し管理できます。情報共有やプロジェクトの進捗管理などで役立つでしょう。

    問い合わせシートと問い合わせ表が用意されています。区分項目や対応内容の追記など自由に編集して利用可能です。Excelファイルで作られているので、普段からOffice系の製品を使用している人にとって使いやすいテンプレートと言えるでしょう。このほか問い合わせ管理リストや月予定表など業務に役立つ豊富なテンプレートが用意されています。

    業務用テンプレート公式サイト

    Excelの問い合わせ管理表の作り方

    テンプレートから問い合わせ管理表をダウンロードし、そのまま使うこともできます。しかし、テンプレートのままでは操作に時間がかかったり、項目に過不足があったり、使いづらく感じることもあるでしょう。

    そこでおすすめなのが、自社で使いやすいように管理表をカスタマイズしたり、イチから作ったりすることです。

    Excelの問い合わせ管理表の作り方・カスタマイズの方法をわかりやすく解説します。

    自社に必要な項目を洗い出す

    Excelで問い合わせ管理表を作る前に、まずは自社に必要な項目を洗い出しましょう。具体的には次のような項目が必要になります。

    • 対応No
    • 対応日時
    • 担当者
    • 顧客情報
    • 対応ステータス
    • 問い合わせのカテゴリ
    • 具体的な問い合わせ内容
    • 引き継ぎメモ など

    項目を先に洗い出しておかないと、後からExcelに行や列を追加・削除することになり、混乱しやすくなります。なお、これらの項目は行に横並びに配置するのがおすすめです。

    選択式の項目には「プルダウン」を

    担当者や対応ステータス、問い合わせのカテゴリなどの内容がある程度決まっている項目には「プルダウン」を設定しましょう。プルダウンは選択式の入力項目で、セル右側に表示された矢印(▼)をクリックすることで、担当者名やステータスなどの入力項目の一覧が表示されます。

    テキストを手打ちする手間が省けるだけでなく、ミスタイプや誤変換なども防ぎやすくなるでしょう。ミスタイプや誤変換があると検索やフィルタ抽出などの妨げになります。

    【プルダウンの設定方法】

    1. プルダウンを設定したい列(シート上部にあるAやBなどのアルファベット)をクリックし、その列全体が選択された状態にする
    2. 右クリックでメニューを呼び出し、「プルダウン」をクリック
    3. シート右側に表示されたメニュー内の「オプション1」「オプション2」などを、担当者名やステータスなどに変える
    4. 項目数を増やしたいときは「別のアイテムを追加」

    項目名の左側にある丸印をクリックすることで、テキストやセル背景の色を変えられます。たとえばステータスが「対応中」なら赤、「対応完了」なら緑のようにすることで、より状況を把握しやすくなるでしょう。

    詳細オプションにある「表示スタイル」を変えることで、プルダウンの表示形式を変えられます。好みはありますが、「チップ」よりも「矢印」の方が見やすいでしょう。

    問い合わせ日時の入力には「有効な日付」を

    問い合わせ日時の入力には「有効な日付」を設定するのがおすすめです。「有効な日付」が設定されたセルをダブルクリックすることで、カレンダーから日付を選択できるようになります。手打ちよりも入力がスムーズで、ミスタイプも防ぎやすいでしょう。

    【有効な日付の設定方法】

    1. 問い合わせ日時の列を全選択する(たとえばB列が問い合わせ日時なら、シート上部のBをクリックする)
    2. 右クリックでメニューを呼び出し、「データの入力規則」をクリック
    3. シート右側に表示されたメニュー内の「条件」から、「有効な日付」をクリック

    テキストの折り返しや切り詰めで見やすく

    Excelのセル内に入力されたテキストが、そのセルの幅よりも長くなると、テキストがセルをはみ出したりセル内で改行されたりします。特に「具体的な問い合わせ内容」や「引き継ぎメモ」などの自由入力欄は、テキストがセルをはみ出すことが多いでしょう。

    セルをはみ出すテキストの表示形式には、「はみ出す」「切り詰め」「折り返し」の3つがあります。「折り返し」だとセル幅に合わせてテキストが折り返され、全文が表示されますが、行ごとの高さがバラバラになり視認性が落ちるでしょう。

    基本的には「はみ出す」「切り詰め」のどちらかがおすすめです。

    この設定は、シート上部のメニューに表示されたアイコンから行えます。

    スプレッドシートのはみ出しテキストの表示設定
    はみ出しテキストの表示設定

    期間ごとにタブを分けよう

    問い合わせ管理をExcelで行うなら、期間ごとにタブを分けるのがおすすめです。1つのタブに全期間の問い合わせが集約されていると、シート内の情報が膨大となり視認性が落ちてしまいます。

    期間は1ヵ月・四半期・半年など自由に設定して構いませんが、あまり量が膨大にならない範囲に収めましょう。入力項目やプルダウン、有効な日付などの設定を済ませたテンプレートを作成し、コピーを作ると簡単に新しい期間のシートを作れます。

    スプレッドシートのテンプレートからコピーを作成
    テンプレートからコピーを作成

    フィルタを使いこなそう

    Excelにはフィルタ機能があり、特定のテキストが入力された行だけを表示(抽出)できます。たとえばステータスが「対応中」や「エスカレーション」のセルだけを抽出すれば、対応の漏れを防ぎやすくなるでしょう。

    【フィルタの設定方法】

    1. 問い合わせ項目が入力された行(画像なら2行目)をクリックし全選択
    スプレッドシートのフィルタ設定前
    フィルタ設定前
    1. 抽出したい項目(画像ならステータス)のあるセルのフィルタボタンをクリック
    スプレッドシートの表示項目を設定
    表示項目を設定
    1. 表示したい項目(画像なら対応中とエスカレーション)を選択し、OKボタンをクリック
    スプレッドシートのフィルタ設定後
    フィルタ設定後

    運用ルールを決め、定期的に改善しよう

    Excelで問い合わせ管理表を作ったら、運用ルールを決め、それに沿って使うよう全従業員に徹底させましょう。ルールを無視してしまうと、フィルタや検索などの機能が正しく機能しなくなり、対応の抜け漏れが起こりやすくなってしまいます。

    Excel管理表を使っていくうちに「この項目はいらないのでは?」「こうしたらもっと使いやすくなりそう」などがわかってくることもあります。現場の声も吸い上げながら、定期的にシートと運用ルールを改善し、より使いやすい管理表へとブラッシュアップしていきましょう。

    Excelで問い合わせ管理表を作るメリット

    Excel系の表作成ソフトは無料で使えるものも多く、カスタマイズ性も高いです。専用システムではなくExcelを使う2つのメリットについて解説します。

    費用がかからない

    Excelで問い合わせ管理表を作れば、基本的に費用はかかりません。MicrosoftのExcelには費用がかかりますが、導入済みなら追加費用はかかりません。MicrosoftのExcelを使っていないなら、無料で使えるGoogleスプレッドシートがおすすめです。

    自由にカスタマイズできる

    Excel系の表作成ソフトはカスタマイズ性が高く、入力項目やプルダウンなどの設定はもちろん、関数なども自由に使えます。

    先述した設定のほかにも「行や列の固定」「テキストやセル背景の色分け」などが自由にでき、自社にとって使いやすいシートへとブラッシュアップしていけるでしょう。

    Excelで問い合わせ管理表を作るデメリット

    Excelで問い合わせ管理表を作り、運用することはできますが、それはあくまでも規模が小さいうちだけでしょう。Excelで問い合わせ管理表を作るデメリットを3つ紹介するので、Excelと専用システムのどちらを使うかの参考にしてみてください。

    サイズが大きくなるほど動作が重くなる

    Excelで問い合わせ管理表を作る1つ目のデメリットは、「サイズが大きくなるほど動作が重くなる」ことです。Excel内の情報が多くなるほどファイルのサイズは大きくなり、動作も重くなっていきます。

    サイズが大きくなりすぎないよう、最低でも1年ごとに新しいシートを作成するといいでしょう。

    セキュリティリスクが高くなる

    Excelで問い合わせ管理表を作る2つ目のデメリットは、「セキュリティリスクが高くなる」ことです。Excelはメールやチャットなどで簡単に共有できますが、だからこそ不正利用や情報漏えいのリスクも高くなります。

    共有時に正しい宛先を入力できているか、閲覧権限を適切に設定できているかなどを確認しましょう。

    機能や操作性に限界がある

    Excelで問い合わせ管理表を作る3つ目のデメリットは、「機能や操作性に限界がある」ことです。Excelには先述したようなさまざまな機能がありますが、これらを使いこなすにはある程度の知識と慣れが必要です。

    フィルタや検索などの機能はありますが、専用の問い合わせ管理システムの方がその機能性は高いでしょう。

    Excelよりも問い合わせ管理システムがおすすめなケース

    Excelにはセキュリティや機能・操作性に限界があります。Excelの問い合わせ管理表を共有し、同時に使う人数が増えるほど、使いづらさを感じるようになるでしょう。

    そこでおすすめなのが問い合わせ管理システムです。問い合わせ管理専用に開発されたシステムであるためExcel以上に機能が充実しており、操作もしやすいです。

    サポートチームの規模が小さい、問い合わせ数が少ないうちはExcelの問い合わせ管理表を使い、規模が大きくなってきたら問い合わせ管理システムに乗り換えることをおすすめします。

    Excelと同じく無料で使える問い合わせ管理システム5選

    formrun(フォームラン)

    formrun(フォームラン)
    formrun
    • 設置まで約5分!
    • 豊富なテンプレート
    • 問い合わせをチームで管理

    formrunは、エンジニアいらずで問い合わせフォームが設置できる無料メールフォーム作成ツールです。フォームに関わる業務を一元管理できます。

    40種類以上のテンプレートの中からデザインを選択し、テキスト入力するだけで簡単にフォーム作成できます。さまざまな業務・業種に合わせ、サイトデザインを邪魔しない問い合わせフォームの設置が可能です。

    問い合わせは、未対応・対応中など、ステータス別に一元管理できます。問い合わせ内容を確認しながらメールの送受信や対応履歴のメモの確認、外部アプリへの通知などチームで問い合わせを管理することも可能です。

    formrun(無料)初期費用月額料金主な機能
    FREE要問い合わせ0円フォーム作成数1個(期限なし)/回答データ数(無制限)/チームメンバー数1名
    添付ファイルの保存容量(100MB)/個別メール送信数(月10通)
    BEGINNER要問い合わせ3,880円フォーム作成数5個/回答データ数(無制限)/チームメンバー数2名
    添付ファイルの保存容量(5GB)/個別メール送信数(月250通)/自動返信メール
    フォーム送信前の確認画面表示/formrunクレジット非表示
    BEGINNER要問い合わせ12,980円フォーム作成数50個/回答データ数(無制限)/チームメンバー数5名
    添付ファイルの保存容量(10GB)/個別メール送信数(無制限)/自動返信メール
    フォーム送信前の確認画面表示/formrunクレジット非表示/一斉メール配信(従量課金あり)
    Googleアナリティクス連携
    PROFESSIONAL要問い合わせ25,800円フォーム作成数無制限/回答データ数(無制限)/チームメンバー数10名
    添付ファイルの保存容量(30GB)/個別メール送信数(無制限)/自動返信メール
    フォーム送信前の確認画面表示/一斉メール配信(従量課金あり)/Googleアナリティクス連携
    CSVエクスポート/独自ドメインのメールアドレス設定/Salesforce連携(10フォームまで) など
    formrunの料金・主な機能

    formrun公式サイト

    Re:lation

    Re:lation
    Re:lation
    • マルチチャンネルを集約
    • 問い合わせ管理に特化した独自システム
    • 高セキュリティ機能

    Re:lationは、メール・LINE・電話など(2023年4月時点で10種対応)複数チャンネルへの問い合わせを一画面に集約し、複数のユーザで共有・管理できます。対応状況を同じ画面でステータス別に確認できるので、二重返信や対応漏れを防止します。

    AIが最適な返信用テンプレートを推薦する「AIレコメンド」や送り忘れを防止する「予約送信」など、独自機能が豊富です。自社に合わせてカスタマイズした問い合わせ管理システムが手軽に低コストで導入可能です。管理情報を守る堅牢なセキュリティと安定した稼働を実現する機能で、安心して運用できます。

    Re:lation初期費用月額料金主な機能
    フリープラン0円0円問合せ管理 など
    有償プラン15,000円~12,800円~問合せ管理 など
    Re:lationの料金・主な機能

    Re:lation公式サイト 

    Tayori

    Tayori
    Tayori
    • カスタマーサービスに必要な基本機能4つを一元管理
    • 手軽に導入できるから少人数でもコア業務に集中できる
    • テンプレートが充実しているので誰でも簡単に作成

    Tayoriは「フォーム・受信箱」「チャット」「アンケート」「FAQ」の機能を提供するカスタマーサポートツールです。

    手軽に導入でき、少人数の企業やちょっとした業務でも誰もがすぐに使い始めることができる小回りの利くサービスです。

    フォームやアンケートには、カスタマイズもできるテンプレートを多数用意しているので専門知識がなくても簡単に設置ができます。チャットは、フォームやFAQと連携表示が可能です。このほか、問い合わせ管理システムに必要な機能も充実しています。

    Tayori初期費用月額料金主な機能
    フリープラン要問い合わせ0円フォーム(1つまで)/FAQ(1つまで)/アンケート(1つまで)
    利用ユーザー1人 など
    スタータープラン要問い合わせ3,400円フォーム(3つまで)/FAQ(3つまで)/アンケート(3つまで)/チャット(1つまで)
    利用ユーザー3人 など
    プロフェッショナルプラン要問い合わせ7,400円フォーム(無制限)/FAQ(無制限)/アンケート(無制限)/チャット(3つまで)
    利用ユーザー10人 など
    Tayoriの料金・主な機能

    Tayori公式サイト

    Stock

    Stock
    Stock
    • 初期費用なし無料で試せるフリープラン
    • 使いやすさ重視のシンプル設計
    • アクセス性の高さと外部連携で業務効率化

    Stockは、初期費用なし・無料で試せるプランもある情報共有・タスク管理ツールです。企業の規模や業務量に関係なく気軽に導入することができます。

    とにかくシンプルな操作性とUIにこだわり、最低限の機能に絞りこむことで、簡単にチーム情報をストック・管理・共有ができます。タスクやチャット、外部ツールとStockを紐づけて一元化することで、さらに情報管理の精度を上げることができるでしょう。アクセス性の高い情報管理ツールで情報を共同管理すれば、問い合わせ状況が可視化され対応漏れ防止や業務効率化が目指せます。

    Stock初期費用月額料金主な機能
    ビジネスフリープラン0円0円ノート数(累計20)/メンバー数(5人まで)/ストレージ1GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    ビジネス50円2,900円ノート数(無制限)/メンバー数(5人まで)/ストレージ30GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限
    バックアップデータ保持/2段階認証 など
    ビジネス100円4,480円ノート数(無制限)/メンバー数(10人まで)/ストレージ80GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限
    バックアップデータ保持/2段階認証 など
    ビジネス200円7,480円ノート数(無制限)/メンバー数(20人まで)/ストレージ150GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限
    バックアップデータ保持/2段階認証 など
    ビジネス30~0円12,400円~ノート数(無制限)/メンバー数(30人~)/ストレージ250GB~
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限
    バックアップデータ保持/2段階認証 など
    エンタープライズフリープラン0円0円ノート数(累計20)/メンバー数(5人まで)/ストレージ1GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/制限メンバー
    エンタープライズ50円4,800円ノート数(無制限)/メンバー数(5人まで)/ストレージ100GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/誤削除防止機能
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限/モバイル端末制限
    バックアップデータ保持/データエクスポート/2段階認証/利用状況レポート など
    エンタープライズ100円9,800円ノート数(無制限)/メンバー数(10人まで)/ストレージ200GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/誤削除防止機能
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限/モバイル端末制限
    バックアップデータ保持/データエクスポート/2段階認証/利用状況レポート など
    エンタープライズ200円19,800円ノート数(無制限)/メンバー数(20人まで)/ストレージ400GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/誤削除防止機能
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限/モバイル端末制限
    バックアップデータ保持/データエクスポート/2段階認証/利用状況レポート など
    エンタープライズ30~0円29,800円ノート数(無制限)/メンバー数(30人まで)/ストレージ600GB
    テンプレート(無制限)/メール自動転送機能/誤削除防止機能
    誤削除防止機能/情報アーカイブ/閲覧のみ権限/モバイル端末制限
    バックアップデータ保持/データエクスポート/2段階認証/利用状況レポート など”
    Stockの料金・主な機能

    Stock公式サイト

    チャネルトーク

    チャネルトーク
    チャネルトーク
    • 業界トップクラスの導入実績
    • 複雑化するコミュニケーションにも対応
    • システムを簡単カスタマイズ

    チャネルトークは、60,000社以上(2023年4月現在)が利用するチャットツールです。チャットボット・CRMマーケティング・顧客の声のレポーティングなど豊富な機能でなまざまなシーンでの活用可能です。

    多様なコミュニケーションを必要とする顧客対応を一元管理することで、必要な顧客対応を見極め、企業が求める接客ツールのシステムを誰でも簡単に構築できます。顧客は気になっていることをスピーディに問い合わせでき、顧客満足度向上を実現します。結果としてLTV(Life Time Value)を伸ばすことに繋がるでしょう。

    チャネルトーク初期費用月額料金主な機能
    無料プラン要問い合わせ0円社内チャット/接客チャット/SNS連携
    要問い合わせ3,000円~社内チャット/接客チャット/SNS連携
    顧客情報の閲覧及び管理/チャット履歴の保存が無制限/オプション機能 など
    チャネルトークの料金・主な機能

    チャネルトーク公式サイト

    初期の問い合わせ管理はExcelテンプレートで、限界を感じたらシステムを導入しよう

    サポートチームの人数や問い合わせ数が少ないうちなら、Excelでも問題なく問い合わせ管理ができるでしょう。しかし、自社やサービスの規模が大きくなるにつれて、Excelでの管理に限界を感じるようになるはずです。

    初期の問い合わせ管理はExcelテンプレートを使いながら、運用状況に合わせてカスタマイズしていくのがおすすめです。

    Excel管理に限界を感じたら、早めに問い合わせ管理システムを導入しましょう。問い合わせ対応のスピードや品質は顧客満足度にダイレクトにかかわる部分であり、ここを疎かにするのはよくありません。

    本記事で紹介したツールの中に気になるものがあったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。公式サイトを見てわからないことがあったら問い合わせをして、不明点や疑問点をなくしてから導入するかどうかを決めてください。

  • 代金回収とは?回収の5つの方法と、代金回収サービスのメリット・デメリットを解説

    代金回収とは?回収の5つの方法と、代金回収サービスのメリット・デメリットを解説

    代金回収とは?

    代金回収とは商品やサービスの提供前後に、その分の代金を回収することです。たとえばECサイトで注文を受けた後、コンビニ払いや口座振込で代金回収をした後に商品を発送したり、電気料金を使用量が確定した後に回収したりがこれにあたります。

    収納代行との違い

    収納代行とは、コンビニエンスストアや一部のスーパー・ドラッグストアなどで、商品の購入代金やサービスの利用料金を支払う方法です。電気やガスなどの公共料金を払込票で支払う、ECサイトでの購入代金をオンライン支払い番号で支払うなどがこれにあたります。

    収納”代行”とあるように、専門業者が代金回収を代行するのがこのサービスです。代金回収にも代行サービスはありますが、自社で行うこともできます。

    また、収納代行での代金回収は先述の通り、払込票やオンライン支払い番号を使います。一方、代金回収には口座振込・振替やクレジットカードなどさまざまな方法があります。

    現金払いでは代金回収は不要

    代金回収はECサイトや後払い式のサービス、企業間取引などで主に必要になります。たとえば実店舗での現金払いなど、その場で代金の受け渡しが行われるケースでは、代金回収は必要ありません。

    代金回収の方法

    代金回収の主な方法は4つ、「払込票」「口座振込」「口座振替」「クレジットカード」です。また、代金回収を代行してくれるサービスもあります。これらの方法について詳しく解説します。

    払込票

    代金回収の1つ目の方法は「払込票」です。支払い用のバーコードが印刷された圧着ハガキをユーザーに郵送し、コンビニエンスストアや一部のスーパー・ドラッグストアなどで支払ってもらいます。先述の通り、収納代行で主に使われる代金回収方法です。

    払込票の発行・郵送には時間がかかり、使用期限を過ぎたら使えなくなることもあります。この場合、再発行・再発送が行われます。そのため、代金確定から代金回収までに時間がかかり、前払いには向いていません。

    一方、「クレジットカードを持っていなくても利用できる」「銀行口座の登録や手続きが不要」などのメリットがあり、誰でも手軽に利用できる方法といえます。

    主に後払い式のサービスで利用される代金回収方法で、特に電気やガスなどの公共料金、インターネット回線費の支払いなどに利用されています。

    口座振込

    代金回収の2つ目の方法は「口座振込」です。ユーザーは事業者が指定した銀行口座に、指定された金額を振り込みます。最近ではインターネットバンキングを使い、窓口やATMに行くことなく支払いを済ませることもできます。

    銀行口座はクレジットカードと異なり、いわゆるブラックリスト状態の人や未成年など、ほとんどすべての人が持つことができます。銀行口座を作れないのは口座売買などの犯罪行為を行った場合くらいです。

    銀行を介するため信頼感があり、クレジットカードやWebでの決済に不安を感じる高齢者などでも使いやすいでしょう。ほとんど誰もが利用できる支払い方法であり、ターゲット層を広げたいときに有効です。

    主に前払いでの代金回収、払込票の使用期限が過ぎたときの代替手段などに利用されています。

    口座振替

    代金回収の3つ目の方法は「口座振替」です。ユーザーが指定した銀行口座から代金を自動的に引き落とす方法で、特に継続課金制のサービスでよく利用されています。

    先述の通り、銀行口座はほとんど誰でも持つことができ、支払い方法としての信頼感も厚いです。指定した金額を指定した日に自動で引き落とすため、ユーザーには支払いにいく手間がな、事業者には支払い忘れによる未回収を防ぎやすいメリットがあります。

    指定した口座の残高が不足している場合は引き落としがかかりませんが、この場合も後日2~3回の再引き落としがかけられます。

    払込票と並び、電気やガスなどの公共料金の代金回収に古くから使われてきた方法です。

    ただし、口座振替の登録には数週間~2ヵ月ほどの時間がかかります。

    クレジットカード

    代金回収の4つ目の方法は「クレジットカード」です。代金をクレジット会社に立替払いしてもらう方法で、ユーザーは一定期間内の利用金額を、後日まとめてクレジット会社に返済します。

    ユーザーにとってのメリットが多い代金回収方法で、具体的には「ポイントが付く」「手元に現金がなくても利用できる」「分割払いができる」などが挙げられます。

    そのため、代金回収方法にクレジットカードを導入することは集客強化に有効です。分割払いで支払い負担を分散できるユーザーにとってのメリットは、事業者にとっての高額商品を販売しやすくなるメリットにつながります。

    口座振替と比べて手続きに時間や手間がかからないのも大きなメリットです。

    代金回収サービス

    代金回収サービスとは、本来事業者が行うはずの代金回収業務を代行するサービスです。払込票の発行や郵送、クレジット会社や銀行などの金融機関との手続き・管理などを代行してもらえます。

    金融機関との契約を一本化したり、回収業務を代行してもらったりと、業務負荷や未回収リスクを軽減するメリットがあります。これらのメリットについては、次から詳しく解説します。

    代金回収サービスを活用するメリット

    代金回収サービスを活用することで事業者にどんな恩恵があるのか、3つのメリットを紹介します。

    業務負荷や人的コストの削減

    代金回収サービスを活用する1つ目のメリットは、「業務負荷や人的コストの削減」です。

    代金回収サービスを利用することで、払込票の発行・郵送や口座振替の登録手続きなどの業務を外部委託できます。自社で行う業務が少なくなり、その分の人件費を削減したり、従業員をほかの重要業務に集中させたりできるでしょう。

    契約や管理システムを一本化できるのも大きなメリットです。

    複数の銀行やクレジット会社と自社で直接契約を結ぶとなると、契約や審査などの手続きを各社個別に行わなければなりません。管理システムも各社異なり、たとえば10社と契約するなら、10の管理システムの使い方を覚えなくてはなりません。

    代金回収サービスを使えば金融機関との契約を代行会社に委託でき、契約を一本化できます。複数の金融機関をまとめて管理できる自社専用のシステムも提供され、従業員は1つのシステムの使い方を覚えるだけで済むようになります。

    未回収リスクの軽減

    代金回収サービスを活用する2つ目のメリットは、「未回収リスクの軽減」です。

    代金回収サービスの中には未回収保証付きのサービスもあります。このようなサービスを利用すれば、未回収リスクを限りなくゼロにできるでしょう。

    未回収保証がなかったとしても、請求や督促などの業務は代行会社に任せられます。代金回収の遅れや未回収により業務負荷が増えることはありません。

    入金サイクルがわかりやすくなる

    代金回収サービスを活用する3つ目のメリットは、「入金サイクルがわかりやすくなる」ことです。

    複数の方法、複数の金融機関で代金回収を行う場合、方法・金融機関ごとに入金サイクルはバラバラになってしまいます。従業員はサイクルがバラバラの入金日を把握し、確認・管理をしなければなりません。

    代金回収サービスを活用することで、バラバラの入金日を一定のサイクルにできます。代行会社が回収した代金は、その会社の入金サイクルに合わせて自社に入金されるからです。

    代金回収サービスを活用するデメリット

    代金回収サービスを活用するデメリットは、「費用・手数料がかかる」ことです。

    代金回収サービスの導入時には初期費用や専用システムの構築・設定料などがかかることがあります。また、運用中にはシステム利用料をはじめとする月額料金、決済のたびに発生する手数料などがかかります。

    ただ、代金回収サービスを利用することは業務効率化につながり、ひいては人件費削減にもつながります。

    サービスの利用コストと導入による経費削減効果を天秤にかけ、よりお得な方を選びましょう。

    代金回収サービスの選び方は?コスト削減とリスクヘッジの両面をチェック

    代金回収サービスを活用することで業務の効率化や負荷軽減が実現できるでしょう。未回収リスクも軽減できます。サービスの導入にはコストがかかりますが、未回収による損害と人件費の両方を削減でき、トータルで見れば経費削減になることも多いです。

    そのためには、自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。代金回収サービスは、次のような観点から選びましょう。

    • どんな決済方法に対応しているか
    • サービス・サポートの範囲
    • 料金の額と形態
    • 上場企業や同業種での導入実績
    • システムや管理画面の使いやすさ
    • セキュリティ など

    各選定ポイントについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。業種ごとのおすすめサービスも紹介しているので、代金回収にリソースやコストがかかっている企業はぜひ参考にしてください。

    代金回収代行サービスとは|比較33選・メリット・手数料・売掛金&債権業者の選び方・金融機関の違い